アンプラグド 中澤信栄

計画停電は回避されましたが、ライブはそのままキャンドルとノーマイクでやってみようという中澤信栄、彼も初めての試みに。

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LampsLodgeでは一番最初のライブが何も使わないノーマイクコンサートでした。本当はそのまま続けていきたい気持ちはあったのですが、その後はやむを得ず小さなPA(音響設備)を使い続けていました。今回はそんな自分を初心に戻らせてくれたし、これからもいくつかのライブはノーマイクでもやってみようという気持ちになっています。

マイクが無いとマイクに縛られる事が無くなるので、アーチストの顔の向きや身体の動きが自由になり自然に感じます。声のトーンや大きさ、言葉たちと表情や身体が完全に同期するというか、すぐ横でギター弾いて歌ってくれている状態なのですが、自然にその音を全て受け入れているというか、上手く言えませんが、今まで聞いていなかった周波数まで感じているというような気分になります。友人曰く「温度を感じる」って事なんでしょうか。

勿論それでやりにくい面もあるんでしょうが、そこは中澤信栄。見事に克服し、初めてというNO PAライブを特別なものにしてくれました。本人も楽しめたようで、皆さんもその迫力がダイレクトに伝わったのではないでしょうか?

よく好きな音楽聞いて“元気貰った”とか“明日から頑張ります”なんて話になりますが、昨晩も音、ことば、メロディ、みんなで聞いた音楽は、それぞれの希望を感じさせてくれたんじゃないかと思ってます。

生楽器と歌で一日も早く町中に音楽が戻る日を・・。

チャボさんおめでとうございます!

土曜日でしたが、この日はお客さまにも我がままを失礼してひとり東京お台場へ。「OK!!! C'MON CHABO!!!」と銘打たれた仲井戸“チャボ”麗市60歳を盛大に祝うコンサート。

髪の毛を立てたり化粧をしたりしてライブハウスに出ていた自分ももう今年45歳。でもあの頃と何ら変わらず憧れ続けられているその存在(有難いことに30年経ち昔よりちょっと身近な存在になれている訳だが)、そして更に憧れを増す優しさと奥深さと格好良さを今もまだまだ見せつけてくれているチャボさん。古井戸、RCサクセション、ソロ、麗蘭、それぞれカッコ良さも違うと思うんですが、それが全部カッコいい。

そんな出演者達(凄い面子でした)とファンの最高のパーティー。開場前、ZeppTokyoにはいったい何人は入れるんだ?ぐらいの人たちが集まってました。4年半前にLampsLodgeに来てくれた人たちも勿論その中にいたんでしょうね。

このコンサートの幹事(プロデューサー)寺岡呼人くんを始め、出演者や関係者にも出会えた人が沢山いることに本当に感謝しています。チャボさん最高でした。出演者の皆さんも最高でした。音楽の力、音楽の魔法、信じてます。

浜崎貴司

「最近はちゃんと同じ匂いの所に同じ匂いの奴らが集まってる風に感じるよ。」

なんて嬉しい話から始まった浜崎貴司さんとの出会い。

同世代だし、やっぱりイカ天や、ウチの親父が栃木出身、RCの輪など、いろんな四方山話は続き、蕎麦処「翁」のファンであることも発覚。余裕たっぷりだったはずの時間も、いつしか開場時間も迫り・・という状況に。

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ライブではアルバム「NAKED」を中心に、往年のフライングキッズナンバーも散りばめたたっぷりの2時間。来るなり「ここらしい曲を何かやらなくちゃ」と選んでくれた曲は、20年ぶりにやるよという「恵み深き緑と水と君と」。曲名を正しくは後で知りましたが、実は自分の長男には緑をイメージした名前、弟には水をイメージした名前を付けていて、そして奥さんの名前が恵美ということで勝手に喜んでおります。ナイス選曲(笑)!

小さな店でギュウギュウの中、ほぼ生音に近い感じなのですが、やはり浜崎さんの声と歌にグイグイ引き込まれ、ギターソロとかの無い分、たっぷりとその詩の世界も堪能。もう20年以上になる音楽活動が積み重なる、深みも渋みも感じられたいいライブでした。

ライブには近所から甲府方面から東京から地方からと様々な方面から沢山の人に集まって頂きました。小さい店に本当に皆さん有り難うございました。

浜崎さん、木下さん、蔦岡さん、サンキューです!

