宿の玄関アプローチに悩んで早7年(笑)寒冷地ともなると芝や植物の維持、そして地面の凍土と悩みどころが多く、ずっと様子見をして時間ばかり過ぎてしまいましたが、辿り着いた先は結局荒治療の大冒険。
重い石も厚いブロックも枕木も軽く持ち上げてしまう凍土。特にロッヂのアプローチは北向きの上に冷たい北風の通り道。降った雪は周辺でも最後まで残る寒い場所。今までは砂利でしたが、霜で上がった土に埋もれて毎年入れ替えないとならない始末でした。
本当は一回全部掘って地面を作り替えなければならないのでしょうが、そんな気にもならず。
重い物でもどうせダメならば手軽にメンテナンス出来るものに変えてしまえ!ということで、小淵沢の石屋さんのアドバイスも頂いて石を敷き詰める事に。今まで御影石ばかりに目が行っていましたが、聞いてみれば付近は鉄平石なる石の産地。それも諏訪と佐久でタイプ(色目)の違うものがあるらしい。しかも手頃なお値段。即決です(笑)。
今回はグレーが基調の諏訪鉄平石を選びました。思ったよりも洋風にマッチ。とにかくスッキリ出来たので今のところかなりの満足感。
今年は様子見で敷き詰めた砂の上に並べただけですが、何年か様子を見て今後の展開を考えます。さて冬、どうなることやら。