sachikoさんと佐藤克彦さん、夫婦、そして愛娘ひとりの家族。
東京から丹沢の麓、神奈川県清川村に移住し音楽活動を続けている家族。
だから、と言う訳でもないんですが、というか訳だからかもしれませんが、横浜からここ小淵沢に引越して来た我が家族にはいろいろと共鳴する、共感するものを勝手に感じている自分がいます。働いているフィールドが違うので一概に言えないですが、それでも最初にこの家に来て窓を開け、テラスから木々を眺めた時に頭に聞こえて来たのは、紛れも無いsachikoさんの声とメロディーでした。
夫、佐藤克彦さんは数々のアーチストとの共演やサポートに忙しいギタリスト。年間200本を越すライブに、合間の音楽制作。ジャンルを越えて時にアルペジオで、時にスライドでその指から優しい音を出すプレイヤー。そしてsachikoさんはその音の流れの上に透明感に溢れる声で真っすぐなうたを重ねていきます。誰もを引き込むほどの魅力の声は優しさにも満ちて水面の光のように輝いていく感じ。流れに逆らわず、時にゆるやかに、時に小石に当たって小さなしぶきを上げるように、自然な2人の音楽は川の清らかな流れにとても似合うのです。
6月22日。2人の2度目のライブはまた気持よく聞くことが出来ました。
来てくれたみなさんありがとう。
今回はちょうど夏至にあたり、100万人のキャンドルナイトを筆頭に各地でセーブエナジーのイベントが行われました。LampsLodgeでも極力電気をセーブ。ライブでは2部で電気を全て落としての演奏に。丁度雨も上がり、外で聞くとまた気持のいい音に声。前回もPAを通さず、正に生でライブを行いましたがやはり生音の振動は自然に溶け込んで行くようで気持のいいものです。
翌日は快晴!朝遊びに行った牧場では佐藤克彦氏、馬頭琴を発見!早速試奏。
この見事な馬頭琴。ラングラーランチのボスがモンゴルに撮影に行った際、現地の人たちからプレゼントされた凄いものらしいですよ。なるほど隅々まで素晴らしい彫刻が施された楽器と言うより工芸術品でございます。こっそり練習しに行こうかと思ってましたが、うかつに触れなくなりました、、、。