Keison 2days

前夜の甲府SUNDAYに続いて大泉のレストランHANAでの初めてのライブ。

このレストランのゆうちゃんは元々サンディアカフェで働いていて、最初からKeisonのこと応援してくれたり、酒も大好きで、昨年お店が出来た時から「いつかはここで」って話は自然発生。

大きいお店では無いけれど、いろいろ工夫してもらったりしてアットホームないい空間を作ってもらいました。お客さんも若い人が沢山集まってもらって、また1人で平均年齢を上げていたような・・。
高い天井と床置きのスピーカーはなかなかいい音のライブになって、ケイソンも気分良く1人じっくり歌い上げる感じがいい雰囲気なのでした。

いつしかいつものゆうちゃんとケイソンのテキーラ攻防。この2人は潰れません。 このテキーラはまた明日のサウナで汗になります。

小淵沢を離れて初めてのライブサーキット2days。ケイソン、レヨナ、最高のいい仲間。いつも遊んでもらってありがと。

集まってくれた沢山の皆さん、有難うございました。今年のライブはこれにて終了。また来年もどうぞ宜しくお願いします!

Keison @ SUNDAY

満天の星空に、両手を広げれば、今は何もいらない・・(Life Is Tripy)

双子座流星群を見上げながらそんな想いを巡らせていた翌日、海男Keisonはやって来た。
海で作った歌、感じた歌は、そのまま山にも当てはまる。
風、太陽、星、 空、etc. 自然の恵みを享受しながら、感じながら生きている者たち。そんなシーンを代表する自然体のシンガーKeison。

丁度春に知り合った甲府のアウトドア系ファッションのショップ「SUNDAY」。
初めてそこに行った時に流れていた曲がKeisonだった。 その後話はトントン拍子で進み迎えたこの日。温泉(サウナ)〜焼肉〜ライブ〜テキーラと、いつもの流れに乗ったKeisonは集まってくれた沢山のファン達、山ガール、山ボーイたちを楽しませてくれた。

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普段は商品でいっぱいのカラフルな店内もこの日の為に全て片付けてくれて、ショップならではの凄い素敵な空間が出来上がってた。外には出店もあってちょっと楽しそう。SUNDAYのスタッフの皆さん、手伝ってくれた皆さん、本当に有り難う。出るほども無い自分もいっぱい出ちゃってファンの皆さんスイマセン。暖かく迎えて頂いて感謝してます。

またやりましょう!ね。

向かい風に逆らって、ありのままの自分と、果てしない道を走ろう・・(Life Is Tripy)

おがんちゃんウェルカムパーティー

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これまでも八ヶ岳で迫真のライブを見せてくれていた住友俊洋&小笠原義弘。サザンロック、アメリカンロック、ブルースロック好きの心を鷲掴みにしてくれたライブに、ここ周辺でもファンを増やしてきた訳ですが、そのベーシスト小笠原義弘、通称おがんちゃんがまたここに立ち寄るということで急遽ライブ、そしてパーティーです。

バンド活動が休止したり、病院通いになったりと、ちょっと元気の無かったおがんちゃん。そんなおがんちゃんを盛り上げようと、いつもの仲間と音楽好きが集まりました。

今回はアウトレット一番上のリゾートテラスにこの夏オープンしたフィールドマジック A Go-Goにお邪魔。最高に音楽好きなオーナーのお店に、お客さんも気の合う仲間が集まって、最高に楽しい時間を過ごせました。

バンドにはファンから遂に今回ギタリストの座についた会長のサクセスストーリー、ゲストのSHIGEさんのスーパープレイ、ドラムのコウちゃんのハイトーンヴォーカルと今回も見所満載。

さぁ元気になったかな?今後の活動を楽しみにしてまっせ。

バンジョー Banjo!

