スノーリゾート、スケートリンクのご案内

12月に入りました。
冬ならではの冷たい風を感じる季節。まだ町に雪は降りませんが、雨の翌日の山々は真っ白になります。

ウィンタースポーツもいよいよ幕開け。
小淵沢の八ヶ岳スケートリンクも11月23日に無事営業を開始しました。
お隣茅野市のNAO ice OVAL(茅野国際スケートセンター)、岡谷市のやまびこの森国際スケートセンター、小海町の松原湖スケートセンターと周辺屋外スケートリンクも続々オープンしています。各リンク、スピードスケートに限らず、様々なスケート靴を用意していますので、ぜひご家族でスケートを楽しんで下さい。

スキー場も今年も続々オープンします。
最も近い富士見高原スキー場は20日(金)オープン予定。
富士見パノラマはいち早く7日(土)オープン予定。
サンメドウズ清里シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳は共に14(土)のオープンを予定しています。
ご家族や小さなお子様も楽しめる施設がいろいろ。初めてのスキーにも晴天率の高い八ヶ岳エリアでぜひ楽しんで下さい。
もう少し長い距離のゲレンデがいいけど、富士見パノラマは急すぎて、、という方には白樺湖方面や小海リエックスがお薦めです。どこもレンタルやスクールも充実していますのでお気軽にご利用下さい。各スキー場近くにはそれぞれ温泉もあります。
オープン日や滑れるゲレンデ等は各スキー場のサイト(ホームページ)にてご確認下さい。

小淵沢といえば乗馬ですが、空いている時期だからこそレッスンにもじっくり取り組めます。各乗馬クラブも営業していますのでぜひ短期集中レッスンを。

周辺の状況や天気等、解らないことありましたらお気軽にお問合せ下さい。

こぶちさわ馬のまち祭り

11月17日(日)最高の天気の中、今年も「こぶちさわ馬のまち祭り」が行なわれました。

山梨県馬術競技場を会場に、棒道ウォークイベントと共に行なわれる「こぶちさわ馬のまち祭り」は4回目。開催月はこれまでも前後しましたが、今年は少し遅れた紅葉がまだ見頃のうち、更に空は見事に晴れ渡り、この秋一番と言っていいイベント日和に恵まれました。

今年は初めてウォーキングの一番長い10kmコースに誘導で参加。朝から沢山の皆さんと歩きました。

普段何気なく通っている道も、イベントに参加してみるとまた新鮮な気分で楽しめます。

棒道も秋いっぱい。

たっぷりと日射しが差し込む中を歩くことが出来ました。

お昼前、会場に戻って来ると、既に戻って来ていた参加者の皆さんも馬のまち祭りを楽しんでいる様子。
引き馬は今年も大人気でした。

お昼休み時間には馬術のデモンストレーション。馬や馬術競技の解説もたっぷりと、皆さん熱心に聞き入ってくれていました。オリンピックの馬術競技もより楽しめるのではないでしょうか。

たっぷり自然や季節、眺望を楽しめて、棒道で歴史にも触れ、馬にも触れ、馬や馬術競技への知識も増えて、身体もリフレッシュ出来て、まさに小淵沢の楽しみを半日に凝縮したこのイベント。今年も天気に恵まれて贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

様々な団体の協力で運営されているイベントの為、行き届かない所も多々あったかと思いますが、参加して頂いた皆さん有難うございました。

ぜひ来年も沢山の皆様の参加をお待ちしております!

10月の日記

10月の最終週といえばハロウィンですね。
これまでも様々なハロウィン・イベントを考えたり、開催したりしてきましたが、今年も色々あって小休止。それでも牧場の方が今年もハネ出しの牧草で「かぼちゃ玉」を作って来てくれたので(通常の牧草ロールは円柱に近い決まった形で出来上がるため、わざわざコレ用にちょっと丸くなるように工夫してくれているんです!)ハロウィンペイントしてディスプレイ出来ました。制作中からギャラリーから声援を受け(笑)前を通る子供達も一緒に写真撮ってくれたりして、沢山の人に喜んでもらえて良かったです。

しかし10月も2週目の週末。やってきた台風19号はまた各地で想像を越える被害に。八ヶ岳の麓の町に大きな被害は無かったものの、山に降り続いた長い雨は、その下流域で甚大な被害をもたらしました。丁度一週間前に小布施に行っていて、リンゴも沢山買って帰ってきましたが、丁度その辺りで千曲川も氾濫。報道されていない地域でも沢山の被害が出てしまいました。多摩川もしかり、千葉県、茨城県、埼玉県、福島県、宮城県まで広域に広がった被害は、収穫期でもあった農産物にも大変な被害が出てしまったことと思います。被害を受けられた方には心よりお見舞い申し上げます。
山梨県では氾濫等は無かったものの山の中の被害は昨年同様大変なものになりました。倒木や土砂崩落は各山域至る所で確認され、秋の登山はほぼ出来ない状態です。また中央自動車道、国道20号線、そしてJR中央本線が寸断され、東京方面のアクセスが出来なくなりました。週末のイベントはどこも中止となり、宿泊のお客様もキャンセルになりました。それは翌週も続き、19日になって中央自動車道から開通。JR中央本線は一部折り返し運転という形で開通しましたが、全線の復旧や特急の開通は月末まで待たなければならない程です(*特急あずさは28日より運転が再開予定です)。

