からくり風車

風見鶏、いかにもカントリーな必須雑貨。
しかしニワトリという感じでもないし、風見馬でも無いものか・・・

なんて思って2年も過ぎた昨年暮れ、ご近所の木工房さんがアメリカ輸入のからくり風車なるものを持ってやって来ました。これは風車の羽根が回ると、それに繋がった人形が動く可愛いもの。アメリカ製ならではのポップな色使いやその絵の表情も目を引くものでした。時期柄トナカイやサンタが動くものやいろいろあったのですが残念ながら一つしか無かったという馬のものは既に売り切れ。「欲しい〜」という気持ちも馬無しには消沈。

しかしながら木工房さんです。この「木工房きたうら」さんの北浦さんは既にオリジナルからくり風車も多数製作中。早速ウエスタンライディングの風車を制作依頼してみました。

昨年中に試作品はすぐに上がり、色々な意見交換。
そして先日北浦さんが完成品を持ってやって来てくれました。

早速ポールを立てて設置。可愛い風車が空に映えます。が、この日はほぼ無風。
翌日は少し風が吹きましたが、なかなか羽は回らず。
心配した北浦さんはすぐに来てくれて「どうか?」と聞きます。

此処八ヶ岳は北風の突風も凄いので、完成品は羽根を小さくしっかりしたものにしたそう。あまりに早く回りすぎるとそれはそれで危険だし可愛くも見えないので・・・

「ん〜っ。」

悩んだあげくやはり少しの風でも回っていて欲しいので試作品の羽根の大きさにまた変えてくれないか?と相談。

という訳で現在、ポールの上にはまた試作品が風を受けパカパカやっています。(まだ試作品なので色は内緒)

しかし早速その夕方には近所の人から「これは何処で買えるのか?」と質問。
やはりクルクルパカパカが正解か?
きたうらさん、今の所かなりの風でも楽しそうにパカパカ動いてます。

みなさん来た時にはぜひ見て下さいね。
その時にはもう完成品に替わってるかな?
おみやげにも凄くイイと思います。

お正月

お正月。お客さまのスペシャル朝食が終えた頃、眠い目をこすりながら淵の音太鼓の初打ちへ。
まずはスパティオ延命の湯の前で。少し斜めな地面に苦戦。バランスを取るのが大変。
午後にはアウトレットへ。福袋を物色する暇も無くあっという間に時間は過ぎてしまいましたが、この演奏で一緒に演奏するのが最後のメンバーがいたので、彼の音をなるべく聞きながら一生懸命打ちました。見に来てくれたみなさん、ありがとう。今年は演奏だったので写真撮れませんでした。

片付けも終え宿に帰って来るとリゾナーレから諏訪太鼓の音が聞こえて来て、見に行こうと思いましたがいつの間にかダウンです。

三が日は晴天に恵まれ本当に山が奇麗でした。夜の星もこれまた奇麗。

3日には友人家族と凧揚げに。自分が持って行ったスポーツカイトは風も無く全然上がらず。結局子供と一緒にですが、ほぼ30年振りぐらいであろうそれに子供そっちのけで夢中になってしまい・・・。

でも子供達も相当楽しんでました。あまり風が無かったので走り回って疲れたようでしたが。

羽根つきとか独楽回しとかすっかり見なくなりました。
道路が遊び場だった頃が懐かしいですね。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

小淵沢はお正月を迎えやっと冬らしい気候となってきました。
横浜より移住し3度目の年始。八ヶ岳や甲斐駒の景色や自然に負けない様、更にみなさまに愛される宿を目指して今年も家族力合わせて頑張って行きたいと思います。

宿泊ならずともお近くにお越しの際には是非気軽に遊びに来て下さい。
これからももどうぞ皆様のご愛顧よろしくお願い致します。

Keiko Walker Xmas Concert

移住してから横浜に出掛ける度に偶然、不思議とケイコ・ウォーカーさんと会いました。そしてケイコさんに会う度、ぜひクリスマスに暖炉の前で・・・とそのライブを思うようになりました。そんな今年、急な誘いにも関わらず快くそのライブを引き受けて頂き、21日のクリスマスコンサートは実現したのでした。

エミルー・ハリスと言う大好きな素晴らしいミュージシャンがおります。もう活動歴も30年以上になる大御所です。カントリー・シンガーな訳ですが、伝統にとらわれること無く未だに新たな世界にチャレンジしている様が格好良く、いつも素晴らしい音楽を届けてくれるのです。で、そのエミルーのステージさながらのライブを見せてくれていたのがケイコ・ウォーカーさんでした。勿論ケイコさんもエミルー大好きで意気投合。以来、横浜でも散々お世話になることになったのです。

