サントリーウィスキーが厳選されたモルトウィスキーを樽ごと販売する「The Owner’s Cask」。北杜市の白州蒸留所でもいくつかの樽が販売されましたが、数百万から2千万円超するこのモルト原酒樽も残り僅かなようです。もともとおいしい日本ウィスキーを代表する「白州」や山崎蒸留所の「山崎」。その蒸留所のモルト原酒をカスク(水で全く薄めずにそのままで)で手に入れられるのはウィスキー通にはたまりません。高嶺の花と思っていましたが、山梨県卸酒販組合の限定品としてその中から選ばれた樽のボトル詰め予約があり、遂にその中の1本がBarに入荷しました。
もう少しボトルで寝かせておこうかとも思いましたがやっぱり無理。早速頂いてみればホワイトオークの樽の香りにしっかりと付いた琥珀黄金色。甘い香りながらすっきりと口に入ると60度近いアルコールがギュっと身体を熱くします。14年物と今回販売された樽の中では比較的新しい樽ですが、そのバランスは見事。流石!日本のウィスキーのおいしさを再認識出来ます。
是非お早めにどうぞ。
1993年白州蒸留所 カスクNo.3F40487 総151本の中のNo.100です。
オーナーズカスク