昨年は23kAttackLineに出場し辛くも完走。その後実行委員入りを頼まれ、秋から準備に関わり始めた第2回スリーピークス八ヶ岳トレイル。この数年で一気に脚光を浴びたトレイルランニングは、今も尚各地でその是非が問われている山道を走るスポーツ。今回は実行委員として更に深くその問題を考えながら、大会の開催、成功に向かっての日々となりました。
特に2月の大雪はコース準備のスケジュールにも大きな影響を与え、本当に直前まで頭を悩ませながらも開催にこぎつけたのは実行委員みんなの努力の賜物。結局は私などは超微力。みんなの行動力に驚かせられました。
それでも何度も山に入り、何度も八ヶ岳と会話を繰り返していたような時間は、今までに無い貴重で楽しい時間であったと思います。
今年は大会初日2日前に梅雨入り(涙)。大会当日の予報も雨。勿論大事な前日準備も雨の中。沢山のスタッフみんなが雨の中頑張ってくれました。
初日(大会前日)には更なる仕打ち。大会会場は主要な所では雲が切れたりして予定通り進みそうな気配だったのですが、中央道や国道が一部通行止めになったところから渋滞が各地に広がり、大会直通バスは数時間遅れ、渋滞にはまって何時間も動けないという人も続出。どうしても行けないという参加者も出てしまいました。それでも夜まで延長したエントリー受付時間内には予想以上に沢山のエントリー者が受付まで来てくれました。そして様々なスケジュールを調整しながらも前夜祭は予定通り行われ、ランナー達も意気上がる中、何とか1日目を終了する事が出来たのでした。
翌日朝は奇跡的に雨も上がり、会場までお客様を送迎しましたが、みんなで景色に感動。
今回もステージやPAを担当で会場からは出れませんが、精一杯の応援と、皆の無事と天気への祈りを会場から。
そして間もなく感動のスタートを迎えます。
午前中天気はグングン回復し、23kmAttackLine最初のランナーがゴールする頃にはかなりの青空。
きっと最高の景色の中を走れたことと思います。
23k女子トップは特別参加の脅威の11歳!毎日階段で練習しているという彼女が大きく以下を引き離してのゴールでした。
間もなく38kmOne Peak Lineのトップ選手達が続々ゴール。
前回は走っていたので解りませんでしたが、トップ選手達のゴールがあまりに早く、会場でもゆっくり出来る時間はありませんでした(笑)
38k女子トップは今年も大石さん!
2日間MCを手伝って頂いた浅利そのみさんも急遽レースに特別参戦!そして無事ゴール!
もう1人のMC加藤明子さん、スリーピークスの顔、松井裕美さんから逆インタビュー。
とにかくずっとこんな空、こんな雲。会場でもこの後はスコールのような土砂降りになったり、コース各所でもかなりの雨が降り続いたようです。
それでも23kの表彰式の頃には小降りになり、38kの表彰式にはまた青空が見えてきました。奇跡!
その後も雨が降ったり止んだりする中でしたが、沢山の笑顔の中、無事大会は終了。
とにかくみんなの思いが通じましたね。基本的には雨の中でしたが、要所要所で雨が止み、大会が滞り無く終了出来たのは本当に嬉しく思います。
実行委員側では長い準備期間とこの大会への強い思いから、多少の雨風ではへこたれない強靭な思いを共有してはいましたが、天候状況によって多くの大会が中止に追い込まれる中、本当に警報や災害が無くて大会が開催出来た事に感謝しています。
選手、ボランティアスタッフ、宿泊者、出店者、ほか大会に関わった全ての方々、この一日を許して下さった方々、美しい八ヶ岳、そして天気、みんな有難うございました。この感謝の気持ちをまた次に繋げていきたいと思います。