憧れの外乗へ・・

遂に!というかやっと、馬場を飛び出し外乗へと出ることが出来ました。

すぐに出ようと思えば出る事も出来たのですが、やっぱり森の中を、山の中を駆け回りたい、、というのもあって、我慢我慢の練習練習。とは言っても1回練習しては次まで数ヶ月空く、といった怠け具合。灯台下暗しと言うべきか、やりたいことがありすぎて隣の牧場へ出向くのはいつも後手に。毎日会ってたり、引き馬手伝ってたり、お客さんと一緒に行ったり、飲みに来たりしてくれているもので、気がつけば○ヶ月乗ってないな〜といった毎日。結局1年半経ってしまいました。

初めての乗馬からもう10年ぐらい経ち、遅咲きながら憧れの外乗へ。

いや〜楽しかったです。馬には申し訳ないけど登りがやたら楽しく、グイグイと馬が坂を登って行く様には感動。こっちは楽チンでもうこんなに来ちゃったのと、、。1馬力凄いな〜。斜面が急な程、何故か気分は西部劇。木々の中を早足で走るのもまるで何かのワンシーン。何かを追いかけているような、追われているような気分に浸ってました。駆け足は勿論最高の気分です。

いろいろな道を進む度に、まだ知らない道が沢山あってこれもびっくり。
今度はMTBででも復習しなければ。

サンクゼールの新ショップ

アウトレットの一番上、以外と穴場なレストラン街。引越して来る前、アウトレットに来ていた時にはよく利用していたものですが、いざこちらに引越して来るとなかなか利用機会も減ってしまうものです。そしてその場所に今日、八ヶ岳アウトレットの中でも一番下と一番上にショップを持つサンクゼールさんが新たなレストラン「キッチン Noah(ノア)」をオープンしたので早速、というか久しぶりにこのエリアに足を運びました。

アウトレットの駐車場へのアプローチ途中にこのエリアはあります。そこから駐車場までグルっと廻ることになるのでどうも遠いイメージになりがちですが、P5(今日は工事中)かP4に車を停めればスグ。一番大きなサンクゼール・キッチンは日当りもよく展望豊かな気持のいいテラスでゆっくりするのが大好きな場所でしたが、その裏手になる「Noah」には小さな森の中の気持のいいテラスがありました。そう、元オムライス屋さんだった所です。

メニューはスパイスとハーブたっぷりのカレーをメインにハンバーグやチキン。サラダバーも魅力。カレーは種類も豊富で、今日は何だか懐かしく急に食べたくなりタイカレーのグリーンを。暑い午後だったのでピッタリの辛さ。ナンもライスも付いてて嬉しいのです。

八ヶ岳アウトレット、いつも下から攻めるか上から攻めるか考えちゃいますが、とりあえず一番上で腹ごしらえしながらパンフレット見て作戦を練るのがいいかも。アウトレットの喧騒からは離れているのでお茶も楽しめそうです。

サンクゼールさんのサイト
*Noahのメニューも見れますヨ

練り込み囃子はじまりました

小淵沢の駅前で行われる夏祭り「すずらん祭り」。毎年お盆の8月14日に駅前商店街を夜遅くまで賑やかに彩ります。小淵沢の夏には7月の最終土曜に馬術競技場で行われる「ホースショーinこぶちさわ」もありますが、メインイベントが馬のカドリールと呼ばれる団体演技に花火と、見て楽しむイベント性の高いお祭り。それに比べて「すずらん祭り」は地元のみんなでつくる昔ながらのお祭りと言えるでしょう。そしてその中でも花形となるのが「練り込み囃子」です。

参加者は枝付けという片手で持てる太鼓を持って踊りながら叩きながら商店街を練り歩きます。何度か練習に参加すれば誰でも覚えられるフレーズにステップは、毎年必ず参加する人から、初めて参加するという人も少なくありません。

今年もいよいよ練習が始まりました。子供達からおじいちゃん、おばあちゃんまでみんなでする練習はとても楽しいひと時。8月14日の本番目指してさあ、頑張りましょう!