そんな中、18日(金)から3日間の台ヶ原宿市、そして19日(土)から2日間のポール・ラッシュ祭〜清里カンティフェア〜は予定通り行なわれることになりました。どちらも交通に不自由があった中、沢山のお客様に来て頂けました。本当に有難うございます。

今年のカンティフェアには3組のアーチストを紹介させて頂いていました。特に前日18日入りの2組は遠回りをして大変な時間をかけて来てくれました。他の出演者達もそうだったんだろうなと思うとこちらも頑張らなければなりません。土曜日はまだ曇り空で霧も立ち込めていましたが、雨が降っていないだけ有り難く、少しでも盛上げようとあちこち奔走しました。

1組目のバンドは Luther Smoke Dokeyes(ルーサー・スモーク・ドゥーキーズ)
メンバー全員23歳の若手ながら、カントリー好きなギタリストのカラーが全面に出た生きの良いアメリカン・ルーツ・ロックバンド。カントリーやサザンロックを彷彿させる壷を押さえた演奏が野外ステージにぴったりはまっていました。特に日曜日は青空の下で、沢山のお客様に囲まれ、気持ちいい時間が作れたのではないかと思います。

2組目は正統派ブルーグラスのレジェンド、Nessie Expedition(ネッシー・エクスペディション)
結成が1973年!という46周年の素敵なバンドです。ポール・ラッシュと言えばケンタッキー、ケンタッキーと言えばブルーグラス、という訳で間違いの無い気持ちのいい音楽が会場いっぱいに響いていました。

なんとリーダーでマンドリン奏者の本間さんは横浜のThumbsUpにまだ私がいた頃の出演もありました。今回またこうして繋がりが出来て最高に嬉しいです。

日曜日、お祭りの最後を飾るアメイジング・グレイスコンサート。今年は桑名晴子さんにお願いしました。3年前にこのステージのブッキングの話を頂いてから、アメジング・グレースを日本語詞で歌っていた晴子さんにいつかはこのステージにとずっと思っていた訳ですが、3年目にして遂に実現。前夜の別のコンサートからの流れで、昔よく清泉寮に来ていたと言うレジェンド・ドラマー林立夫さん、昨年も参加してくれたギタリストの佐藤克彦さんと共に、最近活動するユニット Maha Tikadee! でトリのステージを務めていただきました。

最後のステージの始まるちょっと前から急に寒くなって来たのですが、変わらぬ歌のパワーで存分に温めていただきました。

その他、土曜日のアメイジンググレイスコンサートのEri Liaoさん、昨年から登場のAsukalle さんと今年も皆さん分刻みの入替の中、魅力のあるステージ有難うございました。

交通事情もあってお客さんも少ないんじゃないかと思っていましたが、晴れた日曜日はいつも通りの賑やかなカンティフェア。足元の悪い中、皆さん有難うございました。無事開催出来て、そして秋の気持ちのいい清里を感じられて、本当に良かったと胸を撫で下ろしています。

 

引き続き、水曜日の甲府SUNDAYでのLeyoaのLIVEへ。

今年、デビュー20周年を迎えたLeyona。ツアーをぜひ山梨でということで、今回も甲府のSUNDAYにお願いしました。先月のGLIDERSの時から今回の飾り付けを悩んでおりましたが、流石SUNDAY。行った時にはもう完璧に出来上がっておりました。

Leyonaとドラムをはじめマルチな南條レオくん、今回打ち込みも多用したステージになるということで、今回はナイトクラブ風のSUNDAYに。

ミラーボールまで登場し、ギターを置いてハンドマイクになったLeyonaとともにダンス・ミュージック!いつものライブと違う雰囲気にみんなすっかり興奮。バッチリです。
Leyonaは12月にビルボードライブ東京で20周年のプレミアムライブが控えています。ぜひ皆さん駆けつけて下さいね。

 