エミルー大好きなケイコさんですが、自らのルーツ、イギリスを意識しはじめてその音楽は更に深まりました。アイリッシュ・トラッドの曲もレパートリーに加わり、70年代アメリカのカントリー・ロックやアメリカン・カントリーの更に奥深くまでその幅を広げていったのです。

前置きが長くなりましたが、そんなケイコさんは華々しく日本のカントリー界にデビューをし、以前、その後にこの小淵沢を訪れています。小淵沢でカントリーと言えばOregonかペンションケイト。そのケイトさんで今回も一緒に来てくれたギターの玉三郎さんと一緒にライブをしたことがあるそうです。玉三郎さんも小淵沢常連。ラングラーランチへも何度も行ったし、今年の清里のカウンティフェアにも出ていたと言います。2人とも懐かしそうに小淵沢を眺めていました。

ライブはクリスマスの雰囲気の中リラックスしたムードで始まり、柔らかなギターのストリングスの響きに乗ったケイコさんの歌声はやはり最高でした。暖炉のパチパチという音が静かに鳴る中でのライブはやはり思い描いていたようにバッチリハマっていたと思うのです。

ケイトさんは自前のバンジョーをペンションに戻って取って来てくれました。それをブルーグラス的に早弾くのでは無く、静かに美しい調べを聞かせてくれた玉三郎さん。とてもスペシャルなサプライズになりました。ケイトさんありがとう。

やはりルーツミュージックは生ですね。ケイコさん、玉三郎さん、素敵な音楽のクリスマスプレゼントどうも有り難うございました。またぜひ小淵沢へ・・・

Merry Xmas !

夜も深くなり静かに降り続いた雪はクリスマスのイルミネーションに彩られ・・・

な〜んて暖炉の前でXmasSongを聞きながらろまんちっくな気分に浸っていた22日。
翌日は降り積もった雪でみんなで遊んだり、最高のホワイトクリスマスを迎えられることを楽しみにしていたわけですが・・・

とける、とける、

まるで3月の雪のよう・・
高すぎる気温に夜中遅くには雨まじりとなり、午前中には辺り一面土も出て来る勢い。

異常気象?

それでもちょっとは浸れた時間に感謝。
結局の所、ポカポカの晴天をまた迎えております。

 

18日にはSandia CafeのXmas Partyに参加しました。今年はディナービュッフェ付きの大人のパーティー。各テーブルにはテーブルクロスに花とキャンドルとワインがセッティングされグラスに映るXmasイルミネーションも奇麗です。ライブはこちらで音楽制作を続ける自分と同じ歳のアーチスト尹漢信(ユン・ハンシン)。実は今回このライブのPAを担当させて頂いての参加です。歌も演奏も実力者ながらXmasの雰囲気はライブも更に最高に盛上げます。途中ではフラも参加して花を添えます。最初から最後まで一気に聴かせる素晴らしいライブでした。

 

22日は冬至。今や冬至や夏至と言えばキャンドルナイト、と言う程に根付いてきたように思います。今回は普通に午後8時より必要最小限の電気のみとしてみました。今年は燃料も小麦もその他食品も色々値上がりが凄いので普段から皆さん節電や省エネルギーにも意識が高いのではないでしょうか?あまりにイベントが大きくなりすぎて逆に環境に優しく無いような状況にならなければ、と思います。この夜は雪となり、灯りの減った景色を彩りました。まさに蛍の光、窓の雪。

 

イブには地元のピア教室の発表会がLampsLodgeでありました。小淵沢の若きピアニスト達と親御さんたちも揃っての演奏会とクリスマスパーティー。前半の発表会は緊張気味だったみんなも後半のパーティーではいつもの学生達に戻り楽しそうでした。みんな一生懸命で何だかいいですね、発表会。またぜひよろしくお願いします。

写真は今年のリゾナーレのイルミネーション。今年も奇麗です。

ではみなさん、Merry Xmas !

新しい年を迎える前のワンクッション、素敵な時間をお過ごし下さい。

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12月

あっという間に12月。街にいても山に来ても「もう12月だ〜」という気分に変わりはなし。やり残していることに追い立てられる季節。今年は秋に出掛けすぎたか・・・、中途半端で止まっていることも山積みです。

さて天気は毎日続く晴天。11月の山の雪はすでに融けてしまったかのようですが、12月頭の夜に降った山の雪は当分融けそうもない寒さも続いています。小淵沢にまだ積雪はありませんが、夜にピューピュー音を立てる北風はまさに冬。夜空の星も奇麗です。先週末からは徐々にスキー場もオープンしだしました。

 

11月は頭から12月3日まで宿泊最長記録を更新したお客さんとともに過ごしました。人生は大先輩ですが共通の友人もいたりと話も弾み、まるで家族が増えたような1ヶ月。帰ってしまった後はやはりちょっと寂しく感じます。また一息ついたら遊びに来て下さいね。写真は頂いたマグカップ。毎日コーヒー飲んでます。