これからの練習日程は7/2、23、30、8/6、13の各月曜日。小淵沢の総合スポーツセンター(帝京三校横)の体育館で夜7時半から。いつからでも参加出来ますが、初めての場合は3回以上は練習しましょう。町内在住ではなくても参加出来ますよ。祭りは見るより参加!ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

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八ヶ岳の大海原へ

まだまだ新緑の香りする木々に中を抜けると突然目映いばかりの白い砂地が視界いっぱいに広がり、驚嘆の声をあげずにはいられませんでした。

3月に当時まだ小淵沢に在住だったアルピニスト松原尚之さんに妻がインタビューした際に、「八ヶ岳周辺の大好きな山ベスト3」の中にただひとつ入ってた1000m峰日向山(ひなたやま)。その日からあっさり我が家での家族登山最初は日向山に、と決まっていたのでした。
日向山は市内白州町。小淵沢から見ると甲斐駒ケ岳の丁度手前に位置する標高1660mのハイキングコース。登山口「矢立岩」まで車で向かい、そこから標高差600m、頂上までおおよそ1時間30分の登山道です。ちょっと3歳の息子の山デビューにはキツイかな?とも思いましたが、よく踏み固められた登山道と上の息子が結構登りを楽しんでいたことに期待し、まあ最悪ずっとおぶって登る事も覚悟しながら快晴の中、4人でお弁当を持って山に向かいました。

登山口からはいきなり子供には大変そうな急勾配。しかしはしゃいだ子供達は急ピッチ。ハイキングコースと書かれていますが、これは立派な登山道。多少ハラハラしながら子供達のペースに巻き込まれるもその後はゆっくりとジグザグに登って行く感じになったので一安心。蝉(!)が鳴きしきる緑の林の中を気持良く歩いて行くことが出来ました。
1時間30分を少し過ぎ、明るくなった辺りで東陵に着き、ちょっとの下り、また登ってまだ林の中の山頂に到着。そこから少し先に雁ガ原はありました。

雁ガ原は花崗岩がそこだけ剥き出しになった砂礫地帯。小淵沢からも良く見える白い所。風化した花崗岩と、辺り一面の花崗岩砂はそこだけが異様な輝きで目を奪います。丁度日も出ていたので、林を抜けいきなり広がる展望と輝きに唖然。何か信じられないような景色に出くわした気分になります。目の前の雨乞岳や大岩山、そこから連なる南アルプス、右手には小淵沢の町が全て見下ろすことが出来、八ヶ岳も全てを手に取るように眺めることが出来ました。しかし眺めよりも何よりも、その白砂青松ぶりは山に登ったというより、海に出た!という感じ。いきなりの眩しさに目を細める感じとワッという感動は石垣島あたりで木々を抜けてビーチに出た感覚まさにそれ。新緑の山の緑と真っ青な空は頭の中で混じり合いエメラルドグリーンの海となり、その昔フォッサマグナのこの場所はやっぱり海だったんじゃないかと確信してしまう程の大海原。何とも不思議な感覚でした。

ま、子供は早速砂遊び。でも急斜面ですから皆さん本当気をつけて下さい。
下りは遊びながら子供達も疲れた顔せず歩ききりました。3歳の息子も5歳の息子も良く頑張りました。お薦めです。ヒナタヤマ。

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GATS in SOULBARと地球交響曲

8日に大泉のSOUL BAR 甲 ( KABUTO )にてGATSのライブがありました。

前回LampsLodgeのGATSライブでは最高に盛り上がってくれた KABUTO のお2人。今回は更に盛り上がるべくSOUL好きの集まるKABUTOに場所を移してのライブ。GATSもいつにも増してSOUL, R&Bの名曲の中からセレクト。これで楽しくない訳が無い!という内容のライブになりました。
考えればアコースティックギターの弾き語りで、それもグルーヴを出しつつ、テンションコードを操りつつ歌い続けるソウルヴォーカリストなんてGATSぐらいなものでしょう。今回も初めて見た人はその第一級のライブに完全ノックアウト。いつもながら力のこもったライブに感激です。
GATSは只今オリコン1位を続けているアルバム、関ジャニ∞の新作に2曲参加。一曲目からGATSのFUNKYな曲が聞けるというのでぜひ皆さん聞いてみて下さい。
自分が声をかけたアーチストの中ではこの一年で3回のライブ、それ以外でも3回と、計6回も八ヶ岳に足を運んでくれたGATS。もうすっかり常連さん。実は親が山梨出身のGATSも1年前が初めての山梨県内でのライブだったそう。これからもみんなで応援しましょう!

