景色の転換と気分転換

雪不足だったこの冬を一気に解消してくれた先週末からの雪も、その後の天気ですっかり一変。ロッヂ周辺の道路はいつもの道路に戻り、屋根の雪も落ちて氷柱も終了。たった数日前の事なのにもう随分前の事のように思える景色の変換。

すっかり乾いた鉢巻道路を原村、美濃戸口へ。
富士見町と原村の境となる立場川を越えた辺りからでしょうか。またガラッと景色のトーンが変わりました。

まっしろ。

木々には雪が凍り付き、積雪もまだたっぷり。小淵沢は晴天でしたが、原村は現在雲の中の様子。近くでも随分と違う天気や景色。横に動いても縦に動いても感じる季節の変化。少し出かけてみるのもいい気分転換です。

snowboard

いつもは子供達とスキーなんですが、年に一度ぐらいはスノーボードもやっておかねば、と今年も奥さんと小海リエックスへ。すっかりボードではこのゲレンデがお気に入り。距離も傾斜も久しぶりに滑るには丁度いいのです。この日は天気も良く、風も無く、雪もたっぷりでかなり気持ちよく滑る事が出来ました。実はもう20年前からボードを始めていますが未だ初心者(笑)。富士見パノラマを一気に滑り降りてくるのがまだ夢です。

雪景色

まだ融けきらぬ雪の上にまたも降雪。日も暮れてくると積雪もあっという間。昨日雪かきした場所は元通りに。

辺りは一面のスノーホワイト

 

おいしそうな雪

おいしそうな氷柱

そして青空

待望の雪2

この冬初めてのまとまった雪。お客さんも無事に過ごせてホッとしました。

思えば、最初にここ(当時花ランプ)を訪れた時もこんな天気でした。初めて撮った写真にそっくりです。

遊びの天才達は冷たくても痛くても関係無し。しかしこの後出かけたスキーでは既にビショビショだった手袋やウェアが相当堪えたようです。

雪は全ての音を包み込み吸収してしまう感じ。しばし音の無い静寂。

ツララは成長中。ツララをつたって流れてくる水滴が固まっていく様子が見られます。
天気予報を見るとどうやら数日は成長を続けそうですね。

待望の雪

夜中遅くまで降っていなかったのに、朝起きたら銀世界。その後も雪は降り続け、今冬初めての雪かきです。その後は待望のたっぷり雪遊び。今年もそりコースを店の前に新設してみました。そしてひたすら遊ぶのみっ。

今夜予定されていた清里の花火は延期になってしまいましたが、みんな無事にこの雪を楽しんだようです。

夜はツララをマドラーに一杯。まだ雪は降り続いています。

明日も降るようですね。スキー日和。

ピラタス蓼科

冬は初めてのピラタス蓼科へ。蓼科や白樺湖方面はエコーラインの開通で本当に近く感じるようになりました。一昨日も横谷渓谷まで来ていたのでスイスイ進みました。

さてピラタスといえばロープウェイ、そして4kmの樹氷の林間コース。100人乗りのロープウェイを見るだけで子供達は楽しそうです。メインゲレンデを少し滑って、いよいよロープウェイに向かいましたが、かなりの渋滞模様。まさかのラッシュ並、ギュウギュウの状態で山頂に向かったのでした。でも山頂駅前の坪庭はやはり奇麗で、まるで絵の中にいるような光景でした。スノーシューや雪山山行の方も数多くいらっしゃいましたが、この天気ならみんな楽しそうです。

