原村3往復

週末は良く晴れました。連休ともあって各所例年以上の賑わいに。
気持ちのいいドライブがてら原村の自然文化園で行われていたクラフト市を覗きましたが、ここも例年以上の車の数にびっくり。子供達はクラフト市そっちのけでアスレチックや自転車、パターゴルフと駆け回っていました。
その帰りに久しぶりのカナディアンファームに寄ってみました。相変わらずの素敵な空間。夕方から結婚パーティーが行われるようでスタッフ達は忙しそう。こんな場所でのパーティー楽しそうですね。いい天気で良かった。

夜は友人の結婚パーティーがこちらは同じ原村、樅の湯にある屋内ゲートボール場を貸し切って行われました。
音楽仲間、林業仲間が作り上げた空間はこれまた見事なもの。手作りながらイベントにも慣れたみんな。自然派ならではの装飾はゲートボール場を素晴らしいパーティー会場に変身させていました。

会場では横浜時代お世話になっていたミュージシャンとも何年ぶりかの遭遇。パーティーのステージに花を添えていました。
自分も勢いで数日前に決まったステージへの参加。茅野のくるみのコータローバンドに呼ばれ1曲ながら久しぶりの歌。
JUNくんAKKOさん、おめでとう。会場を作ったスタッフ達もありがとう!

この日は原村を行ったり来たり。
晴れながら、気温は一気に下がり始めました。Lodgeでも遂にストーブ点火。紅葉も一気に進みそうです。
みなさん、暖かい格好でお越し下さい。

お宅訪問

お隣、富士見町から毎週末は海に出かけているいかした友人は本業薪ストーブ職人。台風前のこの日もコンパクトな移動式オーブン付薪ストーブ「e-oven」の納品と注文の薪ストーブが出来上がるまでの仮ストーブを設置しに行きます。で、本日伺うというお宅は何と自分の元上司邸。夏に出来上がってずっと誘われていたものの、夏には行けず、あれよあれよと言う間に10月。それではとみんなを誘ってお宅訪問&e-ovenでの試食会に。

場所は山中湖。同じ山梨県ながら端から端へ。標高はほぼ同じぐらいながらまた雰囲気の違ういい感じ。昔はよく遊びに来てた場所なのでどこか懐かしい感じが胸に広がるのです。

建物はフィンランドの角ログ、HONKAのログハウス。新居のお宅訪問はやはり楽しいのです。重厚なログにシックな色使いの素敵な家でした。あれこれ説明をされながら、きょろきょろと。松に囲まれた小淵沢とはまた違う森。少し色づいた木々も奇麗です。

みんなが揃ってe-ovenに火が入ると、そう、試食会。
そのままみんなで飲み会に突入したのでした。

出会い

宿という仕事がらか、八ヶ岳という土地がらか、毎日実に様々な出会いがあり、その不思議な力に吸い寄せられるように何度も八ヶ岳に足を運ぶという人も少なくないはず。年数浅くともご多分に漏れず自分もその1人で、今ここに住んでいる訳です。

場所柄、職業柄、プライベートな事なので毎日の出会い全ては書き記せませんが、今日も面白い人たちに出会う事が出来ました。

主役の彼は写真でカボチャを持つ男、男塾、佐々木規雄くん。植村直己さんをこよなく愛する好青年。社会に出て10年程、何を思い立ったか、自転車でリヤカーを引きながら日本一周の旅に出ている男です。沖縄から始まってぐるっと廻って来た山梨県。丁度友達に会ったりしながら休息中の彼を、湘南で沖縄料理屋を営む(小淵沢常連の)皆さんに呼び出され、ここ小淵沢でみんなで落ち合う事となったのでした。彼の出会いはそれこそ毎日で人生に色濃く残るものなのでしょうが、そんな彼を囲んでみんなで飲み会。またここからの繋がりが楽しみです。詳しくは彼のブログで。

BARでは、近所に住む方で16年住んでいて始めて夜家を出たという方がいらっしゃいました。気がついたら16年経っていたという感じです。この浦島太郎ぶりにも自分は興味津々。

家では先日泊まりに来て頂いたお客様からお手紙も頂きました。中には手紙と、帰りがけにみんなで撮った写真、そして長く会ってない自分の親友の写真!。山口県からの方だったので、親友が山口でお店をしている事を伝えたのですが(近くでは無かったのですが)そこに行って来てくれて、写真まで撮って来てくれました。お陰さまで元気そうな姿を見ることが出来ました。本当にありがとうございます。

さあ、明日はどんな出会いが待っているんでしょう?

だんだんと寒くなってきました。

中秋の名月、雨や曇りの合間を縫って晴れた週末、本当に奇麗な夜空になりました。各地で行われたイベントもいい天気で良かった。とにかくこの周辺、雨が降ってはみんな泥んこになってしまいますから。
先週走った棒道は一面のススキ。紅葉はもう少し先になりそうですが、刈り入れの終わった田んぼの風景はもうすっかり秋です。気温もだんだん下がって来ました。

先週末は三郎屋で以前にもお世話になった安ますみさんのライブに。
いつまでも素晴らしい歌声と相変わらずの明るく素敵な安さんです。

収穫出来たオレンジカボチャもご覧の通り。まだもう少しは採れそうです。ハロウィンの夜には今年も子供達を集めて小さなパレードをやりますよ。土曜日ですから、参加ご希望の方は気軽に連絡ください。

月曜日からはまた雨に。
今週末は稲刈りやら結婚式やらまたイベント盛り沢山。週末、連休、晴れますよーに!

