白州の里名水まつり

東京も大阪も木枯らしが吹いた18日、ここ小淵沢でも遂に白いものが空を舞いました。
16日から朝夜の温度計もマイナス表示。八ヶ岳3度目の冬はもう始まっているようです。

そんな中、清里では冬の花火大会。時期外れの花火大会も第4回目と盛況の中恒例イベントに。来年は行ってみたいひとつです。

日曜日、白州では「名水まつり」と名のついた地元のお祭りがありました。白州各地域の農産物や露店とともに農機具の展示やゲキレンジャーのショー、三沢あけみさんのステージにソーラーミニ電車と子供からお年寄りまで一緒に楽しめる地元ならではのお祭り。お祭りの楽しみのひとつは何と言っても食べ物だったりしますが、白州ならでは、これまた豊富に出揃っておりました。目移りする中、お餅、お団子、タコヤキ、肉まん、次々とGET。中でもお薦めは白州の新米にとろろをたっぷりかけたとろろご飯。おいしいお新香もついて¥200!思わずおかわりの一品でした。

来週、同様のお祭りが隣の武川町(フレンドパークむかわ)であります。ここでもとろろご飯があるようで、こちらはブランド米、武川米のとろろ丼。また行ってしまいそう・・・

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木枯らし1号

丁度1年前の11月12日は忘れもしない野外ライブイベントの日。前日までの暖かな陽気とは打って変わり八ヶ岳おろしの吹き荒れる中、晴天とはいえ身も凍える寒さだったことを思い出します。
そして1年後の今日も(昨年程では無かったものの)木枯らし1号の吹きつける寒い日となりました。冬型の気圧配置を告げる木枯らしは久しぶりに山々の先を白く塗り変え、カラマツの落葉も一気に進みました。黄色い松葉で埋まった道は奇麗ではあるものの吹きだまりでは落ち葉掃除も大変です。周辺の景色は冬の足音と共に一気に晩秋となりました。

間もなく移住して2年が過ぎようとしています。

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11月7日 尾白川渓谷

そろそろかな?と尾白川渓谷道を歩いて来ました。紅葉は最盛期を過ぎたようにも感じましたが落ち葉の絨毯は気持のいい山道に。それでも細く滑りやすい道には細心の注意が必要です。時に落葉は大事な道標も隠してしまいます。特に登山には気をつけて下さい。

いつも尾白川の清流には心洗われます。いろいろな色、形、大きさの落ち葉拾いも楽しく、神蛇の滝までの行程(往復2時間)でしたがもう少しの期間は紅葉も楽しめそうです。

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Happy Halloween !

10月31日はハロウィンの日。
今年も週末の27日あたりには各地でイベントも行われましたが台風の影響で生憎の天気。
我が家では31日のその日、子供達と周辺の家族でこじんまり盛大に周辺の家を練り歩きました。
昨年は自分がイベントの準備でリゾナーレに連れ出すのが精一杯でしたが、今年は一週間程前から子供達と工作開始。ダンボールに紙を貼ったり絵を描いたり、衣装を考えたりと子供達と一緒になって遊ばせて頂きました。また自分の仮装はサボリましたが、主役は子供達。ご近所の協力でみんなにお菓子をもらって喜んでいたのでした。小さな小さなパレードでしたが小淵沢でのハロウィン第一歩という感じです。ここからスタートして徐々に広げられたら楽しいかな?来年の参加者募集中!ですヨ。

インクレディブルは実は3年もの。当初カブト虫か海賊かで子供も悩んでましたが結局またやりたいというんで3年前の衣装を引っぱり出して来てバージョンアップさせました。
スポンジボブ(なんです)は、ん〜、知ってる人が少なかった、、、。

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秋の話あれやこれや

さて、いよいよ紅葉も本番です。静かながら色彩豊かな景色が賑やかに迎えてくれる季節となりました。小淵沢に多い赤松は針葉樹ですが、その常緑の松林の中でもハッと目を引くのが絡まるツタの紅葉です。で(昨年もブログに写真を載せましたが)その中にはその鮮やかさとは裏腹にウルシかぶれの強力なツタウルシがあります。今までは葉の形ばかりにこだわり判別に迷う事も多かったですが、先日近所の方から簡単な見分け方を教わりました。左の写真のようにツルの茎から枝を伸ばし広がったように葉をつけるのがツタウルシ、枝を伸ばさず巻き付いたツルに葉をつけ、木の幹を包むように伸びるのがそれ以外のツタ(ナツヅタなど*写真右)だそうです。よく見かけますので注意してみてください。

