すずらん祭り

8月11日の山の日、すずらん祭りが行なわれました。

昭和61年に観光宵祭りから引継がれた「すずらん祭り」。当初は小学校で行なわれていて打上花火もあった夏祭りが、平成5年に駅前商店街に移動、平成13年からは練り込み太鼓も主役となって、地域の振興と商店街の繁栄を願う町民参加型のお祭りとして平成28年まで続いてきました。

昨年、一昨年は開催が7月だったので、子供達の夏休みの太鼓練習期間も取れず、練り込み太鼓も出来ずにいたのですが、今年は再び8月開催に決まり、また商店街開催にも戻り、待望の太鼓復活となりました。

7月から始まった太鼓の練習には、地元の小学生から中学生、高校生までも参加。
私が参加してからの14年間では、初めての小淵沢の出身者や在住者だけによって行なわれた練り込み太鼓でしたが、天気にも恵まれ楽しい時間を皆と過ごす事が出来ました。

見るよりもやはり参加して楽しんで欲しい練り込み太鼓。
多少羽目を外したり、普段出せない大きな声を出せたり、そういう時間ってやはり大事に感じます。

お祭りの運営自体は宿業もトップシーズンな為になかなかお手伝い出来ませんが、練り込み太鼓は盛上げて行けるよう、継承されていくよう頑張りたいと思います。地域の小さなお祭りですが、地元の小学生から高校生までも沢山集まっていて、観光の方も楽しんで下さり、本当に嬉しかったです。

8月に入りやっと夏らしい天気になった八ヶ岳。
それでも連日雲が多かったり、湿気も感じられ、今年も昨今の天気の変化を感じている夏です。これまでの季節ごとの大きな天候の流れよりも、日々の小刻みな天気の変動が多く、身体の調節も大変です。元気に残り少ない夏を楽しみましょう!

今年の八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ

台風6号の接近に伴い、前日の午後5時、今年も八ヶ岳ホースショーinこぶちさわの中止が決定してしまいました。
何十年も中止になること無かったこのお祭りが2年連続の中止。宿泊の予約を頂いた皆さん、毎年楽しみにしてくれている沢山の皆さんにも大変心苦しい思いです。観光地の特性もあって順延などが難しい為、天気によっては中止せざる得ない訳ですが、どうかご理解頂き、この素晴らしいお祭りがこれからも続けて行けますよう、引き続き応援を宜しくお願い致します。

今年も私は淵の音太鼓の演奏で参加する予定でした。昨年の中止、一昨年も雨で太鼓だけは中止と、これで3年間ホースショーのステージに立つことが出来ていません。天気に因るものなのでどうしようもありませんが、それまではほとんど演奏出来ていたので、3年連続はちょっと悔しいですね。しかし太鼓は8月11日(日)の小淵沢駅前、すずらん祭りでも披露させて頂きます。ぜひこちらも皆さんで楽しめるお祭りにしたいと思っておりますので宜しくお願い致します。

そして今年は馬のショーの裏方でも少しお手伝いをさせて頂きました。

ショーの演目は変わりませんが、出場している馬や人は毎年少しずつ変わっていて、出場が決まるまで、そして練習が始まってから本番までの間にも様々なドラマがあります。普通の乗馬でさえ、落馬があったり、何かひとつトラブルがあれば大きな事故にも繋がるものですが、何十頭もの団体での演技や、火の輪の中を飛んだりすることには更に危険が伴います。カドリール(ミュージックライディング)や火の輪パフォーマンスは、この日の為に小淵沢の普通の乗馬クラブから人馬が集まり行なわれるショーです。初めて出場する人馬もいる訳で、例え数十分の演目の中でも、舞台となる馬場の中は、緊張した雰囲気に包まれています。馬達も苦手な大きな音や眩しい照明の光、ひらひらと揺れる旗に少しずつ慣れながら本番を迎えるのです。

昨年の、中止になった悔しさを晴らすような夕焼けの中の渾身のリハーサルは、今も忘れられません。
しかし今年も本番を迎える事は無く、前日のリハーサルが今年の最後のステージになってしまいました。
中止の発表されたすぐ後にもかかわらず、会場では沢山の観客に集まっていただき、皆様に見守られ本番同様のリハーサルが行なわれました。

