もみがら堆肥

堆肥作り。
数日間微生物の液につけた籾殻と米ぬかを混ぜ合わせます。 それをまたタンクに詰め替えて発酵を待ちます。土に蒔けるのはまだまだ先。酒のようないい匂いがします。

今日の畑日記

B農園Yくんのお父さんがやってきました。親父さんは近くの古民家を手に入れて、そこを修復しながらの生活を考え中。横浜在住という事で色んな話に花が咲きました。Yくんと年の差など気にした事もありませんでしたが、お父さんやお母さんの年齢の方がグっと自分に近かったことで、多少気になってきたりして・・。

ブルーベリー

B農園にはブルーベリー畑があります。今日はこの畑の苗を持って来たというおじさんがやってきました。紹介されて名刺交換して、あれれ・・、その住所は自分の生まれ育った町でした。今も母親が住む故郷です。横浜の故郷にブルーベリー畑があったなんて知らなかった。その苗が小淵沢でスクスク育っています。またまた不思議な縁でした。

今日は一日、昨年ホオズキを作っていたという畑と格闘。1本の高さが2m以上あったということで、それがマルチ20本以上の列。一日で終わらず。明日も続きます。ここに何を植えるか検討中。

今日の畑日記

通っているB農園の畑がある下笹尾からの甲斐駒ケ岳。

鉢上げした苗も順調に成育中です。

震災以来、途絶えないのがお米の注文。明日もまとまった量の出荷があるとのことで、籾すり機を動かしました。B農園では昨年買い換えた新品ということで、動きも快適です。メインともいえる部分が木枠に網と、そこだけ驚くほど昔のまんまという感じです。

今日の種まきはマイクロトマト。メキシコの先住民からの最初の種、その種を分けてくれたのが茨城で農業をやっている友人なのだそうですが、彼も今回の被災で農地も家も無くしてしまいました。大事に大事に土の上に置きました。

風が治まってきた午後、マルチを敷きました。手動のマシンを使いましたが、これが意外と難しく、折り返すごとに芸術的に蛇行。初めてということで許して頂きました。

 

小淵沢はまだ寒い日が続きます。明朝もマイナス5℃以下になりそうで、下笹尾でも霜注意報だそうです。気持ち的にもそろそろ温かくなって欲しいですね。

被災地や関東では余震も続いていますが、最近はずっと雲もおかしな感じです。今日の南アルプス方面からは朝の穏やかさとは打って変わって、その後は様々な雲を生み続けていました。

ぼくらの農場

今日も畑に出向きました。朝方早く上がると思った雨も(うちの方は雪でしたが)降り続き、今日もハウス内で苗作り。鉢上げもだんだんと慣れてきましたが、種まき、発芽、鉢上げと、人で言う赤ちゃん〜幼児期がやはり一番大切だということで、力も入ります。水を撒いて翌日あたりムクっとしっかり起き上がった苗を見ると可愛く感じます。

こうして手間かけた作物の獣害には皆本当に頭を悩ませているようですね。どうにか共存の道は無いのでしょうか?

チャリティ・フリーマーケット

今日は雨の中、友人がチャリティ・フリーマーケットを開催。
当初はいわゆるフリーマーケットの予定でしたが、売上は全て震災へのチャリティとすることになりました。友人達とともに参加させて頂きましたが、みんなに会えた事、少しでもお金が集まった事(いや想像以上に集まりました。皆さん有難うございます)に温かい一日となりました。石あるくさん有り難う。小淵沢からもみんなで被災地の一日も早い復興を願っています。

畑手伝い押掛け日記

早速毎日、用事を済ませては、農家の友人の所に押し掛けています。

初日は真冬並の寒気と強い風だったのでビニールハウス内で。ハウス内で既に発芽した苗の鉢上げが最初の作業となりました。

種まきはピンセットで。細かい作業です。

今日は、嬉しい事に、ブログを読んでくれた友人が「手伝いたい」と言ってきてくれたので、みんなで一緒に作業。昼頃から気温も上がってきたので、まだ冬の片付けの終わっていなかった畑に向かいました。外作業は時間が過ぎるのも早く、考えているより広いのか、単純作業なのですが思ったより身体も疲れます。