その帰る前日、家族とスケートセンターに行って来ました。そのお客さんも来てくれて(一緒にスケートは出来ませんでしたが)いい思い出になりました。しかし地元の子供達はウマい!参りました。そろそろスキーにも出掛けてみようと思います。

最後にちょいと告知ですが、何度かライブに来てくれているGATZ(ガッツ)が参加したこの夏のドリカムのツアーの特番がNHKで放送されます。2007.12.07(金)22:00~23:00 NHK総合で。ドリカムにもいろいろあったこのツアー。必見です。15日にはWOW WOWでも3時間の番組が放送されます。

また小淵沢に来てからもちょくちょくお客さんの中から話の出てくるようになった馬場俊英。横浜ではいろいろお世話になった大好きなアーチストですが、遂に紅白に出場です。いや〜嬉しい。昨年リハーサル中の甲府の桜座まで押しかけましたがこの1年で本当にビッグになっちゃいました。初めて紅白も見ようという気になってます。みなさんもチェックして下さいね。

で、ウチの12月のライブはケイコ・ウォーカーさんのクリスマス・ライブです。カントリーからケルト、アメリカンロックまでOKの素敵なアーチスト。21日(金)はぜひ冬の小淵沢で楽しみましょう!

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マンドリン・ブラザース oh yeah

マンドリンを使わないマンドリンブラザース。

昨年に引き続き、それぞれ30年を越すキャリアを持つミュージシャン3人が集まりました。

仲の良い、と言うか気の合う3人の年に一度の同窓会ツアー。今はそれぞれのフィールドで活躍する3人ですが、ひとたび音が鳴れば阿吽の呼吸。力の入れ方、力の抜き方、真似出来るもんじゃない絶妙のグルーブ。何故か久しぶりに若い人が集まった店内で満腹の楽しい2時間を過ごさせて頂きました。

珍太さんはビデオカメラを先日購入したそうで、早速このツアーから映像を録り始める予定だったらしいのですが、「オレは映画を作るンダ!」と豪語しておりましたが、、、

「ビデオ忘れた・・・」と

相変わらず最高です。

白州の里名水まつり

東京も大阪も木枯らしが吹いた18日、ここ小淵沢でも遂に白いものが空を舞いました。
16日から朝夜の温度計もマイナス表示。八ヶ岳3度目の冬はもう始まっているようです。

そんな中、清里では冬の花火大会。時期外れの花火大会も第4回目と盛況の中恒例イベントに。来年は行ってみたいひとつです。

日曜日、白州では「名水まつり」と名のついた地元のお祭りがありました。白州各地域の農産物や露店とともに農機具の展示やゲキレンジャーのショー、三沢あけみさんのステージにソーラーミニ電車と子供からお年寄りまで一緒に楽しめる地元ならではのお祭り。お祭りの楽しみのひとつは何と言っても食べ物だったりしますが、白州ならでは、これまた豊富に出揃っておりました。目移りする中、お餅、お団子、タコヤキ、肉まん、次々とGET。中でもお薦めは白州の新米にとろろをたっぷりかけたとろろご飯。おいしいお新香もついて¥200!思わずおかわりの一品でした。

来週、同様のお祭りが隣の武川町(フレンドパークむかわ)であります。ここでもとろろご飯があるようで、こちらはブランド米、武川米のとろろ丼。また行ってしまいそう・・・

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木枯らし1号

丁度1年前の11月12日は忘れもしない野外ライブイベントの日。前日までの暖かな陽気とは打って変わり八ヶ岳おろしの吹き荒れる中、晴天とはいえ身も凍える寒さだったことを思い出します。
そして1年後の今日も(昨年程では無かったものの)木枯らし1号の吹きつける寒い日となりました。冬型の気圧配置を告げる木枯らしは久しぶりに山々の先を白く塗り変え、カラマツの落葉も一気に進みました。黄色い松葉で埋まった道は奇麗ではあるものの吹きだまりでは落ち葉掃除も大変です。周辺の景色は冬の足音と共に一気に晩秋となりました。

間もなく移住して2年が過ぎようとしています。

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11月7日 尾白川渓谷

そろそろかな?と尾白川渓谷道を歩いて来ました。紅葉は最盛期を過ぎたようにも感じましたが落ち葉の絨毯は気持のいい山道に。それでも細く滑りやすい道には細心の注意が必要です。時に落葉は大事な道標も隠してしまいます。特に登山には気をつけて下さい。

いつも尾白川の清流には心洗われます。いろいろな色、形、大きさの落ち葉拾いも楽しく、神蛇の滝までの行程(往復2時間)でしたがもう少しの期間は紅葉も楽しめそうです。

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