滝沢牧場祭

野辺山の牧場「滝沢牧場」で行われた滝沢牧場祭に行ってきました。清里のカウンティフェアには毎年訪れるものの、滝沢牧場のこのお祭りには初参加です。

滝沢牧場は牛を筆頭に馬、ヤギやヒツジ、ウサギなどの動物達との触れ合い体験、牧場ならではのアウトドアが満喫出来る八ヶ岳を代表する観光牧場。今回のお祭りでも、乳搾り、引き馬はもちろんの事、バター作りや木工体験、沢山の手作りゲーム、ミニマラソン、フリーマーケットと盛り沢山。そしてメインステージでは和太鼓、バンド、ブルース、演歌、よさこい、ビンゴ、とずっと催しが最後まで続きます。いつものトランポリンや四輪バギー、フィールドアスレチックも遊べて、内容のギュっと詰まった、野辺山ならではの楽しいお祭りでした。

小淵沢からもお客さんが沢山。再来週の清里のカウンティフェアとともに八ヶ岳を満喫出来るお祭りでした。

さて、我が家、牧場の遊びにも慣れた子供たちは木工の工具とバギーに夢中。
乳搾りとアイスクリーム目当てで行ったのに、どちらも忘れるほど・・・

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おいしいお米になりそうです。

いよいよ町では稲刈りも本番。

我が家では今年も収穫のお手伝いに行かせて頂きました。場所はオオイトザクラの周辺に広がる稲作地帯。当初、先週の刈入れを予定していましたが、天気により1週間延ばされた稲穂はもう待ちきれない様子です。

数列刈り取られた後を走り回る子供たちの笑い声もお米に届くかな?
ウマに載せ、天日に干された稲は、またどんどんとおいしいお米になるのです。

作った人が解るというのは最高の安心に、おいしさの一番の要素。
農家のみなさんにも感謝しながら、ふっくら炊きあがるその日が今から楽しみです。

マウナ・ラニ

お隣の富士見町に待望のハワイアンショップがOPENしました。

横浜にいた頃は空前のハワイイ・ブームでしたが、ここ八ヶ岳周辺でもフラの教室などは人気が高く、みんな情報集めや買い物に大変だったので、そんなみんなも集まれるまさに待望のショップでしょう。

お店の名前は「マウナ(山)ラニ(天国)」

ハワイな雑貨が半分と、フラ用品が半分。カッコいいオフィスに、小さなコーヒーカウンター。ハワイが詰まった本場さながらの小さなオフィス。オープンのこの日、各地からフラの生徒さんたちも訪れていたようです。
LampsLodgeにはジュートで出来たランナーとランドリーバッグを早速GETしました。

そういえばまだやってなかったハワイ系のライブやフラ。
フラを教えてくれる人、ハワイアンのミュージシャンの皆様、大歓迎でお待ちしております!

西松凌波の絵画世界

水墨、墨彩画家、西松凌波先生と出会ったのは6歳のとき。今から36年前の話です。

僕は小学一年生。先生は小学校の図工の先生。

当時からお洒落で粋だった先生がすぐに大好きになって、絵を描いたり、工作することに、自然と夢中になっていました。授業中は駄洒落の連続。何を聞いても駄洒落で切り返す。小学生ながらこっちも一生懸命駄洒落を考えて口にすれば、必ず答えは「そんなシャレは止めなシャレ」。今振り返れば図工なのに言葉の遊びも沢山教えてくれた時間でした。

昨年暮れの事、そんな先生と卒業以来(何らかで数度は会ったことがありましたが)ほぼ30年ぶりに偶然会いました。こちらで俳句の会の集まりがあって、宿泊で偶然ウチを紹介されたのです。

その句会に迎えに行って、2人で目が止まり、

「先生?」

何ら30年前と変わらぬその姿に思わず口に出た言葉。

「お〜コバヤシくん」

2人の抱擁に唖然とする周囲の皆さん。

そんな再会から9ヶ月。長野県安曇野市で個展があるということで、早速(内緒で)顔を出しに行きました。

様々な画法で表現してきた先生の辿り着いた今の絵が墨彩画。
品があり、格があり、力があり、優しさがあり、、
恐らく筆に墨を付けたらサッと一筆で書き上げるであろう絵。
やり直しのきかないその瞬間が絵の力となって伝わります。
そして中国の色墨に彩られれば瞬く間に華やかで粋でお洒落な西松凌波の世界に。
品格に満ちた絵ながら、駄洒落の授業を思い出すのか、先生の絵はどれも楽しさに溢れています。

今回は沢山の色墨や筆に囲まれたアトリエさながらのテーブルに案内され、初めてそれを見て、触ることが出来ました。
出掛けに庭に咲いていた秋明菊を束にして持って行ったのですが、いつの間にやらその絵が短冊に。
オリジナルの短冊掛けがこれまた素敵なのですが、それに飾った特別な今日の絵を頂いて帰りました。

この短冊、和室に飾らせて頂きました。ぜひご覧下さい。

安曇野、墨彩画、初秋、先生、生徒、思い出、鎌倉、小淵沢・・・

いい感じです。

そう、まだまだ先生も勉強し続けています。
身が引き締まる思いです。

チームワーク

土曜日には小学校の運動会がありました。

前日までの雨も何とか止んだ土曜日。時折晴れ間がのぞく、運動するにはいい天気です。
運動会は全学年が4つの組に分かれて競争と演技がほぼ交互に進行。
最近の運動会は個人の競争が無いんですね。かけっこも組に分かれたリレーだけ。全てがチームになっての競争です。最初から最後までの仲良し運動会に血気盛んな親御さんたちからは不満の声も・・・。

個人競争が無いというのは、確かに何か物足りない部分もあるんですが、これも時代と、慣れてくるんでしょうか?

