最近は少しずつ国産ワインへの注目も集まっているように感じます。
雑誌やメディアで取り上げられることも少なくなくなりました。
それは偏に今国内のワイナリーさんたちが頑張っている努力の賜でしょう。
相変わらず厳しいコストの悩みの中で、今国内のワイン生産者達は本当においしい葡萄を作ろうと頑張っています。そのことが各方面からやっと評価されてきたのだと思います。
国内ではまだ何もしていない葡萄の実よりも、同量の醸造され樽詰めされた輸入原酒の方が安いそうです。
まして国内消費ワインのほとんどはフランス、チリ、ドイツ産なので、コストを下げるには輸入ワインをブレンドするのが一番簡単な方法。しかしそれでは日本が世界で勝負できるワインは作れない!とあえてコストを度外視しおいしい葡萄作りからこだわって頑張っている訳です。
海外からの評価も高まり輸出されているものもありますが、日本で¥3000のものは輸出すると¥5000ぐらいになってしまい、例えばフランスでその値段のワインはウルトラプレミアム級の価格帯になってしまい、勝負するには難しいものだそうです。それでも日本のワイン向上のために頑張っているそうです。
今日は日本一のワイン生産地勝沼から「グレイスワイン」ブランドで国内産ワインにこだわる中央葡萄酒さんのワイナリーにお邪魔しました。
昨年輸入して入れ替えたという巨大な貯蔵タンクが立ち並ぶ様は圧巻でした。
国産ワイン、おいしいですよ。