いよいよ来週から始まる信州諏訪御柱祭。次回はまた6年後という、諏訪地方の21万人がこぞって参加するという、スケールも大きな天下の大祭。今まではいつもテレビで見ていたお祭りがこんなに身近なものになるとは思いもしませんでしたが、実家の近くに諏訪神社があったお陰で気持ちは身近に感じていた御柱祭。5年前こちらに引越してきてからとても楽しみにしていたお祭りです。
とはいっても来週もどうなるか解らないので、待ちきれない思いとともに上社の山出し出発点となる原村の八ヶ岳中央農業実践大学前となる綱置場まで行ってきました。
ありました。来週の準備着々です。
一番標高の高い所には曳行最後尾となる前宮四之御柱。ここから8本のもみの巨木が御柱街道と呼ばれる道沿いに連なります。まだその場所に静かに鎮座しているだけですが、壮観です!
それぞれの木にはそれぞれ地区の担当があり、いくつかは来週の準備に忙しそうでした。この御柱に更にめどでこと呼ばれるV字の木で飾られるのが上社の御柱の特徴。来週にはどんな姿を見せてくれるのか楽しみです。
来週2日より3日間、山出しと呼ばれる行程は、上社本宮、前宮にそれぞれ4本立てられる御柱、計8本が氏子たちに曳かれ、木落し、川越しまでの見所満載の長い行程を終えます。この期間は通行止めになる道路も多いですから注意が必要ですよ。
その翌週は下社の山出しが始まります。この御柱祭のハイライトともいえる下社の木落しがあります。
お祭りムード満点の里曳きは5月2日から。
さあ、いよいよ始まりますねぇ!盛り上がってきました。
道中、家族揃って目にするのは初めての目の前の鹿の大横断。何十頭もの鹿の群れが車の前を走り去って行きました。近くにあることは解っていながらどこだか解らなかった林間学校で中学高校時代に毎年訪れた寮も発見しました。懐かしい〜。