様々な規制の中で様々な表現にも抑制がかかり、我慢の続いた3年間。
特に当初から騒がれてしまったライブという形態の音楽には、演者側にもオーディエンス側にも、苦しく、難しい時期が続いたことは容易に想像出来ます。

そしてやっと、ついに、それでもまだ少しずつですが、感情を表に出すことの制約から解き放たれてきたことで、音楽に限らずですが、本来のライブという形を取り戻してきているように思います。

6月。これまでも何度かLamps Lodgeでもライブ演奏をしてくれた友人、東田トモヒロさんのライブが山梨市牧丘に一昨年オープンしたキャンプ場「7inch CAMP」で行われました。
アットホームな手作りのキャンプ場。レコードのEP盤のサイズを示す名前。オーナーが一生懸命準備してくれたステージ。梅雨の合間の晴天。そこに集まった人達。
色んな要因の波動が重なって、演奏はその波に乗ってみんなに届き、受け止めた身体は自然に動き出し、歓声がまた大きな波を作っていくような、、。

ライブが戻ってきたな、、と。

いろいろな思いを噛み締めながら、嬉しく楽しい時間を過ごすことが出来ました。

翌週末は近くの富士見高原で更に大きなフェス「THE CAMP BOOK」が開催されました。
2019年に富士見高原での第1回目が開催されたのですが、その後コロナ禍による中止や規模縮小、規制下での開催と続き、運営側に知り合いの出来た自分にもずっと気になっていたキャンプベースのフェス、やっと今年は元の形に戻れそうで、楽しみになっていました。
これまで毎年同じ時期にトレランのイベントを抱えていたので、行くことが出来ずにいましたが、今年は前日(晴れ)と最終日(小雨)の2回、会場へ。その雰囲気を楽しんできました。

この時期に行なっているイベントなので期間中の雨は免れず。きっとそれも承知の上で参加しているキャンパー達。
子供達は雨の中でも楽しそうに走り回り、いい雰囲気でした。
3つのステージでは音楽が始まれば自然に人が集まり、アーチストも力の入った掛け声に歓声が上がります。

やっぱりこれがあってのライブだなとヒシヒシと感じます。
歓声って何度も書きながら、みんなの笑顔や嬉しそうな声が浮かびます。いい言葉ですね。

さて、6月の最後を締めくくるのはホームLamps LodgeでのBAR LIVE。
デビュー前から付き合いの長いバンバンバザールが初登場。確か福島くんのお爺さんは山梨県。
積もる話は置いておき、ライブを存分に楽しみ、よろこびのこえを上げたいと思います。ぜひ皆さんもご参加くださーい!

「バンバンバザール 古いライブ様式2023 小淵沢編」
今宵のメンバー:福島康之(G, Vo)、下田卓(Tp)、丸山朝光(Banjo)
2023年6月30日(金)
Lamps Lodge ~BAR~
OPEN 18:30 / START 19:00
LIVE CHARGE: ¥3500 *ほか飲食代別途
以下までご予約をお願いします。
電話 0551-36-3556 / メール info@lampslodge.com
*宿泊のご予約は別途ご予約が必要です。詳しくはお問合せください。