今年は紅葉の色づきも遅く感じますが、10月も終わりになって一気に寒さも増してきました。22日には八ヶ岳、南アルプス、富士山も初冠雪しました。更にまた沢山の雨が降り被害が出た地域もあります。浸水した地域の作業は本当に大変なことと思いますが、どうか身体に気を付けて、冬が来る前の一日も早い復興を願っています。八ヶ岳も倒木だらけですが、スリーピークスの皆が早速山に入り、登山道や遊歩道の倒木を撤去してくれています。私も遅ればせながら作業のお手伝いに入りたいと思います。

中沢ノブヨシ at Stove Kitchen Guest House

友人が高遠の山間の小さな集落に昨年開業したゲストハウス「Stove Kitchen Guest House」で初めてのライブを開催。その初ステージで歌と魂を染込ませるのは、ご存知 “ガッツ” こと、中沢ノブヨシ。

過去LampsLodgeでもライブを重ね、小淵沢ではすっかり意気投合した仲間も増えたガッツ。数ヶ月前に彼を囲み、みんなで集まった際「次はその高遠でライブをしよう!」と盛り上がり、この日を迎えることになりました。

茅野から高遠に向かう国道152号線は、諏訪大社上社のご神体ともいえる守屋山から続く杖突峠から始まり、日本の原風景を凝縮したような山間の集落を繋ぐなだらかな道。西側に並行する国道153号線、天竜川沿いの鉄道や高速道路も走る大きな伊那谷の中心部からは山1つ跨いだ、静かで明るい気持ちのいい道です。

今回の会場は更にそこから一本山側に入り、小さな川沿いを更に奥へと進んだ所。ちょっとUターンする感じで、富士見パノラマのある入笠山の丁度反対側の麓。地図上の直線距離ではスグなのですが、グイッと山を廻り込むので、小淵沢からは70km弱となかなかの距離を走ります。しかもこの集落の住民は現在2世帯の数人、それもかなりの高齢者だそうで。

こんな山奥で平日にライブをやってお客さんは来てくれるのだろうか?

恐らくそんな不安をみんなが抱えながら迎えたこの日。
これ以上無い天気に恵まれ、新緑濃く彩られた森の景色は、すっかり不安を忘れさせてくれました。
障子を外し、広くなった空間に機材を並べれば雰囲気はそれなりに。次第に集まる仲間達は薪オーブンを中心としたキッチンを囲み、明るいうちからまずは一杯。

到着したガッツも、ひとり初めて来る道すがら不安にもなったようですが、みんなに会った安心とこの場所の気持ちの良さからか、いつも以上に楽しそうな様子。

一息ついてリハーサルがてら音を出し始めると、やはり気持ちが良かったのか、延々とそれは続きました。

ライブ前に一通りの料理が振る舞われ、暗くなった頃にはみんなも集まり、盛り上がりも最高潮の中、いよいよライブがスタート。何だかソロの演奏をしっかり聞くのは久しぶりだななんて思いながら、たっぷりそのステージを楽しみました。
「変えたギターが凄くイイからだよ」なんてガッツは言っていましたが、改めてその演奏力と歌と表現力にノックアウト。年を重ねると格段と凄みを増して良くなって行くステージをこれまでも何度も目の当たりにしてきましたが、まさにそれ。何度も「上手い!」と叫ぶステージになりました。お隣、岐阜県で作られたYairiギターの音は、長野の山の中でも最高に気持ちよく響き、本当に贅沢な時間を過ごしてるなと思える夜に。

と言う訳でライブは大成功。
ソロの他、膨大なアーチスト達と様々なステージで共演を続ける中沢ノブヨシ。また凄みを増した彼に会える日が今から楽しみです。

平成の終わり、令和のはじまり

ゴールデンウィーク無事に終わりました。今年も沢山のお客様にご利用頂き、本当に有難うございました。

何しろ今年は10連休。平成から令和へ、元号が変わる特別な年だった訳で、祝賀ムードと10連休に涌き上がる世間の波を無事に乗り切れるのか?と不安も抱きながらのスタートでありました。

何せこの4月は例年に無く天気のアップダウンが激しく、日増しに山も白さを増すという不思議な春らしくない天気。最後の週末となったGWの始まりも寒い一日でした。連日の寒暖差に体調も優れません。今年はまだ保つんじゃないかと思っていた桜の花は、丁度この寒気による風や雨でほとんどの花が散ってしまいました。ほんの数日の出来事です。

そのまま4月は終わり、平成が終わり、そして新しい令和の時代が幕を開けました。

平成最後の夜、何をしようかなんて考えていたら、「レコードを聞きたい」という友人からのリクエストもあったので、いつものBGM用のスピーカーでは無く、折角だから贅沢にきちんと音楽を聴こうと、PAスピーカーにプレイヤーを繋ぎなおしたり準備を進めていたのですが、結局お店は忙しくなってそれどころでは無くなってしまう始末。