自分のお手伝いも手探りのままリハーサルで終わってしまいましたが、例年よりもまた少し深く関わらせて頂けた事で、緊張感も増し、その分感動もひとしおでした。悔しい残念な思いも増してしまった訳ですが、そんな色んな思いをまた来年に、様々な方向に活かしていけたらいいのかなと思います。

皆が一日の為に力を尽くしているお祭り。来年こそ最後までやり切り、更に大きな感動を分かち合いたいと願っています。

ギターパンダ LIVE

もう20年も前のギターパンダが生まれた頃からのお付き合いになると思います。山川ノリヲさん。
甲本ヒロトさんや忌野清志郎さんとバンドをやってた、最初からイカしたロックンロールギタリストだった訳ですが、その直系のボーカルがまた凄く良くて、バンドの人数が減って行く程にそれは更に際立ってきて、もう15年程前にギターパンダも遂に1人になってしまった時のソロライブは、今も記憶に深く残っている忘れられないステージです。

甲府のライブには数回お邪魔しましたが、遂にこの度八ヶ岳にパンダ襲来。サイコーです。

20年間変わらないパターンで始まるステージですが、何度見ても飽きる事はありません。なんでだろう?パンダの威力は恐るべしです。
とにかくガッチリみんなを掴んで離しません。

なんでだろう?

って考えて、あ、曲がいいからだ。声がいいからだ。ギターがいいからだ。
なんて後で気付く。パンダのせいですね。

気付いた頃にはノリノリのカルピスプレスリーノリヲさんにすっかり巻き込まれている。

昨年発売されたアルバムの曲を中心にあっという間の2時間。
小さな店でのライブだったので、もうそのシニカルで、深くて、でも解りやすい歌詞も一言一句バッチリ届きました。
たった1人のステージながら最初から最後までしっかり魔法に取り憑かれる極上のロックンロール・ショー。
何度聞いてもまた聞きたくなる曲、何度見てもまた見たくなるライブ、完璧です。

今夜は長野のNeonHallですかね。あの「引き潮」の故郷(?)です。
甲府や長野県のツアーも年に何度かありますので、ぜひ皆さんもパンダ仲間に入りましょう。
そしてまた八ヶ岳に。

ライブに参加していただいた皆さん、有難うございました。

観音平の八ヶ岳開山式

7月1日、観音平で行なわれた八ヶ岳の開山式に行ってきました。

北杜市内4地区で順番に担当して行なわれているという観音平での開山式は、昨年と今年が小淵沢町の担当ということで、小淵沢で1100年という歴史のある北野天神社の宮司による祈祷に始まり、250年以上の歴史を持つ大和神楽の奉納へと、北杜市長はじめ、沢山の関係各所長も揃う中で厳粛に執り行われました。

お神楽では蔓で閉ざされた門の蔓を断ち切り、道を開く様を見せてくれます。

八ヶ岳では各所で開山式や開山祭が行なわれていますが、一番近くで、そして一番お世話になっている観音平での開山式を知ったのは最近でした。昨年の様子を聞いて興味は高まり、初めての参加となりましたが、一連の儀式は、立派で見応えもある式でした。

八ヶ岳の麓に住む者として、八ヶ岳に来てくれる皆様のお陰で仕事が出来ている者として、八ヶ岳に登る者として、先日もイベントをさせてもらった者として、その山を目の前に自らの安全祈願も欲張りになってしまいましたが、こうして山の安全を祈れる時を過ごさせていただき、とても有り難く感じました。予報は雨でしたが、式中は時折陽が射す程の天気に迎えられ、一層それを感じました。ぜひ皆様も安全に登山を楽しんでください。

 

夕方には馬術競技場へ。

今月27日のお祭り「八ヶ岳ホースショーinこぶちさわ」の馬の練習が始まっています。

お祭りには淵の音太鼓も出演しますので、宜しくお願いします。

淵の音太鼓では、その後8月11日(山の日)に行なわれる「すずらん祭り」でも演奏があります。今年はみんなで太鼓を叩きながら練り歩くお囃子「練り込み囃子」が復活します。来週よりその練習も始まりますので、地元の皆さん、ぜひ見るより参加して一緒に楽しみましょう!

 

まずは

7月10日(水)仲井戸麗市 甲府桜座
7月16日(火)ギターパンダ LampsLodge
7月23日(火)Keison 高遠 Stove Kitchen Guest House

見逃せないライブ3連発!