完成!

4月から始めた機織り。
隙を見つけて週に何回も郷土資料館に通おうと思いつつも週に1回。
夏の間2ヶ月間お休みして、やっとやっと完成しました。
使い古しのシーツ1枚分が4mの反物に変身。
この反物を何に作り変えるかはこの先ゆっくり検討する事にして、いざ2枚目に挑戦。

糸を成形する作業、筬に通す作業、機織りに掛ける作業・・・また1から教わります。
仕事のリズムがゆっくりになったら、お弁当とお茶菓子を持って朝から1日機織り三昧の予定です。
地元のお母さんたちとお弁当やお茶をしながらいろんなお話を聴けるのも機織りの楽しみの1つ!!

新しい気持ちで新しい糸を掛けて・・新作を気長にお待ちくださいね!

初めてのクロスカントリー

親子で初めてのクロスカントリーレースです。
山梨県馬術競技場で行われた第3回北杜市クロスカントリー大会。数多く北杜市や周辺であるマラソンの中でも一番近い場所。コースは付近の乗馬クラブの外乗コースにもなっている慣れた場所と、初めての長距離レースながら割とお気軽気分で参加。

が、甘かった。
クロスカントリーは平地は僅か。ほとんどが上りか下り。やはりレース。どちらも想像以上に疲れました。
抜かれるも抜かれるも追い越せず。走りを楽しむ余裕も勿論ナシ。目標タイムにも及ばず。完走するのがやっとでした。
コースを知ってるとはいえ、普段は馬。やはり練習を積んで臨まねばなりません。

とは言うものの、やっと参加出来た長距離レース。
また年に数回は付近の大会にエントリーしてみたいと思います。
子供も1.5Kmのレースに参加しましたが、ほとんど全力疾走のみんなに圧倒されたようでした。それでもこちらもまたやるそうです。

開拓祭と敬老の日

LampsLodgeを西端として東側は「篠原」という地区になります。戦後になってから開拓の始まった、小淵沢でも新しい地域です。今よりも遥かに寒い標高1000m以上の気候、川の無い山での水の確保、開拓にまつわる話はどれも困難で大変なものばかり。その苦労あっての今の小淵沢です。篠原地区では毎年9月にその開拓への感謝を込めて開拓祭が行われています。
敬老の日の間近ということもあり、毎年お祭りは敬老の集いも一緒。小さな神社から子供達のこども神輿がおじいちゃん、おばあちゃんの集まる小さな公民館まで地区を練り歩き。毎年元気な子供達を目を細めて嬉しそうに迎えてくれます。
やはり高齢者が多く、どうしてもその間の中心世代が少ない地域ですが、子供達は毎年少しずつ増えているようで、小さなお祭りながら今年も賑やかに行われました。宿をやっているのでなかなか手伝えないのですが、子供達の参加と、地域の皆さんの力を借りて毎年楽しませてもらっています。

山梨県は100歳以上のお年寄りが397人もいるそうです。
とても100歳以上に見えない元気なおじいちゃん、おばあちゃんも沢山います。
ここに越して来て急に「若者」扱いに違和感もあったのですが、100歳には半分にも満たない自分はやはりまだまだひよっこ?。稲刈りの田んぼにも畑にもおじいちゃん、おばあちゃんがいっぱい。お米や野菜、大事においしくいただきましょうね。

運動会

大忙しのシルバーウィーク初日は、小淵沢小学校の運動会から始まりました。
いつもながら、雄大な景色の中で、元気に張り切る子供達の姿が嬉しいです。
あまり激しい争いの無い最近の運動会。みんな一斉に力の入る綱引きが一番盛り上がります。
みんなで食べるお弁当がおじいちゃんやおばあちゃんたちも嬉しそうで、昔ながらの風景なんでしょうか。

小学校の前の田んぼは既に稲刈り済み。早いっ!

告井延隆の世界

センチメンタル・シティ・ロマンスでの活動とともに、名だたるシンガー達をサポートするギタリストとして40年もの活動を続けている告井延隆さん。この日も原村でのイベントの帰り道。LampsLodgeに寄って頂き、そのプレイを間近に見れる機会を作って頂きました。

「今まで30年以上ずっと、楽をしてきた。」

と言い切ってしまう告井さん。
それはミュージシャンとしてコードの押さえ方や奏法など、決まってることが多い中で、やってきたということ。
しかし僕らはその確かな演奏力や繊細な表現力にずっと唸らされてきた訳で、
それを極めた人にこそ言える重い言葉。

そして昨年より始まったソロ活動。

これにはリズム、ベースライン、コード感、メロディ、そしてコーラスまでもたった一本のアコースティックギターで弾いてしまうという、今までのギター奏法の概念では到底カヴァーしきれない世界。
たった6本の弦ながら、これでもか!と畳み掛けてくる音、音、音。
信じられないほど瞬時に変わる手の形に、何でミストーンが出ないのか不思議な緻密で正確なプレイ。
どうやって弾いているのか?
どうしたら弾けるのか?と、もう、ずっと目が釘付けでした。

「やっているうちにそのうち出来ちゃうんだよね。」

とさらりとかわす告井さん。流石です。

本当にこれはライブでしか解らないです。ぜひ皆さん機会あったら告井さんのソロライブ、足を運んでみて下さい。
CDの続編も既にレコーディングは終わっているとの事。リリースが楽しみです。