9月の終わり、束の間の仕事の隙間に家族4人が揃うことが出来ました。
動ける時間は8時間程度。息子2人と私は元気ながら妻は夏の疲れでリフレッシュはしたいもののハードな事はしたく無い。周辺は生憎の曇りと雨の予報。

さて、どこに行こう?

6月から暑さが続いた今年の夏は9月後半になっても衰えを知らず。流石に暑さ疲れもあって、やはり涼しい所へという考えは頭を離れず。なるべく標高の高いところへ、お気楽に行けて、景色が良くて、行った事のないトコで、、、

そんな山がありました。乗鞍岳。

雨とはいえ小雨だったこともあり、決行です。

小淵沢を出発して1時間30分ほどで乗鞍高原観光センターに到着。すぐにシャトルバスに乗り換え50分で標高2702m、日本で一番標高の高いバスターミナル、畳平に到着しました。
なんと雨は上がっていて、強い風にどんどんと雲は流され、合間に晴れ間が覗きます。
が、しかし気温は5°!想像を超える涼しさ(寒さ?)です。

予報は雨だったと思うので、思いのほか人も無く、家族4人でのんびり主峰剣ヶ峰(3,026m)を目指して山歩き。久しぶりに家族での会話もたっぷりと、合間合間に絶景も楽しむことが出来ました。

時期がら雪渓も無く、池の水量も少なく、お花畑も無く、でしたが、結局終始雨も無く、ほぼ晴れの天気に何もいう事はありません。

昔から、いつかいい時期に行ってみようという場所のひとつではありましたが、標高2700mまでバスで行けてしまうこともあって後手後手に回っていた所でもありました。しかし下から吹き付ける強風は標高3000mのそれを感じ、周囲に見える山々は名峰ばかり。意外に疲労もあって(笑)4時間弱の滞在でしたが(寒かった事もあり)十分満足の1日になりました。

帰ってきて翌日辺りから気温も急降下。朝晩が急に涼しくなりました。
気がつけばもう10月。今年は短い秋になりそうです。