猛暑が続く中での開催となった今年のホースショーinこぶちさわ。
朝から容赦なく照りつける太陽も、夕方には怪しい雲行きの空に。
開会式が終わり、淵の音太鼓演奏の終わる頃にはポツポツと・・・。
過去に一度、夕立となって太鼓の演奏だけがキャンセルとなったことがあったそうで、しかしその頃にはまだ太鼓を片付けながら、何とか天気も持って良かったなどと話をする余裕もある天気でした。
続いて行われたホースショーのメイン、馬と騎手達の見事なショーは無事進行し、ハイライトの火の輪くぐりも終わり終盤になった頃、雨はやってきました。
四方八方で稲光。花火の上がる前の空が、ピカピカと光ります。
急いで宿に戻り、さて花火はどうなることだろうなどと話し合っていると「ドンッ」と一発目の花火が打ち上がりました。
花火と稲妻の競演。
自然と人工の音と光の珍しい共演の光景が小淵沢の空に映し出されました。
雨足はさらに勢いを増し、土砂降りとなった中にもそれは続き・・・
雨でも花火は見れるんですね。
風は無かったものの、もの凄い雷と雨の中の花火大会。
花開いた花火の「ジュッ、ジュッ」と雨に消される火の音までもが響いてきます。
みんなびしょ濡れになりながら、最後まで珍しいこの日の夜を過ごすことになりました。
何とも凄かった今年のホースショーの締めくくりでした。