10月1日、馬術競技場で第一回八ヶ岳笠懸(かさがけ)競技大会が開かれました。
普段は洋式の馬術競技大会が開かれている馬術競技場の中で唯一和式の競技会。和式馬術も知りませんし、「流鏑馬」と「笠懸」の違いも分かりませんが、とにかく可愛い木曽馬に会いに行こうと覗きに行ってきました。
主催は山梨県鳴沢村の紅葉台木曽馬牧場。これまで夏のホースショーinこぶちさわの中で流鏑馬の妙技を見せてくれていた牧場です。

午前中は和式の馬場馬術競技が行われていました。
参加者の皆さん、衣装もそれぞれで見た目も華やかです。鞍やあぶみ、手綱もブリティッシュやウエスタンなど洋式の馬術で使われているものとは全然違い、見るもの、挙動ひとつひとつに興味も尽きません。

とにかく可愛い和種の馬たちです。

午後になっていよいよ笠懸と呼ばれる流鏑馬のような競技が始まりました。結局それぞれの違いを分からずに帰ってきてしまいましたが、馬上から矢を放つものに変わりはありません。流鏑馬には流派があるように格式的で武道的な感じを受けますが、笠懸はより自由度の高い実践的なもののようです。

小さな和種馬といえど、目の前を疾走するので大変な迫力があります。
その疾走する馬の上で、身体を崩さず矢を射る姿にただ惚れ惚れ。

演目で見る流鏑馬も素晴らしいですが、こうして競技会として見れると、その馬術や、それぞれの違いなどが見えて、さらに深く興味も湧いてきます。

紅葉台木曽馬牧場では体験も行っているようです。
和式乗馬。ぜひいつか体験してみたいものです。