第7回 Three Peaks Yatsugatake Trail

暫く時間が経ってしまいましたが、6月8日(土)9日(日)今年もスリーピークス八ヶ岳トレイルが開催され、そして無事に終わる事が出来ました。今年も沢山の方に参加頂き、また沢山の方々にご協力や応援を頂き、本当に有難うございました。

今年は初開催より7年目となる第7回。今回も実行委員として昨年から準備に入りましたが、昨年10月の台風の被害は想像以上に大きく、八ヶ岳南麓各所で崩落や倒木があり、コースや登山道を塞いでしまっていました。雪が降る前にと11月、12月で出来る限りのことはしましたが、我々の力だけではどうすることも出来ない箇所もあり、春を待たないと何とも言えない状況が続きました。その為、エントリーも例年より1ヶ月以上遅くなり、大会開催日だけは決めてしまっている事もあって、全ては短期間の中、ギリギリのスケジュールの中で準備をしなければならない状況でした。

しかしながら幸い今冬の雪は極端に少なく、それ以上の大きな2次被害は免れました。やっと山に入れると思っていた矢先の4月に何度も雪が降りヒヤヒヤもしましたが、春の雪だった為に融けるのも早く、大きな補修工事も順次行なわれたことで何とか全ての許可が間に合いました。

この間、コース設定も何度も変更を余儀なくされ、その都度山に入る担当者も大変でした。沢山の皆様の協力を得ながらのコース整備も例年より長期間に渡る大変なものでした。短い時間の中で様々な状況に応じた準備や開催方法にも頭を悩ませたりと、全ての面で例年を越える大変さがあった訳ですが、スタッフ一同開催を信じ、前を向いて準備を粛々とこなせてこれたのは、これまで6回の積み重ねがあったからこそだと思います。

当日を迎え、いつものように集まってくれた参加者やメーカーやボランティアスタッフ皆様の顔を見ては、本当に嬉しく、そして有り難く思い、みんなのお陰で動けていることを一層強く感じられる7回目とする事が出来ました。

(PHOTO by Doryu Takebe)

今年も丁度梅雨入り。前日準備は雨、大会翌日片付けも雨の中、でしたが大会初日は晴れ!大事な2日目も曇り時々小雨の中でしたが、ランナーも大事無く帰って来てくれて、スタッフも皆さん寒い中頑張ってくれました。今年も全ての皆さんに、自然に、感謝いっぱいです。

 

7月1日には観音平で開山式が行なわれますが、八ヶ岳横断歩道などまだ通れない箇所が残っています。大きな崩落箇所もありますので、ぜひ今年の山は例年よりも気を付けて入って下さい。

もうすぐ夏ですね(汗)

ギターパンダライブのお知らせ

さて、ライブのお知らせです。
LampsLodgeのBAR LIVE次回は7月16日(火)ギターパンダの初登場!!

八ヶ岳に引越して来てから15年近くになりますが、この間、まぁ何となく誰それがギターを弾きはじめて中盤、終盤になってくると、

「この歌知ってる?」なんて始まって

「えー、何で知ってるの?」なんてみんなが知ってて大合唱になってしまう曲がギターパンダの引き潮でした。

様々な場所で、様々な仲間で、なかなか重要な局面で、なんでだろう?
この前のGWもBARで盛上がったなぁ。まあ兎に角それは嬉しい事でした。

基本はシンプルなロックンロール!パンダが歌うロックンロールショー!初めてだってひと回し聞けばみんなでサビを歌える事間違い無し。皆様の参加をお待ちしております。

2019年7月16日(火)
Lamps Lodge BAR
OPEN 19:00 / START 20:00 / CHARGE 3000円(オーダー別途)
ご予約は電話 0551-36-3556 またはメール live@kobuchizawa.net まで連絡お願いします。

中沢ノブヨシ at Stove Kitchen Guest House

友人が高遠の山間の小さな集落に昨年開業したゲストハウス「Stove Kitchen Guest House」で初めてのライブを開催。その初ステージで歌と魂を染込ませるのは、ご存知 “ガッツ” こと、中沢ノブヨシ。

過去LampsLodgeでもライブを重ね、小淵沢ではすっかり意気投合した仲間も増えたガッツ。数ヶ月前に彼を囲み、みんなで集まった際「次はその高遠でライブをしよう!」と盛り上がり、この日を迎えることになりました。

