いたたまれない気持ちと不安の気持ち・・
昨日まで優美に見えていた自然の景色が、あまりの壮大さに怖ささえ覚えてしまう。
それでも、外には小さな春の命、
芽を出そうと精一杯頑張る姿に勇気付けられる。そんな毎日が続きました。
まずは、今回の大震災で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
何とか強い気持ちで堪えられますよう、そして一日も早く不安な気持ちが消える日が来る事を、毎日家族で祈っております。
小淵沢でも今までに感じた事の無いほどの揺れが長く続きました。そして停電も14時間ほど続き、寒く暗い夜をお客様と過ごしました。
暫く連絡が取れなかった為に沢山の方々に心配頂きましたが、ここ周辺は建物の被害や道路の被害も無く、その後の揺れも少なく、どうやら首都圏の家族や友人達の方が大変な思いをされたようでした。
翌日のテレビを見てから、ことの大きさを知るに至りました。
何も出来ずに歯がゆい思い。
ここ数日、何が出来るか?をずっと考えていましたが、今出来る事をと、明日から一歩踏み出してみようと思います。
度重なるテレビの映像で津波に覆い隠される田園風景を見ました。
被災した原発の様子を見ました。
作物が大変だと思いました。
少しでも多くの作物を出来る場所で作らなきゃ、と思いました。
農業の友人に相談してみました。快く受け入れてくれました。
畑に立ってみたいと思います。
甘く見てるのかもしれませんが、何が出来るか、どこまで出来るか解りませんが、 明日から一つでも多くの種を蒔けるように、苗を育てられるように。
つきましては、
宿は今まで通りいつでも利用可能ですが、暫くの間、BARを不定休とさせて頂きます(予約頂ければ開けますので連絡下さい)。現在もほとんど電気を付けていないので真っ暗に見えるかもしれませんが、キャンドルがひとつ灯っていればいます。この先に関しましてはもう少し時間を下さい。
折れて道に落ちていた桜の枝もだんだんつぼみが膨らんできました。