さて翌日はガラリと雰囲気を変え、北杜市在住で世界に発信するアンビエントミュージシャン、長屋和哉さんがライブをするというので南アルプス市の桃源文化会館ホールに行って来ました。
これは”地球交響曲~GAIA SYMPHONY~第六番”の映画の上映から始まりました。
地球、自然、生命、そしてその調和を訴えていくこの映画に、長屋さんは既に第4番から参加しています。今回の第六番でも音楽とともに出演している長屋さんは過去に小淵沢でも何度かライブをしていましたが、自分が見るのは今回が初めて。何度かお話しする機会もあって実に興味のあるミュージシャンだったので、そのライブはとても楽しみでした。
映画の上映後3曲の短い時間でしたが、頭の中に聞こえて来る音を表現する為に自ら楽器までつくってしまう長屋さん。目を瞑りながら聞いたら気持いいんでしょうけど、流石に最初は長屋さんの一挙一動を目を凝らして見てしまいました。やはりその”音”の流れに徐々に感じてくるものがあり、ゆったりとした気持のいい時間。またお話出来る時が楽しみです。
映画も勿論素晴らしいので、ぜひ多くの皆さんに見てほしい映画です。

金子マリ・森園勝敏・北京一

これほどのメンバーが揃うと、思い出よりもそれまでの思い入れの方が圧倒的に大きくて、何年振りかの久しぶりとなる再会も懐かしさではなく素直に嬉しくなってしまうものです。

金子マリさんは横浜のとある店の常連出演者で、その店の女性マスターから色々伝説(?)を聞かされる度にその店を羨ましく思っていたものです。やがてマリさんの次男と先に親しくなったことがきっかけでやっとの思いでマリさんと話せるようになりました。力強さ、美しさ、優しさ、ロックの全てを感じさせるあの表現力はどうやったら出来上がるのでしょうか?日本唯一の女性ロックヴォーカリストとも言われる所以でもあります。いつも鳥肌立たせていただいております。

森園さんはそれこそ中学生時代からの憧れのギタリスト。バンドをやってた者として、ギターをやってた者として、プログレ好きな者として四人囃子とプリズムは通るべき道。コピーこそしません(出来ません)でしたが、その後の色々な活動からも正にギター職人とギターキッズの両面を兼ね備えた素晴らしいギタリストです。

北さんはパントマイムのことは恥ずかしながら金子マリさんと今のバンドを組むまで知りませんでした。ずっと今や伝説のSOOD BAAD REVUEのVoとして認識していました。しかしながら知れば知る程凄い人でした。

で、遂にこの地に、この店にやって来てくれました。本当に嬉しい事です。リハではCarole KingのTapestryのアルバムの曲を片っ端から次々とやってくれたり、森園さんは「空飛ぶ円盤、、」のオケがシーケンサーに入ってて、それをやってたり、もう始まる前からワクワクなのでした。

3人だし、カヴァー曲が主体になるかな?とも思っていましたが、始まってみればオリジナルが多く、マリさんもギターを持ったり、北さんに交代したり、森園さんソロもあり、3人も勿論あり、と贅沢な内容をたっぷりと楽しむことが出来たのでした。ハイライトはやはり昨年発売されたアルバムの中の「GIVE, GET PEACE」「Stand up!」あたりだったでしょうか?やはり生、流石ライブ、格好良かった!

本当にまた来て下さいね。
来て頂いた沢山のお客さん、遠方からもいろいろ来て頂きました。本当に有り難うございました。

久し〜ぶりの匂い、、

新緑の富士見パノラマに行ってきました。入笠山にも登らず、ダウンヒルもせず、何をしにいったかというと久しぶりに乗った自分のMTBのリアタイヤがヨレヨレになってしまってたので、タイヤを買いに。近所に自転車屋さんなど無いもので、この時期のパノラマなら売ってるかな〜という大まかな考えで家族を道連れに。あとはなかなか補助輪の取れない息子にダウンヒルでも見せて面白がらせようかなという微かな願いもありました。

