今日の畑日記

通っているB農園の畑がある下笹尾からの甲斐駒ケ岳。

鉢上げした苗も順調に成育中です。

震災以来、途絶えないのがお米の注文。明日もまとまった量の出荷があるとのことで、籾すり機を動かしました。B農園では昨年買い換えた新品ということで、動きも快適です。メインともいえる部分が木枠に網と、そこだけ驚くほど昔のまんまという感じです。

今日の種まきはマイクロトマト。メキシコの先住民からの最初の種、その種を分けてくれたのが茨城で農業をやっている友人なのだそうですが、彼も今回の被災で農地も家も無くしてしまいました。大事に大事に土の上に置きました。

風が治まってきた午後、マルチを敷きました。手動のマシンを使いましたが、これが意外と難しく、折り返すごとに芸術的に蛇行。初めてということで許して頂きました。

 

小淵沢はまだ寒い日が続きます。明朝もマイナス5℃以下になりそうで、下笹尾でも霜注意報だそうです。気持ち的にもそろそろ温かくなって欲しいですね。

被災地や関東では余震も続いていますが、最近はずっと雲もおかしな感じです。今日の南アルプス方面からは朝の穏やかさとは打って変わって、その後は様々な雲を生み続けていました。

ぼくらの農場

今日も畑に出向きました。朝方早く上がると思った雨も(うちの方は雪でしたが)降り続き、今日もハウス内で苗作り。鉢上げもだんだんと慣れてきましたが、種まき、発芽、鉢上げと、人で言う赤ちゃん〜幼児期がやはり一番大切だということで、力も入ります。水を撒いて翌日あたりムクっとしっかり起き上がった苗を見ると可愛く感じます。

こうして手間かけた作物の獣害には皆本当に頭を悩ませているようですね。どうにか共存の道は無いのでしょうか?

畑手伝い押掛け日記

早速毎日、用事を済ませては、農家の友人の所に押し掛けています。

初日は真冬並の寒気と強い風だったのでビニールハウス内で。ハウス内で既に発芽した苗の鉢上げが最初の作業となりました。

種まきはピンセットで。細かい作業です。

今日は、嬉しい事に、ブログを読んでくれた友人が「手伝いたい」と言ってきてくれたので、みんなで一緒に作業。昼頃から気温も上がってきたので、まだ冬の片付けの終わっていなかった畑に向かいました。外作業は時間が過ぎるのも早く、考えているより広いのか、単純作業なのですが思ったより身体も疲れます。

でも、色んな思いを胸に、頑張ろう。

丁度、奥さんの友人も泊まりに来てくれました。心強いです。

帰り道にはかなり久しぶりの鹿に遭遇。
普段はびっくりする事も、いつも通りの姿にホっと出来る瞬間(畑に来られると困り者なんですが)。

ビニールハウス内で見つけたアゲハチョウ。
様々な命を目の当たりにする度に、祈る気持ちでいっぱいになります。

もっともっと逞しくなりたい。

負けないぞ。

小淵沢に移住し専業農家として働くまだ若き友人達です。
● ぼくらの農場(今、主に押し掛けている 下笹尾のファーマー)
● たわわ(最初に相談持ちかけたのはここ。もうすぐ手伝いに行くからね)