映画か?テレビか?何の影響か、アメリカ、ウェスタン、カントリー、馬、旅、荒野、山脈、アウトロー・・・いろんな憧れを頭に思い描くたび、そのバックに流れる音楽はバンジョーの響き。焚き火の前でマウンテンミュージック、 馬で歩きながらオールドタイム、ご機嫌なブルーグラス、どんなシーンにも欠かせない音がバンジョー。

数年前にそんなバンジョーを貸してもらったものの、なかなか弾けない。解らない。「バンジョーをポロポロと弾けるようになりたい!」という春に同じような友達を見つけ、ここはぜひ教わってしまおうと贅沢にも5弦バンジョーの第一人者原さとしさんに電話。久しぶりの突然のコンタクトにも快く答えてくれた原さん、ありがとう。

普段も各所でバンジョー教室を開いている原さん。何かリクエストする度にPCから自作の譜面をプリントアウト。その手際の良さに付いていけないこちらの腕。ギターの癖からなかなか抜け出せません。やっぱり1に練習2に練習ですね。たまに原さんのバンジョーから聞こえる早いフレーズに目移りしながら、それもやりたい、これもやりたい、とやりたいことだらけになってしまいました。

ルーツはアフリカの楽器!というバンジョーはその音楽も弾き方もとにかく多彩。その時代時代の楽器としてとにかくポピュラーなものだったようです(写真は19世紀中旬のミンストレルバンジョー!)。日本でもちょっと前までは大学などにもルーツ音楽系のサークルが沢山あったようで、バンジョーも比較的みんなも知ってる楽器だったということですが、遂に最近の大学ではほとんど無しという事。

何とかルーツミュージックやオールドタイム好きのみんなで繋いでいかなければなりませんね。練習がんばろ。

ワークショップの後はお楽しみライブ。ブルーグラスからオリジナルまでバンジョーの魅力満載のライブ。陽気な音から切ない音まで、バンジョーでこれを出来るのはまさに原さんぐらいでしょう。

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ん〜、今度は馬と焚き火の前でみんなでやりたい・・・。

小淵沢 LIVE SHOWCASE

今夜は若手を4組揃えたLIVE SHOWCASE。

まずは近所在住のタワンダ。Zimbabwe出身のROCKを愛するシンガー。歌は英語。
続いて登場は人前でギター弾きながら歌うのは初めてというボサノバを歌うKumiちゃん。歌はポルトガル語に日本語も少し。
3番目は最近知り合った 12年住んでいたEspañaから昨年日本に戻って来たというシンガー akane del mar 。彼女の歌はスペイン語。
最後は何度か登場しているアラサー草食系代表(?)Edisons。歌は不思議な日本語。

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ジャンルも言葉も経歴も目指している場所もバラバラな4組な訳ですが、この周辺で出会う音楽やっている人って、ここならではのまさにこんな感じ。みんな違ってて個性的な面々。きっとこの先も出会う事があるのか無いのかも解らない4組ですが、ここで繋がるキーワードは「歌」かな。

僕から見れば随分と若手なみんな。 今後の活躍も楽しみな4組です。

狭い店に沢山集まっていただき有難うございました。色々手も廻りきらずにご免なさい。締まりの無いギターも 失礼しましたー。

またやります。どーぞ宜しく。

端山龍麿ライブ

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前回はスケジュールの都合で大沢イットさんが不参加だったので、素晴らしきレギュラーメンバー3人でのライブは初めてとなった端山龍麿トリオ。上原ユカリ裕さん、イットさんの鉄壁のボトムに支えられたりゅうまろくんの甘く伸びる声、カントリーやフォークフレーバーたっぷりのフィンガーピッキングがまた相性も良く、いつも冗談を言い合っている3人の仲の良さが全面に感じられる楽しいステージでした。

もともと龍麿くんもそうだったと思いましたが、とにかくこの3人、音楽以外にも多趣味です。いつまでも話の尽きる事はありません。次回は馬にも乗りそうな・・・。

またアルバムの制作にとりかかるとの事。新しい曲も楽しみに。
来ていただいた皆さん、有難うございました。

GAO

この3連休はデビュー19周年、シンガーGAOとそのファンの皆さんと過ごした3日間でした。アコースティックのライブに食事、パーティーに散歩したりそば打ち体験したりと盛り沢山の内容を大好きなアーチスト共に過ごせるファンには至福の旅行です。

何度かこういうツアーのお手伝いをしてきましたが、贅沢なライブの形として、ずっとファンでいる皆さんのご褒美として、感謝の形として、いつも「いいなぁ」と思いながら、終始皆さんの温かい雰囲気に包まれて、自分たちも本当に嬉しいです。

2年前から活動を再開しているGAO。ファンの年齢層も幅広くてびっくりしました。あのカッコイイ声も謎な部分も昔のまま。これからの活動も楽しみです。こうしてまた出会えた事に感謝。応援しよう。

有り難うございました。

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