5月のBAR LIVEは若手(?)3組が登場してくれました。
Hotel Congressは我が宿でも常連の堀内朗くん。今年密かに録音し続けた曲をCD化。冬にジャケットデザインを頼まれて春には目出たくCDが出来上がりました。その発売記念がてらライブの話しは密かに進み、この3組の登場となったのです。
堀内くんはアメリカンミュージックをこよなく愛し、年に何度もコンサートを観る為にU.S.A.まで足を運ぶ程の音楽好き。大物ミュージシャンに近づいたり、友達を増やしたりしながら、今では音楽雑誌のインタビューを担当したり、我々も羨ましい程の活躍ぶり。好きが高じて歌う歌はアメリカ南部のエッセンスたっぷり詰まったスワンプミュージック。今や貴重な(?)存在として神奈川辺りではひっぱりだこ。今回はトリかと思いきや、トップバッターでお店を温めてくれました。
大久保理(おさむ)くんは2度目の登場。こちらもこの10年程、神奈川県内ではひっぱりだこの実力派シンガーです。シンガーソングライターという言葉がよく似合うこちらも貴重な(?)存在。お酒が入って賑やかになったお客さんの突っ込みをかわしながら、流石の実力を見せつけてくれるステージでした。
初登場は吉村瞳さん。とは言え名前はもう長く聞いていたし、何年も前より音源は聞いていたし、住友俊洋さんから随分も前に宜しくと紹介されていたりと、まさに今回は待望のステージになりました。女性、スライドギター、ラップスティールとこちらもかなり貴重(?)な存在のミュージシャンです。ギターはお墨付き、ヴォーカルもしっかりと、彼女も各地でひっぱりだこ。
という訳で、その筋では有名な3組の豪華な競演。
その筋では無いとまったく無名な3組かもしれませんが、音楽とはそういうもの。有名無名関係無く、素敵なサウンドを奏で続けてくれている3人。良い音楽はBARのお酒を更に美味しくしてくれる正に正統派バーライブでした。これからも皆さんどこかで出逢うかも。どうぞ応援も宜しくお願いします。