茅野から高遠に向かう国道152号線は、諏訪大社上社のご神体ともいえる守屋山から続く杖突峠から始まり、日本の原風景を凝縮したような山間の集落を繋ぐなだらかな道。西側に並行する国道153号線、天竜川沿いの鉄道や高速道路も走る大きな伊那谷の中心部からは山1つ跨いだ、静かで明るい気持ちのいい道です。

今回の会場は更にそこから一本山側に入り、小さな川沿いを更に奥へと進んだ所。ちょっとUターンする感じで、富士見パノラマのある入笠山の丁度反対側の麓。地図上の直線距離ではスグなのですが、グイッと山を廻り込むので、小淵沢からは70km弱となかなかの距離を走ります。しかもこの集落の住民は現在2世帯の数人、それもかなりの高齢者だそうで。

こんな山奥で平日にライブをやってお客さんは来てくれるのだろうか?

恐らくそんな不安をみんなが抱えながら迎えたこの日。
これ以上無い天気に恵まれ、新緑濃く彩られた森の景色は、すっかり不安を忘れさせてくれました。
障子を外し、広くなった空間に機材を並べれば雰囲気はそれなりに。次第に集まる仲間達は薪オーブンを中心としたキッチンを囲み、明るいうちからまずは一杯。

到着したガッツも、ひとり初めて来る道すがら不安にもなったようですが、みんなに会った安心とこの場所の気持ちの良さからか、いつも以上に楽しそうな様子。

一息ついてリハーサルがてら音を出し始めると、やはり気持ちが良かったのか、延々とそれは続きました。

ライブ前に一通りの料理が振る舞われ、暗くなった頃にはみんなも集まり、盛り上がりも最高潮の中、いよいよライブがスタート。何だかソロの演奏をしっかり聞くのは久しぶりだななんて思いながら、たっぷりそのステージを楽しみました。
「変えたギターが凄くイイからだよ」なんてガッツは言っていましたが、改めてその演奏力と歌と表現力にノックアウト。年を重ねると格段と凄みを増して良くなって行くステージをこれまでも何度も目の当たりにしてきましたが、まさにそれ。何度も「上手い!」と叫ぶステージになりました。お隣、岐阜県で作られたYairiギターの音は、長野の山の中でも最高に気持ちよく響き、本当に贅沢な時間を過ごしてるなと思える夜に。

と言う訳でライブは大成功。
ソロの他、膨大なアーチスト達と様々なステージで共演を続ける中沢ノブヨシ。また凄みを増した彼に会える日が今から楽しみです。

平成の終わり、令和のはじまり

ゴールデンウィーク無事に終わりました。今年も沢山のお客様にご利用頂き、本当に有難うございました。

何しろ今年は10連休。平成から令和へ、元号が変わる特別な年だった訳で、祝賀ムードと10連休に涌き上がる世間の波を無事に乗り切れるのか?と不安も抱きながらのスタートでありました。

何せこの4月は例年に無く天気のアップダウンが激しく、日増しに山も白さを増すという不思議な春らしくない天気。最後の週末となったGWの始まりも寒い一日でした。連日の寒暖差に体調も優れません。今年はまだ保つんじゃないかと思っていた桜の花は、丁度この寒気による風や雨でほとんどの花が散ってしまいました。ほんの数日の出来事です。

そのまま4月は終わり、平成が終わり、そして新しい令和の時代が幕を開けました。

平成最後の夜、何をしようかなんて考えていたら、「レコードを聞きたい」という友人からのリクエストもあったので、いつものBGM用のスピーカーでは無く、折角だから贅沢にきちんと音楽を聴こうと、PAスピーカーにプレイヤーを繋ぎなおしたり準備を進めていたのですが、結局お店は忙しくなってそれどころでは無くなってしまう始末。

という訳で、ひとり翌朝に持ち越し、私の新時代令和の朝はアナログレコードから始まりました(笑)。

自然の姿も入れ替わるように5月に入ると空は晴れ渡り、気温も上昇し、生命の息吹を感じる新緑も増し、正に行楽日和が続きました。乗馬やデイキャンプ、トレッキングとお客様もそれぞれの休日を楽しまれたようです。例年よりも気温は低かったような気がしていますが、気候が穏やかになり本当に良かったと思います。

終わってみれば、あっという間の10日間。
さて、我々はこれからゆっくりと、、と行きたい所ですが、6月のスリーピークスの準備も佳境。その他イベントも目白押し。という訳で、夏までの八ヶ岳もぜひ皆さん遊びに来て下さい!新しい時代も思いっきり楽しみましょう。

<これからのイベント>

5月23日(木)中沢ノブヨシLIVE @Stove Kitchen Guest House(伊那高遠)
話題の薪で遊べるゲストハウスで初めてのライブイベントです。北澤ストーブのオーブン料理にガッツのライブでみんなでワイワイやりませんか?

