紅葉ドライブ

増富ラジウムラインからみずがき湖を右へ。増富温泉郷を過ぎると本谷川沿いに紅葉真っ盛りの渓谷が続いていました。渓谷美から白樺林、カラマツ林と様々な紅葉が目を楽しませてくれます。9月に登った瑞牆山の展望の良い公園へ向かいました。

その後、信州峠から川上村へ。冬を前に忙しく働くファーマー達。そのまま清里を抜け、八ヶ岳高原道路に。野辺山、清里辺りでは紅葉も終わりを迎えていました。カラマツが黄金に輝く見頃を迎えています。

 

冠雪

10月最後の週末は山の稜線が薄らと白く染まりました。
いつの間にか雪化粧した富士山、周辺の紅葉と、秋一番の奇麗な景色になっています。

清里のロードレース、カントリー雑貨のイベント、アンティークショー、原村では収穫祭。小淵沢の馬術競技場からは八ヶ岳中腹まで山の中をコースにしたエンデュランスの全日本大会などなど、最後の週末もイベント盛りだくさん。

そんな中、甲府で行われた酒屋さん主催の「銘酒を楽しむ会」へ。

全国のこだわり蔵元が集まって、並んだ日本酒が100銘柄以上。どうしても飲み過ぎてしまう酒会ですが、気の合った友人達とおいしい食事も頂きながら楽しい時間を過ごしました。

この日、僕らの乗った電車が通り過ぎた後、倒木で電車ストップなんてハプニングも・・。

ハプニングと言えばリゾナーレでもありましたが、夜のハロウィンのライティングは大人っぽくてまた奇麗ですよ。ぜひ行ってみてください。

 

今年も31日には近所の子供で集まってハロウィンパレードします。楽しく出来るかな?

枯れ葉も舞い踊る北風が吹き始めました。お越しの際には暖かい格好で来てください。

カウンティフェア

紅葉いよいよ本番に。
週末は毎週のように周辺各地で大きなイベントが行われています。

18日、19日には清里・清泉寮で八ヶ岳を代表するお祭り、カウンティフェア〜ポールラッシュ・フェスティバル〜が行われました。八ヶ岳の雄大な景色の中、広大な牧草地で行われる収穫祭。大きな空の下に体験工房、フリーマーケット、清里名店のフードコートが所狭しと並び、ステージではカントリーミュージックやダンスなど、みんなが注目の草競馬、トラクターや馬車も大活躍。昨年、一昨年に比べていい天気に恵まれた今年、子供たちは今年も楽しみに出かけて行きました。

最近毎日のように清里方面に行っていたのに、何故か自分はこのお祭り行けずじまい。
日曜日には町の運動会もあって、リレーの選手として久しぶりに思いっきり走ってきました。

今週は懐かしい友達がやって来ました。

不思議な縁で、リゾナーレで行われたジャズのコンサート関係者の皆さんと知り合うことが出来ました。

冬の訪れを前に遊びの秋はまだまだ続きそうです。

秋の色

野辺山に出かけたついでに、紅葉を追いかけて久しぶりの八ヶ岳高原道路を走りました。
ここ数日は朝晩の冷え込みも厳しく、山々の色付きも急に進んできています。
まず通った通称「赤い橋」の架かる川俣東沢はそろそろ紅葉も見頃にさしかかっていました。これから2週間ぐらいが見頃になりそうです。清里、野辺山と徐々に色付いた秋の景色がドライブを楽しませてくれます。

野辺山ではまだ雲のかかっていた八ヶ岳の主峰赤岳。帰りの清里で雲が切れていたので、今がチャンスと美しの森の展望台に行ってみました。見事な赤岳の雄姿に満足。ここも紅葉は始まっていますが、これからまだまだ楽しめそうです。

毎日のように暖かみを増す色の変化が楽しめるこの季節の八ヶ岳。落葉の森の中を歩くのも楽しい季節。カラマツが黄金に染まるまでにはまだ先ですが、山の冠雪もそう遠くなく感じます。

労働の秋

日を追うごとに色付きを増す景色。既に標高の高い所では紅葉も見頃を迎えているようです。

秋は冬の準備の季節。年月を重ねるごとにその秋の忙しさが増し、遊び心も疼く季節なのになかなか時間が取れません。

宿では薪割り、ワックスがけ、ペンキ塗り、草刈り、など大きな仕事を寒くなる前に・・・
町内でも掃除や秋祭り、運動会、など・・・
学校や保育園でも運動会を筆頭に行事づくし・・
周辺も秋の大きなイベントがほぼ毎週・・・
稲刈りも行きたいし・・キノコ狩りも行きたいし・・紅葉も見に行きたいし・・馬もいい季節だし・・・