実は15年程前のMTBが流行った頃より、みんなで遊びでレースに参加したり色々やってまして、先日もMTB満載でお客さんが来たりするとちょっと羨ましく、懐かしく。小淵沢に来てからもたま〜に乗るんですが、他の忙しさにかまけてなかなか乗る機会を見つけられずにいました。ちょっと乗っても高低差のあるアップダウンと高地トレーニング並みの標高にすぐ息も切れ、、。そのまま雪に埋もれ冬を越してしまった今年は流石にタイヤが破ける寸前。真っすぐ走らない愛車を早く何とかしたくて考えうる一番近い自転車パーツ屋さんへと車を走らせた訳です。

この時期、日曜日の富士見パノラマは結構な賑わい。ワンボックスやミニバンがギッシリの駐車場、みんなリアゲートが開いててその周りにテントをはったり椅子を出したりの懐かしい雰囲気。ゲレンデに出るとその感じも尚更。ダウンヒル用ゲレンデなので、みんな相当凄い事をしてる訳ですが、何の機械音も無く、たまにシャカシャカ聞こえる以外は長閑で静かなゲレンデです。

XC用のタイヤは選べる程ありませんでしたが、それでも無事タイヤをGET。子供達も凄いスピードで走りながらピョンピョン飛ぶ自転車の様に「スゲェ〜」の連発。楽しんでいた様でした。

ヘルメットとグローブを持ってこなかった事を多少後悔しましたが、ここのコースは聞いてるだけで怖いので(初心者用もあるんですが)そのうちこっそり練習しに来ます。XCバイクでは相当腕も疲れることでしょう。

さあ、気持も乗って来た所で子供に補助輪無しの練習をまたしようかと言ったら
「やだぁ〜」
で終了。

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新緑の海

小淵沢からループ橋を下り、甲州街道を長野方面に向かってすぐ、下教来石という交差点を雨乞岳方面に向かって奥に奥に、、。猿も谷を駆け上がる山間を走りながらだんだんと近づく空。いつの間にこんなに登って来たんだろう?(車ですが)と思う程途白州の町が遥か眼下に。やがてどれかの山頂に近づいたように視界が開け、真っ青な空の下にヴィレッジ白州というキャンプ場はありました。平久保池という静かな池を囲んだそこには一組のお客さんがいただけで、その静けさとのどかさ、気持のよさは山上の別天地。

実は昨日からここで「俺達のウッドストックキャンプ」なるライブが行われていて、気になって見に来てみたんですがどうやら遅かったみたいです。既に撤収もきれいに終わっていました。

この辺りはきれいな水の水源としても守られている森。猿に2度遭遇しましたが、いつ鹿やイノシシ、熊が出て来ても不思議無い雰囲気。そしてその周辺の緑は溢れ出した若葉に彩られ、見事に多様なグラデーションを描いていました。奥さんはすっかりその緑に癒された様子。子供と僕は池のいもりの数の多さにびっくりしながらはしゃいでました。「俺達のウッドストックキャンプ」どうだったんだろ?

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いい天気

GWお疲れさまでした。皆さん楽しみましたか?
昨年同様最終日は喧騒を鎮めるような雨となりました。翌7日からはまた夏のような陽気になり、気温の上昇とともに周辺の花々も一気に咲き始めました。庭のヤマブキもライラックも花を開き、ツツジは今か今かとつぼみを膨らませています。
今年は暖かかった冬の為、周辺の山々の花の群生地では鹿の被害が多く、保護の為にイベントが中止されたり、立ち入り出来ない所もあるようですので、お出掛けの際には事前に確認下さい。
それでも夕方パラついた雨の後には虹がかかったり、水のはった田植え前の田んぼには山々がクッキリ写っていて、奇麗な景色は存分に楽しめています。

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こどもの日

5月5日はこどもの日。忙しいながら連休中じっと我慢の子供達を外に連れ出しました。
お客さんで来ていた葉山の友人達と午前中は木村木工房さんの感謝祭へ。天気もあまりに良かったので昼には尾白川で川遊び。先日買物に出た際、河原で寝そべっている皆さんがあまりに気持良さそうだったのが羨ましかったんですが、子供がいると寝てもいられません。ギャーギャー言ったりトイレに走ったり、それでもマイナスイオン溢れる清らかな流れと風はちょっとの時間でリフレッシュさせてくれたのでした。

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