また先日はウチの奥さんが栗拾いで何十カ所もブヨにやられました。まだまだブヨもいるようです。ブヨは腫れもひどく病院に行かなければならないこともあるので服装等にも注意してください。

更にこの時期盛んなキノコ採り。おいしいキノコですが今年ここ北杜市でも食中毒が出ているので注意が必要です。必ず詳しい方に見てもらうようにしましょう。ただプロも解りにくいものもあることを認識した方が良さそうです。自己責任になりますが、あげたり、もらったりと食べ過ぎには注意です。

さて小淵沢に唯一のスーパーエビスヤさんが21日閉店しました。小さな町のスーパーとしてなかなか趣のあったところで、行けば必ず誰かに会えるような場所でしたが、近所に大きなスーパーが出来るという事でやむなく閉店です。で、その代わりとなるスーパーはICのスグ横にこの冬オープン予定です。

野辺山ではもう2度目の霜が降りたそうで高原野菜の季節も終わりを告げました。いよいよ来る冬を前にせっせと薪割りに励んでいますが台風が近づいているようで、、、。何とも難しい気候です。そんな中我が家の小さな小さな家庭菜園でもイモ堀り。おいしいサツマイモが出来ていました。ここ数日は朝食もジャガイモではなくサツマイモにチェンジ。楽しんで頂けましたか?

Lamps Lodgeの周辺も色づいています。暖房も手放せなくなりました。
周辺各地今年は紅葉も奇麗なようですね。カラマツもそろそろ色づきそうです。

この秋は9/1にBARの最初の常連さんが本当に突然の急性心不全で亡くなってしまったことから始まりました。こちらに移住して不安だらけのところを毎日のように来て頂いていろいろ教えていただいたり本当に助けて頂きました。四十九日も過ぎ夜の奇麗な空を見る度にいろいろと励まされているように思います。短い間でしたが有り難うございました。これからも空の上から見守ってて下さいね。

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ビーナスライン

甲斐駒ヶ岳の初冠雪が昨年より25日も早かった今月13日。以降も気温もグっと下がり朝晩は暖房も手放せない毎日が続いています。先週19日の雨も周辺の山々では雪になったようで3000m級の山々は一気に白くなりました。紅葉もまだままならぬというのに冬の足音が一気に加速。今年は穂高あたりの雪に紅葉という景色がこの辺りでも見れそうな感じです。

この週末はとてもいい天気で、日曜日にはビーナスラインを走って来ました。
原村まで来てびっくり。小淵沢では気がつきませんでしたが八ヶ岳の赤岳や横岳にも雪が。
蓼科ではピラタスのロープウェイに乗りました。100人乗りの大きなロープウェイですが満員!ラッシュの電車のようなロープウェイに乗って山頂駅へ。ロープウェイから見える北アルプスの3000m峰、南アルプスの北岳、中央アルプスの御嶽山も、八ヶ岳の赤岳の北斜面も真っ白、、。で、びっくりですが奇麗な景色。

山肌の紅葉最盛期はもう少し先に思えるのですが、シラカバやハルニレなどの木々の黄葉は青い空に映え奇麗です。山頂駅周辺の日陰には霜柱。風ももう冬です。

そのまま白樺湖までグルっと廻って帰って来ましたがまだまだ紅葉は楽しめそうです。
次回は標高を落としてそろそろ渓谷沿いを見てこようと思います。

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カウンティフェア2007

車山ではフレンチブルー(フランス車のミーティング)、蓼科ではアルファロメオのミーティング、小淵沢にも青いフランス車と赤いイタリア車が行ったり来たりのこの週末は町の運動会があって花火が鳴ったりとイベントの秋真っ盛りの感じです。天気は生憎の曇り空でしたが、13日、14日の土日、清里でも恒例の「カウンティフェア〜ポール・ラッシュ・フェスティバル」が行われました。天気予報では日曜日の午後から雨だったので土曜日に行かれたお客さんが多かったですが、我々も今にも雨が落ちて来そうな空を気にしながら日曜日の午後清里に向かってみました。