初めての運動会。宿をやりながらどれぐらい参加出来るだろうか?と思っていましたが、お客さんのご協力も頂き、最初から最後まで見ることが出来ました。有り難うございました。

 

BLUES 日倉士歳朗

American Music 大好きなものにとってスライドギターは不可欠の、その音が無いと成り立たないほどの特別な存在。

そのスライド・ギターの名手として神奈川県ではずっと有名な日倉士さん。今回初、やっとLampsLodgeに呼ぶことが出来ました。

出会った頃はBLUES一色。
その後はライ・クーダーやデヴィッド・リンドレーに宜しく、ワールドミュージック的なアプローチも広がり、そして今回、3年ぶりとなったステージではゴスペルも加わり、更に深みのある世界へ、、。

そのギターは1920年代製のワイゼンボーンや、40年代のラップスティールと、恐るべしヴィンテージギターたち。音が出ているだけでしびれてしまうのです。

そんな通なライブもみんなで楽しくワイワイと。
みんなでアルコールも深くなって、更にワイワイと。

そう、それがブルース。

やっぱり日倉士歳朗、最高のブルースマンでした。

日倉士さん、ありがとう。来てくれた皆さん、有り難うございました。

森の蒸溜所 白州

サントリー白州蒸溜所へ行ってきました。
国産ウィスキーはここ数年世界でも大注目。今やサントリーの「山崎」「響」「白州」は世界の有数なウィスキーコンペでも入賞の常連。スコッチやバーボンを抑えて受賞する機会も増えて来た程の高品質です。そしてここ北杜市の白州で作られるフラッグシップブランドが「白州」。今年は25年ものも登場し、更に活き上がる国産ウィスキー市場です。どこか憧れる世界を持つ酒がウィスキー。その憧れる世界を維持し膨らましていかなければと改めて思いました。LampsLodgeのバーでも一番人気は白州。ロックや少し水を入れると更にそのおいしさが際立ちます。ウィスキーの苦手な人にも、今回試飲した白州のソーダ割は本当においしく飲みやすいものでしたよ。

いろいろ話を聞いて帰って来て、10年〜20年先を目指して真面目に信念を曲げずに励むウィスキー作りが、現代の全てにとても重要なことだなあと実感して来ました。色んな事にいい世界を目指して「熟成」させて行きたいですね。ウィスキーの似合う店を目指してこれからも良い音楽といい仲間を作って行きたいと思います。

日帰りで

この夏に始めた服屋さん、JeanNassausの本社への用事で東京に。
折角だからお店のスタッフも連れて、小淵沢店を始めるきっかけにもなったRetail Store Kamakuraへ。

おかげで久しぶりの潮風。
雨上がりの柔らかな陽射しが差し込む湘南の海へ。

とは言ってもゆっくりしている暇もなく、慌ただしいスケジュール。

Jean NassausRetail Store Kamakura は江の電由比ケ浜駅前。アパート1Fを改造したオシャレなショップ。海の見える町ならではの雰囲気は、山の小淵沢と対をなすものの、なぜかどちらにもピッタリな服。

ランチには友人が七里ケ浜に店を始めたというので行ってきました。そこは前、J.J.MONKSだった店。七里ケ浜が目の前に広がる湘南ならではの最高の景色です。「Double Doors」。

どちらも湘南、海、ならではのお店。ぜひ行ってみてくださいね。

渋谷の本社に着いたのは夕方遅く。
街のネオンに後ろ髪を引かれながら山梨へ、、、。

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思いっきりお上りさんな私たち・・・

 

開拓祭

ここ小淵沢の「篠原」地区では毎年9月に、「開拓祭」なる地域のお祭りがあります。
その名の通り、戦後間もなく始まったこの地区の開拓の苦難を後世に伝え、先人達への感謝を祝いとした小さなお祭りです。
それは敬老の日でもあるので、いつも篠原では公民館での敬老の祝いに、町を歩く子供たちの神輿がメインイベント。
今年は子供神輿も距離を伸ばし、篠原地区の丁度端となるLampsLodgeが折り返し地点となりました。

人口600人余りの小さな地区ながら、少しずつ増えている住人たち。中でも今年は30人以上の子供たちが集まり、その数にみんなびっくりしているようでした。まだこの神輿に参加していない子供たちもいるので、本当に子供たちの多い地区となっているように感じます。

小さな御神輿を担いで(触って・・)沢山の距離を元気よく歩く姿にみんな笑顔。終点の公民館では敬老のお祝いのおじいちゃん、おばあちゃんたちが出迎えてくれます。そして頑張ったご褒美はおいしい食事。

3年目にしてやっと参加させて頂きましたが、とても暖かいお祭りでした。
形は変わってもいつの時代も必要な「開拓者精神 frontier spirit」を教えてくれるのです。

今度は下のと山の上

「なんでおにいちゃんだけ?ボクも山いく〜」とさんざん愚図られて「まぁ天気もいいし行ってみるか?」と言ってみたら満面の笑み。中一日の筋肉痛も出てきた頃だったのでお気軽な入笠山に行ってきました。
歩き出して1分で「足が痛い。疲れたね〜」なんて言い出す始末でしたが、
「自分で言い出したんだから最後まで1人で頑張れ」などと言い続けながらではありますが、
結局すんなりと登りきりました。

御陰さまでいい景色を見る事が出来ました。この山のてっぺんもいつも気持ちいイイです。