その後のロープウェイは混雑も無く、景色も満喫。が、ゆっくりしてる暇もなく林間コースをどんどん進んでいってしまう子供達にヒヤヒヤです。

冬の横谷峡

奥蓼科の横谷渓谷へ氷瀑・氷柱散歩です。まずはマイナスイオン20000の乙女滝。朝陽を浴びて薄ら虹色も見えました。

横谷温泉旅館を過ぎると現れる氷柱の壁・・

霧降の滝を過ぎて、分岐点を氷瀑への案内に川に降りると現れる屏風岩の氷柱群。

凛とした冷たい空気の中で、その美しい自然の造形に神聖な気持ちになりました。
気軽に行けて、気分も一新。満足でした。

どんど焼き

毎年恒例の行事、どんど焼きが行われました。全国各地で様々な呼び名のある左義長、小正月に正月飾りなどを燃やし、その煙を浴びたり、その火で焼いた餅を食べながら、一年の無事を祈り、病を除くと言われる縁起ものの火祭りです。小淵沢の中でも地区ごとに様相が違いますが、毎年大きな火柱が上がり、竹の破裂する音も大きく響く盛大なもの。今年は前夜に雪、そして例年よりも寒い真冬日の中でのどんど焼き。みんな火がつくまでは凍えるようでしたが、火がつけば熱くてもう暫くは近寄れません。書き初めを燃やし火が高く上がれば字が上達するとも言われていますが、バッチリ火は高く高く上がりました。

火が収まってくると子供達はみんなで作った繭玉と呼ばれる団子を焼きます。白、アカ、緑、3色の団子が雪景色の青空にとても奇麗でした。

火の凄さを間近に感じられる、学べるものも大きい行事。今年も無事行われました。

どんど焼きの準備です

今日は来週行うどんど焼きの準備。地元のみんなで火柱を上げる櫓を組みました。昔から地域に伝わる火祭りの習俗。正月飾りも書き初めもここで燃やし、今年一年の無事を願う行事です。

細めの丸太3本で支柱を作り、それを廃材やカヤで埋めて、最後は竹を飾って整えていきます。この竹が燃やすとパンッパンッという威勢のいい音を出します。

カヤを切る人、竹を切る人、それを集める人、運ぶ人、縛る人、毎年の事にまるで誰かが指示したようにそれぞれに分かれて作業は進んでいきました。先駆者達に色々教わりながら、移住してきた私たちはそれぞれの作業を楽しみながら過ぎた時間はあっという間。祭りの準備は楽しいものです。

とはいえ最近では住宅も増え、旧小学校の校庭で行っているこのどんど焼きも、今日ぐらい風が強かったら中止になるとのことでした。まずは当日のいい天気を祈ります。

パノラマスキー!

友人家族と今冬初めてのスキー。友人が犬連れだったので、どこかみんなで遊べるところは無いか?と探していると「犬もゴンドラOK」の情報をGET。早速富士見パノラマスキー場へ向かいました。既に雪は降り続いていてなかなかのコンディション。みんなで一気にゴンドラで山頂駅に向かいましたが、やっぱり寒い。雪もかなり降ってきて視界もままならなくなってきた上に辺りもだんだんと暗くなってくる始末。ゆっくりワンちゃんと戯れるつもりが、ゴンドラの終わりの時間も近づいて、厳しい選択を迫られました。スキー組の我が家族は初心者も抱えていた訳ですが一気に山麓まで滑り降りる選択。友人家族はゴンドラで引き返し、下のゲレンデでスキーする事に。

尻込み続く弟に、そんな弟を寒い中待つ兄、薄暗い雪の中そんな両方を見失わないように必死の父。眼下はライトアップされ、ナイターも始まっている様子。途中何度もどうなることか?と思いましたが、なんとか無事に滑り降りることが出来ました。たったの1本で終わってしまったのですが、兄は一度も転ばず滑り降りた事に、弟も何とか滑りきったことに、共に満足のご様子。しかし父は全く滑った感が無く終わってしまいました。また行こう。

ともあれ、本日の人気者はこのワンちゃん。生後3ヶ月のハスキー。みんなに可愛がられて大変。多分生まれて初めての雪、でもやっぱり雪が大好きなご様子でした。

今年もあと1日です。皆さんお1年間大変世話になりました。また来年も宜しくお願いします。