ここ小淵沢の「篠原」地区では毎年9月に、「開拓祭」なる地域のお祭りがあります。
その名の通り、戦後間もなく始まったこの地区の開拓の苦難を後世に伝え、先人達への感謝を祝いとした小さなお祭りです。
それは敬老の日でもあるので、いつも篠原では公民館での敬老の祝いに、町を歩く子供たちの神輿がメインイベント。
今年は子供神輿も距離を伸ばし、篠原地区の丁度端となるLampsLodgeが折り返し地点となりました。
人口600人余りの小さな地区ながら、少しずつ増えている住人たち。中でも今年は30人以上の子供たちが集まり、その数にみんなびっくりしているようでした。まだこの神輿に参加していない子供たちもいるので、本当に子供たちの多い地区となっているように感じます。
小さな御神輿を担いで(触って・・)沢山の距離を元気よく歩く姿にみんな笑顔。終点の公民館では敬老のお祝いのおじいちゃん、おばあちゃんたちが出迎えてくれます。そして頑張ったご褒美はおいしい食事。
3年目にしてやっと参加させて頂きましたが、とても暖かいお祭りでした。
形は変わってもいつの時代も必要な「開拓者精神 frontier spirit」を教えてくれるのです。