でも、色んな思いを胸に、頑張ろう。

丁度、奥さんの友人も泊まりに来てくれました。心強いです。

帰り道にはかなり久しぶりの鹿に遭遇。
普段はびっくりする事も、いつも通りの姿にホっと出来る瞬間(畑に来られると困り者なんですが)。

ビニールハウス内で見つけたアゲハチョウ。
様々な命を目の当たりにする度に、祈る気持ちでいっぱいになります。

もっともっと逞しくなりたい。

負けないぞ。

小淵沢に移住し専業農家として働くまだ若き友人達です。
● ぼくらの農場(今、主に押し掛けている 下笹尾のファーマー)
● たわわ(最初に相談持ちかけたのはここ。もうすぐ手伝いに行くからね)

明日への思い

いたたまれない気持ちと不安の気持ち・・

昨日まで優美に見えていた自然の景色が、あまりの壮大さに怖ささえ覚えてしまう。

それでも、外には小さな春の命、

芽を出そうと精一杯頑張る姿に勇気付けられる。そんな毎日が続きました。

 

まずは、今回の大震災で被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

何とか強い気持ちで堪えられますよう、そして一日も早く不安な気持ちが消える日が来る事を、毎日家族で祈っております。

 

小淵沢でも今までに感じた事の無いほどの揺れが長く続きました。そして停電も14時間ほど続き、寒く暗い夜をお客様と過ごしました。

暫く連絡が取れなかった為に沢山の方々に心配頂きましたが、ここ周辺は建物の被害や道路の被害も無く、その後の揺れも少なく、どうやら首都圏の家族や友人達の方が大変な思いをされたようでした。

翌日のテレビを見てから、ことの大きさを知るに至りました。

 

何も出来ずに歯がゆい思い。

ここ数日、何が出来るか?をずっと考えていましたが、今出来る事をと、明日から一歩踏み出してみようと思います。

度重なるテレビの映像で津波に覆い隠される田園風景を見ました。
被災した原発の様子を見ました。
作物が大変だと思いました。
少しでも多くの作物を出来る場所で作らなきゃ、と思いました。
農業の友人に相談してみました。快く受け入れてくれました。

畑に立ってみたいと思います。

甘く見てるのかもしれませんが、何が出来るか、どこまで出来るか解りませんが、 明日から一つでも多くの種を蒔けるように、苗を育てられるように。

 

つきましては、

宿は今まで通りいつでも利用可能ですが、暫くの間、BARを不定休とさせて頂きます(予約頂ければ開けますので連絡下さい)。現在もほとんど電気を付けていないので真っ暗に見えるかもしれませんが、キャンドルがひとつ灯っていればいます。この先に関しましてはもう少し時間を下さい。

 

折れて道に落ちていた桜の枝もだんだんつぼみが膨らんできました。

 

保存保存

牧場の新入りさんたち

隣の牧場にこの春新しい仲間達!

ちょっとこれたまりませんが・・羊の赤ちゃん。2月の終わりに生まれてスクスク育ってます(写真は生まれて4日後)。相当警戒心が強いようなので暫くはそっと見る程度でお願いしますとの事。もう歩き回っていますが、人が近づくとすっと親の陰に隠れてしまいます。ヤギより相当臆病なんですね。

続いてセントバーナード。久しぶりに見ました。やっぱり可愛いです。でもまだ躾け中との事なので、子供達は近づくのも注意です。じゃれてでも飛びかかられたら簡単に倒れます。でも可愛い。でも注意。

bitte! OPEN

以前紹介した友人のお家。その可愛い家が雑貨屋さんとしてOPENしました。

長坂の中丸、清春芸術村の近くですが、ちょっと入り込んだ場所なので解りづらいかな?ホームページなどをご確認の上遊びにいって下さいね。

カゴや花器、インテリア小物や雑貨も手作りのものが並んでいます。アロマやお茶もあるし、インテリアデザインも手がける彼女ですから、ちょっとしたところがイチイチ可愛くなってます(笑)。