つかの間の雪景色

本当にあっという間でしたが。

朝、降り出した雪は、ちょっとだけ雪景色を楽しませてくれました。

もう少し降ればスキーかな?というところでしたが、時間も遅くなったのでリゾナーレでスケートです。

冬の恒例となったリゾナーレの小さなスケートリンク。
貸し靴も無料の嬉しいサービス。
初めてのスケートにも最適。子供たちもこれぐらいがいい広さ。大人も転べない緊張感たっぷりで楽しめます。

我が家でもすっかり恒例とさせて頂いています。
子供たちはまるでおきあがりこぼし。何度もすってんころりんしながらもまたおぼつかない足取りで滑り始めます。

この後、久しぶりの温泉に、この夏リニューアルした富士見高原の鹿の湯に行ってきました。

よく見れば子供たちのお尻が真っ赤か。

OREGONからの風景

小淵沢の友人が、今発売中の雑誌「Lightning」1月号に出てるから見てね、と言っていた事を思い出し、本屋に立ち寄りそのままちょっと立ち読みを、、、

91Pにそれはすぐ見つかり、友人Oちゃんの部屋がバッチリと紹介されていました。
で、そのままページをめくると、

次のページには何と横浜で働いていた時のボスの家とお店が紹介されていたのでした。
偶然だなぁ、なんて思って更にページをめくると、、

何とあろうことか、今小淵沢で手掛けている服屋さん「JEAN NASSAUS」の本社と鎌倉店が紹介されているではありませんか。

偶然とはいえ、何だか今ここでの生活がまだまだみんなと繋がっている事が嬉しく、そしてそんな古き良きアメリカが大好きな友人達の輪を改めて有り難く感じます。

先週、小淵沢「OREGON」という名のBarとCafeの親父さんが突然この世を去りました。

自分がここ小淵沢を選んだ理由の一つに、日本離れした山岳風景の中に点在するアメリカンカントリーやウェスタンの香りがプンプンする建物や看板が並んでいたこと。その恐らく全部に関わって来た親父さんです。
カントリーミュージックと馬と酒と煙草が大好きで、その知ってる全てをみんなに教え、小淵沢に残してくれたいつもお洒落で気持ちのでっかい親父さんでした。享年67。
奇しくもうちの親父と同じ歳でこの世を去りました。何だか本当に親父みたいな存在でした。

今家で「Lightning」をめくりながら、気の合った仲間達と集い、働き、遊び、助け合い、、というシンプルながら充実した生活を出来ている事に感謝し、またこれを継承していけるよう頑張らなければと改めて思います。

今夜も星が奇麗です。

その親父さんと来週20日にSandiaCafeでカントリーライブを手掛ける予定でしたが、追悼パーティーの形でそのまま行います。プレイヤーは親父さんが日本で一番好きなカントリーミュージシャン、森下昇さん。お時間ある方はぜひ遊びに来てください。ウェスタンハットをお持ちの方は忘れずに。

川上健一さんの本

窓を閉め切れば、いい天気の日は沢山の陽射しを受けてポカポカの部屋。
冬のゆっくりと流れる時間は本を読むのにも最適。

先日、図書館で川上健一さんの本を2冊借りてきました。

まだお会いした事はありませんが、時々Barの話の中で名前が出てくる川上さん。
近所に住む、もう20年近く前に八ヶ岳に移住してきて作家さんです。

「読みやすいから是非読んでみれば」と勧められていた川上さんの本。その通り、読み始めてたちまちその世界に引き込まれたのでした。
ビートルズが背景に出て来る青春物語「翼はいつまでも」と、こちらに移住してからの釣りに明け暮れる楽しい毎日を綴った「ビトゥイン」。後者は八ヶ岳の生活がこんなに楽しいんだということをたっぷり教えてくれるのです。妻は涙・・。

いつか会えたら嬉しいですね。

笑顔の夜空

子供と眺めていた日暮れの空に薄い三日月。
そのそばに何やら明るく輝く星ふたつ。
まるで小さな子供が描いたような笑った顔に見えたのでした。

暗くなってからもその笑顔は表情を変えながら南アルプスの向こうに笑ってました。

あとで同じ写真を友人のブログで発見。
そこでそれが金星と木星だって知りました。

4度目の冬を前に

実にこの1ヶ月ほどの間に、周辺友人関係だけで4人の赤ちゃんが生まれました。

まだ、誰の顔も見れてはいないのですが、みんな元気そう。
近々会いに行かせて頂きますね。みなさんおめでとう。

方や先日、丁度2年前にウェスタン牧場での野外ライブをやった際のステージ作りを、突貫工事ながら快く引き受けてくれた愛すべきオヤジさんが50代半ばの若さで亡くなってしまいました。ビールをそれはうまそうに飲んでる姿しか目に浮かびませんが、まだ右も左も解らぬ自分にどれだけ心強かったか計り知れません。本当に有り難うございました。