6月8日(土)〜9日(日)第7回 スリーピークス八ヶ岳トレイル
恒例!トレイルランニング!新緑の八ヶ岳を走りながら120%楽しめるスリーピークス。
http://trail38.com

6月8日(土)〜9日(日)The Camp Book @富士見高原スキー場
話題のフェス、CampBookが八ヶ岳にやって来ます!楽しみですね〜
https://the-camp-book.com/

6月8日(土)〜9日(日)ROCK再誕祭 @清里 ROCK
今年もROCKはロックの日。KeisonもLeyonaもKaiくんもタイジさんも勢揃い〜。
https://rock1971.jp/feature/rebirthday2019/

6月22(土)23(日)ホクト サケグルグル 2019
日本酒、ワイン、クラフトビールと兎に角今最高に熱い北杜の酒。グルグル楽しんで下さい!
https://hokutosakeguru.com/

諸々宜しくお願いします!
LampsLodgeでは7/16にギターパンダのライブやります。詳細近日発表します。お忘れなく!

道の駅リニューアルと春の景色

4/20、こぶちさわの道の駅がリニューアル・オープンしました。
核となる農産物販売コーナーも売り場面積が倍増し、益々の活気が期待されます。レストランはこれまでの食堂イメージからガラリ変身し、本格的イタリアン・レストランに。八ヶ岳ならではのカラフルな採れたて野菜はイタリアンによくマッチ。この1年で小淵沢にオープンしたイタリアン・レストランも3件目。本場や都心で腕を磨いたシェフ達が、鮮度が命の野菜を求めて、自ら八ヶ岳に移住してきてくれている昨今ですが、その味が道の駅でも楽しめるようになりました。

オープンのセレモニーには淵の音太鼓を呼んで頂き、オープンを楽しみに並んだ皆様を太鼓の演奏でお出迎え。晴れ渡った春の空の下、リラックスした雰囲気の中で、楽しく演奏させて頂きました。

パワーアップした道の駅を、皆さんお楽しみに!
パワーアップと言えば、小淵沢IC脇に昨年オープンしたスーパードラッグサンロードも増床工事がほぼ終わり、間もなく拡大オープンです。

 

小淵沢の桜前線はこの週末で遂に標高1000mまで上がってきました。各地で奇麗な花を咲かせてくれています。
まだこれからの桜も沢山あります。どうかGWまで持ちますように!!

最後に桜から桃まで、ここ数日のスナップを。

キャットニャンダフル フォーク部

近くに住んでいながらなかなか会う機会が訪れず。前回はW.C.カラスのオープニングで登場してくれたキャットニャンダフル フォーク部こと、竹田信吾くん、実に5年振りとなるライブでした。

初めて見た時から、フィンガーピッキングの上手な人だなぁと。
ロックバンドでエレキを弾いてただけとは思えない腕前。しっかりとベース音を刻みながら、流暢なアルペジオやハーモニクスのアクセントに、誰か影響を受けたギタリストでもいるのかと聞いてみましたが、曲作ってるうちにそうなっただけで、どうやらそんな先生もいないらしい。練習もしないと言うし、普段は農家だから爪も伸ばせないでしょう。毎日土をいじっているその指の腹からつま弾かれる音は、泥臭くも有り、生々しく、温かい。

フォーク部なんて付けているけれど、皆が思い描くようなフォークでは無く、ロックもブルースもカントリーもソウルもジャンルに固執せず色んな音楽聞いて来たんだろうし、そんな彼の音楽も何にも形容しがたい竹田節。日常生活から放たれる歌詞は、意味不明なものもあれどお構い無し。でも曲の終盤で、その曲の背景を喋ってくれるので、何だかもう一度最初から聞きたくなったりします。

アクが強めの唄うたい。小淵沢にいて、こんなミュージシャンがいてくれることが、ただ嬉しいのです。
何気に農閑期には全国に出没しています。インパクト強い名前なので、どこかで見かけたらぜひ応援を。