昨年の新型インフルエンザの流行で延び延びとなっていた保育園の卒園前では最後の行事となる「おたのしみ会」がありました。園児たちが歌、踊り、演奏、劇など、かなりの時間を使って一生懸命練習した成果を発表する学芸会です。本来ならば昨年12月初頭に行われるもの。インフルエンザによる休園なども続きどうなるか心配されましたが、子供達はこの日を本当に楽しみにしていたのでまずは開催されて良かった。
最後の出し物は年長組の劇「富士山と八ヶ岳の背比べ」です。内容もさることながら、全てに甲州弁を使った言語劇におじいちゃん、おばあちゃんまでもが大喜びの素晴らしいものでした。昔々は八ヶ岳の方が富士山より高かったというこの辺りでは有名なお話。この劇を見て初めて知った小淵沢から見える八ヶ岳。「西岳、編笠山、西ギボシ、東ギボシ、権現岳、奥三ツ頭、三ツ頭、前三ツ頭」だそうです。八ヶ岳の8つの山は昔より様々ですが、各地域それぞれの八ヶ岳があるようで面白いですね。