映画か?テレビか?何の影響か、アメリカ、ウェスタン、カントリー、馬、旅、荒野、山脈、アウトロー・・・いろんな憧れを頭に思い描くたび、そのバックに流れる音楽はバンジョーの響き。焚き火の前でマウンテンミュージック、 馬で歩きながらオールドタイム、ご機嫌なブルーグラス、どんなシーンにも欠かせない音がバンジョー。
数年前にそんなバンジョーを貸してもらったものの、なかなか弾けない。解らない。「バンジョーをポロポロと弾けるようになりたい!」という春に同じような友達を見つけ、ここはぜひ教わってしまおうと贅沢にも5弦バンジョーの第一人者原さとしさんに電話。久しぶりの突然のコンタクトにも快く答えてくれた原さん、ありがとう。
普段も各所でバンジョー教室を開いている原さん。何かリクエストする度にPCから自作の譜面をプリントアウト。その手際の良さに付いていけないこちらの腕。ギターの癖からなかなか抜け出せません。やっぱり1に練習2に練習ですね。たまに原さんのバンジョーから聞こえる早いフレーズに目移りしながら、それもやりたい、これもやりたい、とやりたいことだらけになってしまいました。
ルーツはアフリカの楽器!というバンジョーはその音楽も弾き方もとにかく多彩。その時代時代の楽器としてとにかくポピュラーなものだったようです(写真は19世紀中旬のミンストレルバンジョー!)。日本でもちょっと前までは大学などにもルーツ音楽系のサークルが沢山あったようで、バンジョーも比較的みんなも知ってる楽器だったということですが、遂に最近の大学ではほとんど無しという事。
何とかルーツミュージックやオールドタイム好きのみんなで繋いでいかなければなりませんね。練習がんばろ。
ワークショップの後はお楽しみライブ。ブルーグラスからオリジナルまでバンジョーの魅力満載のライブ。陽気な音から切ない音まで、バンジョーでこれを出来るのはまさに原さんぐらいでしょう。
ん〜、今度は馬と焚き火の前でみんなでやりたい・・・。