市長選があったり、雪が降ったり・・

友人の結婚パーティーで東京に行ったら、前の仕事場のボスの元気な顔も見れました。

風邪もひいてました。

そんなこんなで、小淵沢に来て3年が経ちました。

移住のきっかけを作ってくれた次男も5歳になりました。

このブログを見ていてくれる皆さん、
LampsLodgeに足を運んでくれる皆さん、
他にもいっぱい、いっぱい、

感謝。

どうもありがとう。

何とかこれからも皆さんに喜んで頂けるよう、良い宿目指して頑張ります。
家族の八ヶ岳での生活もまだまだ続きます。
どうぞこれからも応援宜しくお願いします。

氷点下

からからと音を立てて道を横切る落葉・・

頬に吹き付ける風はいつしか冬のそれ。

澄んだ空と山の景色に目を奪われるものの、じっと外に立ち尽くすにはちょっと寒い。

目は潤み、鼻をすすりながらいくつか写真を撮りましたが、遂に夜には雪が舞いました。

冬ですね。

昨年までより2週も早く車のタイヤはスタッドレスに。

みなさんもあたたかい格好でお越し下さい。

秋日和続きます

最初は「どうだろう?」と思われた今年の紅葉も、暖かい天気のいい日も続き、もう随分と長い間楽しめているように思います。カラマツの降り注ぐ中、見事に色濃くなった周辺の景色は、こちらに越して来てから一番の色の濃さでしょう。

遠くの富士山の冠雪も丁度いいあんばいです。

スミオガツア〜

住友さんに小笠原さん(詳しくはアーカイブ2008年3月と2007年4月を参照ください)、見た目からして120%ロックな2人が3月に引き続きやって来てくれました。夏からのUSAツアー、その後カリフォルニアでのレコーディング、前回録音のCDリリース、そしてこの2人の北陸関東東北ツアー。これが終わればバンドでのライブ、ツアー。そしてまた新作のリリースと慌ただしくなってきたBLUESTONE Co.。そしてここ八ヶ岳は北陸関東東北ツアー最終日です。

そんな2人を迎える為に今回用意した会場は大泉にあるライブハウス「SHIGE’S STUDIO」。
ライブハウスとは言ってもライブの無い日は練習スタジオとしてみんなが利用。泊まりで合宿も可能なまさにバンドマンを支えるスタジオです。オーナーSHIGEさんもずっとミュージシャンで今もロック業界人。さて、どんな出会いがあるか?と楽しみな一日でもありました。

そんな2人を迎える為に参加してくれたバンドが3つ。

まずは川崎からやって来てくれた堀内さん。うちの宿のお客さんでもあり、サザンロック好きでもあり、いろいろなタイミングも重なって奇跡の出演。ひとりオールマンブラザースをアコギと渋い声で熱演。慣れない場所でオープニングを飾って頂き有り難うございました。普段堀内さんの演奏は新丸子のデレク&ザ・ドミノスという店で聞けるそうです。

次なるはエジソンズ。2年以上前から小淵沢で出会ったバンドですが、その後東京に行ってしまってからも会うたびにパワーアップ。たまの知久寿焼クンがお互い好きだったりで意気投合しましたが、そんな世界をスカの軽快なリズムに乗せたようなふんわりしたバンドです。歌詞も面白いんです。

続いてコンセント。SHIGE’S STUDIOでイチオシのバンドを紹介して頂きました。北杜市に散らばるロッカー4人、平均年齢はまだ20代前半で、彼らの親父さんたちの年齢がほぼ僕らと一緒ということにこっちがヘコみましたが、彼らは何のその。若さ全開のステージを見せてくれました。今後も楽しみですね。

で、お待たせしましたのスミオガ。
短いステージの最後に前身のバンドTheSavoyTruffleの曲をアコースティックでやりましたが、流石に良かったですね〜。

で、スミオガに僕(org)とラングラーランチのコウジ(ds)が参加して4人オールマン。
今回は思いっきり音を出す為に来たSHIGE’S STUDIO。思いっきり気持ちよくやらせて頂きました。

アンコールにはSHIGEさんも呼んでセッション。
ここ八ヶ岳では滅多に見れないであろう現役スーパーギタリスト2人のギターバトル。いや、これは見れた人、貴重です。僕も客席で見たかったほど。また頼んじゃおうかな・・・?

というわけで、ロックにはギターソロが無くてはあかん!ということで幕を閉じたこの一日。

SHIGEさんとスミオガは流石にリンクしまくり深夜遅くまで音楽話。翌日は清里まで表敬訪問してからゆっくり帰路へ。

勝手に楽しんでしまいましたが、楽しんで頂けましたか?
またやっちゃいますが、どうぞお付き合いください。
出てくれた皆さん、来てくれた皆さん、有り難うございました。