広大な清泉寮を含むキープ協会の牧場や施設をフルに使っての大きなお祭りには沢山の周辺有名飲食店の出店、大泉のサラダ祭りややまなしクラフト市も同時開催。メインステージでの様々な催しにサブステージでのカントリーミュージック、ポニーの草競馬、八ヶ岳ダービーなどなど盛りだくさん。毎年ピクニック気分で一日参加している地元住民、観光のお客さんたちも沢山集まって今年も盛況に行われていました。

我が子も昨年乗れなかった馬車に乗ることが出来てまず満足。飲んだり、食べたりとブラブラしながら小学校の低学年から参加しているダービーも見たり楽しい収穫祭を過ごしました。

帰りに寄った萌木の村は翌週に大きなカントリーのお祭りがあったり、月末にはパーティーがあったりのハロウィン一色。自分が初めてアメリカに行った時もこの時期で、大きなカボチャと人形が田舎の町々に飾られていたのを思い出します。

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メルヘン街道の秋

10月も2週目に入り朝晩もかなり冷え込んできました。
ここ数日で一気に紅葉も進んできたようです。毎日晴れ間も覗くいい天気なので、ちょっと標高を上げ、この先の紅葉の様子を見にメルヘン街道を走りました。

清里周辺(標高1200m)ではまだ色付きも僅か。野辺山(標高1400m)もまだ一面の緑、野菜の収穫に忙しそうです。八ヶ岳高原ロッヂ周辺(標高1500m)ではドウダンツツジが奇麗でした。
松原湖から麦草峠へ向かい、メルヘン街道に入る頃にはだんだんと色付く山々を満喫出来ます。針葉樹の中に鮮やかに浮かび上がる紅葉が奇麗です。
途中、名所「白駒池」へ。針葉樹の森を抜け池に出ると、真っ青な空の下の真っ赤なモミジに目を奪われます。流石に写真を構える人で溢れていました。
麦草峠(標高2120m)を越え、道も下りにさしかかると遠くに日本アルプスの山々が見えて来ます。北、中央、南と3つのアルプスに八ヶ岳の一大パノラマ。中でも山並みが幾重にも重なる中央アルプスが奇麗に見えました。メルヘン街道も終点、蓼科では奥蓼科、横川渓谷辺りも紅葉のハイライトはこれからのようです。ここまで100kmぐらいでしょうか。

まだ稲穂揺れる一面の黄金の中を原村、富士見と走り小淵沢へ。
松に囲まれた小淵沢でもモミジやサクラが奇麗に色付き始めています。標高1000m付近のカラ松の紅葉はもう少し先になりそうですが、寒暖差を感じる毎日は紅葉も楽しみにさせてくれます。

キノコ探しか、路肩に駐車している車も多いので、周辺の景色に目を奪われないように気をつけて運転を楽しんで下さい。

秋満喫のドライブルートです。

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稲刈り体験

そろそろ小淵沢の稲も刈入れの時期本番。天気のいい日には各所で稲刈りが行われています。
この連休中は知り合いの農家の方に誘って頂き、待望の稲刈りを手伝ってきました。
バインダーと呼ばれる稲を刈り束ねてヒモを結ぶという優秀な農機具が次々と刈る稲を干す作業です。
稲を刈った後の田んぼに馬と呼ばれる稲を干す竿を立てるのですが、ただ立てればいいというものでもなく、何百キロという重さを何日も支え、雨風にもしっかりと耐えうるものを、ぬかるんだ土の上に立てなければならないという、それこそ熟練の知恵と経験を要する作業。手伝いながら「なるほどな」と感心することしきり。天気も良くて、楽しみながら手伝い始めましたが、だんだんとその重要性に気付くと両手に力が入ります。1年かけて育てた稲の最後の作業。ここで失敗するわけに行きません。

「手伝う〜」と着いて来た子供達はバッタ、イナゴ、カエルに夢中。ヘビや子猫まで出て来て大騒ぎ。線路横だったのと休日だったこともあり、特急のオンパレードに電車好きの2人は踏切が鳴るたびに線路までダッシュ!お昼におやつ、採れたての甘〜い完熟トマトも頂いて完全にピクニック気分でした。

1面2反(600坪)以上はある田んぼの稲は一日で終わらず、翌日までかかってしまいましたが、何とか終了。手伝ったのか、迷惑かけたのか曖昧なお手伝い。来年はもっと上手くヤルゾ!
明日からの雨が気になります。

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