という訳で、ひとり翌朝に持ち越し、私の新時代令和の朝はアナログレコードから始まりました(笑)。

自然の姿も入れ替わるように5月に入ると空は晴れ渡り、気温も上昇し、生命の息吹を感じる新緑も増し、正に行楽日和が続きました。乗馬やデイキャンプ、トレッキングとお客様もそれぞれの休日を楽しまれたようです。例年よりも気温は低かったような気がしていますが、気候が穏やかになり本当に良かったと思います。

終わってみれば、あっという間の10日間。
さて、我々はこれからゆっくりと、、と行きたい所ですが、6月のスリーピークスの準備も佳境。その他イベントも目白押し。という訳で、夏までの八ヶ岳もぜひ皆さん遊びに来て下さい!新しい時代も思いっきり楽しみましょう。

<これからのイベント>

5月23日(木)中沢ノブヨシLIVE @Stove Kitchen Guest House(伊那高遠)
話題の薪で遊べるゲストハウスで初めてのライブイベントです。北澤ストーブのオーブン料理にガッツのライブでみんなでワイワイやりませんか?

6月8日(土)〜9日(日)第7回 スリーピークス八ヶ岳トレイル
恒例!トレイルランニング!新緑の八ヶ岳を走りながら120%楽しめるスリーピークス。
http://trail38.com

6月8日(土)〜9日(日)The Camp Book @富士見高原スキー場
話題のフェス、CampBookが八ヶ岳にやって来ます!楽しみですね〜
https://the-camp-book.com/

6月8日(土)〜9日(日)ROCK再誕祭 @清里 ROCK
今年もROCKはロックの日。KeisonもLeyonaもKaiくんもタイジさんも勢揃い〜。
https://rock1971.jp/feature/rebirthday2019/

6月22(土)23(日)ホクト サケグルグル 2019
日本酒、ワイン、クラフトビールと兎に角今最高に熱い北杜の酒。グルグル楽しんで下さい!
https://hokutosakeguru.com/

諸々宜しくお願いします!
LampsLodgeでは7/16にギターパンダのライブやります。詳細近日発表します。お忘れなく!

スピードスケートありがとうございました。

2月23日の大会をもってスケートシーズンが終了しました。

小学校3年生から始まり、7年間に及んだ次男のスピードスケート活動。毎冬を精いっぱいに駆け抜けてきましたが、今シーズンで一区切りを付けようと、最後のつもりで臨んだ5ヶ月間、計16大会37競技を、無事に終える事が出来ました。

(長男が1年前から始めていましたので)皆様には計8年間、営業時間を変更したり、こちらの都合に合わせて頂いたりと、色々とご迷惑もお掛けしました。長きに渡り温かくご協力頂きました事、大変感謝しております。

 

近所にスケートセンターがあったお陰で始まり、そして続けて来れたスピードスケートでしたが、地域ならではのスポーツとして、子供達の大事な成長期に沢山のことを教えられ、掛け替えの無い経験を積みあげることが出来ました。

そしてこの間には、スピードスケート界自体も昨年の平昌オリンピックでの活躍があったように、盛り上がりも上昇線を描いていた中での毎日に、大いに刺激を受け、向上心も素直に高まりました。大人も子供も、選手も関係者も、地域の人の応援も、みんなで一緒になって頑張れた、本当に充実した8年間を過ごす事が出来ました。

スケート部とは離れますが、兄弟でスケートは大好きなので、これからも遊びに、応援に、近くのスケートリンクには度々足を運ぶことになりそうです。小淵沢でも小平選手に、高木選手に憧れた小学生達も増えていて、まだまだスケートは盛り上がって行きそうです。楽しみに家族で応援していきたいと思います。スケートもスキーも、ウィンタースポーツこれからもみんなで楽しみましょう!

 

最後の大会は河口湖セイコオーバルでした。富士山を望む山梨県を代表するリンクです。

7年間ずっと共に競って来た仲間達。みんな高校生になっても続けるので応援しています。

長野オリンピック以降、スピードスケートの聖地となった長野エムウェーブ。沢山の刺激を貰いました。

岡谷のやまびこスケートの森スケートリンク。長野県はリンクも充実しています。

雪でも雨でもマイナス10℃以下でも、毎日の練習に励んだホーム、八ヶ岳スケートセンター。思い出はいっぱいです。

他にも松原湖スケートセンター、茅野国際スケートリンク(NAO ice OVAL)もあり、八ヶ岳は全国でも一番スピードスケートリンク密度の高い所でした。

結局雪の無いまま3月を迎えることになりそうです。積雪は1/31〜2/1にかけての数センチ。雪掻きを一度もしていないのは14年で初めてです。まだ油断は出来ませんが、山に雪が少なすぎるのも色々と心配ですね。

息つく暇も無く、高校受験、卒業式。
いい春を迎えられますように。