小淵沢の練り込み囃子

「柄付け太鼓」と呼ばれるその名の通り柄の付いた片手で持てる太鼓を持って、お囃子をバックに振りを舞いながら太鼓を叩き練り歩く練り込み囃子。祭りといえば神輿、最近ではよさこいも盛んな全国の祭りの中で、まだまだ練り込み囃子はマイナーな存在なのかも知れませんが、全国様々な所でこの「練り込み囃子」なるもの、行われているのです。

小淵沢で地元に帰って来る人を迎えるべく立ち上げられたお盆の「すずらん祭り」。ここでももう十数年来続けられている祭りの花形がこの練り込み囃子。
坂道の駅前商店街を練り歩くことを念頭に作られたと言う小淵沢オリジナルの振付けに太鼓。
田舎の商店街の小さなお祭りはホースショーの陰に隠れてちょっと目立ちませんが、町の沿道を飾る提灯や祭り囃子、お盆の時期など、昔ながら、夏祭りならではの雰囲気に楽しみにしている人も多いお祭りでしょう。

いつもの誘い文句、

ホースショーが見て楽しむお祭りなら、すずらん祭りはぜひ参加して楽しみましょう!

と、練り込み太鼓に今年も沢山の人が参加してお祭りを盛上げました。

暑い中、太鼓を叩き、振りをしながら坂道を歩き続けるのは大変な事ですが、沿道の皆さんの応援や笑顔の中を歩いていると疲れも吹き飛びます。いつしかそれも心地よい疲労に変わり、自然に楽しくなっている頃には声も大きく、振りも大きくなっているのです。小さな子供達からおじいちゃん、おばあちゃんまで、休憩を挟みながら2時間以上を今年も完走!気持ちいい充実感、おいしいビール、地元の人も移住の人も観光客もみんなの沢山の笑顔、笑顔。

あ〜今年も楽しかった!

記念写真!とデジカメを取り出したら軽い!何とバッテリー忘れ。
写真をお持ちの方、ぜひ送って下さいな。

宿泊のお客さんも応援有り難うございました。
そう、宿は女将に任せっきりの毎年この日でございます。

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