ん〜定まらない。
夏では簡単に諦める事も、天気が良かったりすると妙に焦っちゃって・・

今年は燃料も高騰。その影響も受けてか昨年までに比べて薪も手に入りにくい感じです。薪割りも大事に割ってます。

滝沢牧場祭

野辺山の牧場「滝沢牧場」で行われた滝沢牧場祭に行ってきました。清里のカウンティフェアには毎年訪れるものの、滝沢牧場のこのお祭りには初参加です。

滝沢牧場は牛を筆頭に馬、ヤギやヒツジ、ウサギなどの動物達との触れ合い体験、牧場ならではのアウトドアが満喫出来る八ヶ岳を代表する観光牧場。今回のお祭りでも、乳搾り、引き馬はもちろんの事、バター作りや木工体験、沢山の手作りゲーム、ミニマラソン、フリーマーケットと盛り沢山。そしてメインステージでは和太鼓、バンド、ブルース、演歌、よさこい、ビンゴ、とずっと催しが最後まで続きます。いつものトランポリンや四輪バギー、フィールドアスレチックも遊べて、内容のギュっと詰まった、野辺山ならではの楽しいお祭りでした。

小淵沢からもお客さんが沢山。再来週の清里のカウンティフェアとともに八ヶ岳を満喫出来るお祭りでした。

さて、我が家、牧場の遊びにも慣れた子供たちは木工の工具とバギーに夢中。
乳搾りとアイスクリーム目当てで行ったのに、どちらも忘れるほど・・・

P1070109 P1070104

おいしいお米になりそうです。

いよいよ町では稲刈りも本番。

我が家では今年も収穫のお手伝いに行かせて頂きました。場所はオオイトザクラの周辺に広がる稲作地帯。当初、先週の刈入れを予定していましたが、天気により1週間延ばされた稲穂はもう待ちきれない様子です。

数列刈り取られた後を走り回る子供たちの笑い声もお米に届くかな?
ウマに載せ、天日に干された稲は、またどんどんとおいしいお米になるのです。

作った人が解るというのは最高の安心に、おいしさの一番の要素。
農家のみなさんにも感謝しながら、ふっくら炊きあがるその日が今から楽しみです。

西松凌波の絵画世界

水墨、墨彩画家、西松凌波先生と出会ったのは6歳のとき。今から36年前の話です。

僕は小学一年生。先生は小学校の図工の先生。

当時からお洒落で粋だった先生がすぐに大好きになって、絵を描いたり、工作することに、自然と夢中になっていました。授業中は駄洒落の連続。何を聞いても駄洒落で切り返す。小学生ながらこっちも一生懸命駄洒落を考えて口にすれば、必ず答えは「そんなシャレは止めなシャレ」。今振り返れば図工なのに言葉の遊びも沢山教えてくれた時間でした。

昨年暮れの事、そんな先生と卒業以来(何らかで数度は会ったことがありましたが)ほぼ30年ぶりに偶然会いました。こちらで俳句の会の集まりがあって、宿泊で偶然ウチを紹介されたのです。

その句会に迎えに行って、2人で目が止まり、

「先生?」

何ら30年前と変わらぬその姿に思わず口に出た言葉。

「お〜コバヤシくん」

2人の抱擁に唖然とする周囲の皆さん。

そんな再会から9ヶ月。長野県安曇野市で個展があるということで、早速(内緒で)顔を出しに行きました。

様々な画法で表現してきた先生の辿り着いた今の絵が墨彩画。
品があり、格があり、力があり、優しさがあり、、
恐らく筆に墨を付けたらサッと一筆で書き上げるであろう絵。
やり直しのきかないその瞬間が絵の力となって伝わります。
そして中国の色墨に彩られれば瞬く間に華やかで粋でお洒落な西松凌波の世界に。
品格に満ちた絵ながら、駄洒落の授業を思い出すのか、先生の絵はどれも楽しさに溢れています。

今回は沢山の色墨や筆に囲まれたアトリエさながらのテーブルに案内され、初めてそれを見て、触ることが出来ました。
出掛けに庭に咲いていた秋明菊を束にして持って行ったのですが、いつの間にやらその絵が短冊に。
オリジナルの短冊掛けがこれまた素敵なのですが、それに飾った特別な今日の絵を頂いて帰りました。

この短冊、和室に飾らせて頂きました。ぜひご覧下さい。

安曇野、墨彩画、初秋、先生、生徒、思い出、鎌倉、小淵沢・・・

いい感じです。

そう、まだまだ先生も勉強し続けています。
身が引き締まる思いです。

開拓祭

ここ小淵沢の「篠原」地区では毎年9月に、「開拓祭」なる地域のお祭りがあります。
その名の通り、戦後間もなく始まったこの地区の開拓の苦難を後世に伝え、先人達への感謝を祝いとした小さなお祭りです。
それは敬老の日でもあるので、いつも篠原では公民館での敬老の祝いに、町を歩く子供たちの神輿がメインイベント。
今年は子供神輿も距離を伸ばし、篠原地区の丁度端となるLampsLodgeが折り返し地点となりました。

人口600人余りの小さな地区ながら、少しずつ増えている住人たち。中でも今年は30人以上の子供たちが集まり、その数にみんなびっくりしているようでした。まだこの神輿に参加していない子供たちもいるので、本当に子供たちの多い地区となっているように感じます。

小さな御神輿を担いで(触って・・)沢山の距離を元気よく歩く姿にみんな笑顔。終点の公民館では敬老のお祝いのおじいちゃん、おばあちゃんたちが出迎えてくれます。そして頑張ったご褒美はおいしい食事。

3年目にしてやっと参加させて頂きましたが、とても暖かいお祭りでした。
形は変わってもいつの時代も必要な「開拓者精神 frontier spirit」を教えてくれるのです。