Halloween 2012

10月の終わりといえばハロウィン。小淵沢に来て以来周辺近所の皆さんにも協力いただいて、子供たちが近所を練り歩いてお菓子をもらうというオーソドックスなハロウィンをやって来ています。数家族で始まったものもいつしか30人を越え盛大に、子供たちも楽しみにしていてくれるようになりました。保育園児だったうちの子供ももう小学校高学年。だんだんと年齢層も広がって来た中で、みんなが楽しめるように今年も試行錯誤が始まりました。

行き着いた先は「お化け屋敷」。
早速小学5年生以上を集めて緊急こどもミーティング(笑)。日が暮れて真っ暗になった森の中を歩かせてお化けたちが驚かすという、 極めてシンプルながら想像するだけで怖い内容を詰めていったのでした。「驚かす」ということにみんな本気で盛上がりますが、小さい子供たちを泣かさないようにこっちは一生懸命説明。それでも驚かす側は貞子、20世紀少年、ジャック、ドラキュラ、首無し男と怖〜い仮装の勢揃いに決まってしまいました。あ〜どうしよ。

当日。また今年も子供だけで30人、プラス大人の大勢が参加。しかし例年に無いワクワク感とドキドキ感を感じます。何も知らない小さい子供たちや驚かされる側は近所の家を2軒廻っていつも通りお菓子をもらいました。その間に急いでセッティング。通路を示すキャンドルに火をつけ、装飾品のライトを点灯。怪しい光が森の中に浮かび上がりました。だんだん日も暮れていつしか真っ暗に。驚かす方が待っている間怖いんじゃ無いかと思う程、本物の森はリアルです。大丈夫かなぁ?

最初に小学生未満を森の中に案内。案内役も小学高学年生です。SEで怖い音楽が鳴っている中、親や友達と手をつないで森の中へ。

灯りが見えて最初に登場するのが井戸の中から貞子!演技うまっ。怖いぞ〜と思って子供たちを見るとじーっとそれを見つめています。あれ?

反対側にはうつぶせで倒れている人が!
真っ暗な中人形と踊っている人が!
ガイコツ頭のジャックが〜!!

と、次々に登場しますが、怖がるよりは何やら楽しんでいる様子。 親たちも驚かしている子供たちに感心してたりして。怖かったねぇ〜よりも面白かったねぇ〜という感じのハロウィンの森でした。

続いて小学生になる時には、マネキンの首を転がしてライトアップしたり、首無し男が襲いかかって来たり、驚かす側も本気モードに入りましたが、キャーキャー言いながら笑い声もあったりして、何だかみんな相当に楽しかったみたいです。

という訳で親たちの心配など取越し苦労に終わりました。
それよりみんな驚かしたい側になりたがっちゃって・・また来年も考えなきゃ。

みんなお疲れさま。自分もみんなに感心しながら相当楽しんでしまいました。

今年の我が家。次男は「こうもり」。バットマンは嫌なそうであくまでも「こうもり」だそうです。
長男は驚かす側だったので 簡単になってしまいました。来年は作り込ませます。
親は黒子に徹しようと忍者になってみましたが、前の子と被ってしまった(笑)。子供には敵いません(涙)。

陽だまりマーケット 秋

GWに好評だった「陽だまりマーケット」

僕ら八ヶ岳に暮らすのんびりとした気分をマーケットに出来たらイイネ!のコンセプトで始まりましたが、思いのほかのんびり出来た(笑)のが良かったのかもしれません。

という訳で調子に乗った第2回は秋。イベントだらけの周辺の中、出店者、お客さんの協力もあって何とか開催に漕ぎ着けました。名前の通り天気は命!雨天中止を銘打っているので開催にはお天道様が必須!なのですが、今回も素晴らしい天気になりました。ありがとう。

忙しくもなく、暇でもなく、のんびりのんびり。目の前には引き馬も通ります。

しかしこだわりの出店者たちですから、お客さんも熱心にいろいろ聞いて来てもらえるのです。

LampsLodgeの野菜もコレ。お手伝いにも通う小淵沢ぼくらの農場、石毛さんのこだわり野菜。

いつも可愛いお花を届けてくれる無農薬花農家 ataraxia。

こだわりトマトのこだわりドライトマトを中心に今回も来てくれたたわわ。

初登場は小淵沢でこだわりジャムを作るこゆきの台所 Koyu Kitchen。

小淵沢で評判のベーグルとマフィンを作るそらとくもとさんも初出店。

その他シフォンケーキで有名なあらまさんも協力出品して頂きました。

この後、地域の子供たちでハロウィンをやるのですが、マーケットではハロウィン駄菓子屋さんを子供たちに手伝ってもらいました。

いつも暇そうに見えて、実は相当忙しい。単純作業も多いので、忙しくてものんびり見える(笑)。分業ではなく全部をやらなきゃいけないですから。でもみんな手は抜かずにきっちりやる。だから愛情がいっぱい詰まるのかな?そんなお店が集まった陽だまりマーケット。秋も無事終了しました。

出店して頂いた皆さん、来てくれたお客さん、みんなみんな有り難うございました!

音楽発表会

小淵沢小学校では恒例の秋の音楽発表会。各学年ごとに合唱と演奏を披露します。毎年合唱にはとても力を入れていて、パートごとに分けた素晴らしいハーモニーを聞かせてくれます。歌だけではなく、アイデアを凝らした声の使い方で楽しませてくれるのです。子供たちの美しいファルセットを聞きながら、とてもいい気分になって帰って来ました。

最後は圧巻の全員で合唱。

またこの日のスペシャルゲストにはご当地戦隊サクライザーに、この後J1優勝を決めたヴァンフォーレ甲府からヴァンくんも登場し、子供たちも大盛り上がり。

ヴァンくんにいたっては、この手でピアノを演奏!みんなビックリでした。

中野督夫

IMG_1425

現存しずっと活動を続けているロックバンドとしては日本の宝。そのリードヴォーカルでありギタリストでありリーダーでもある中野督夫さんが久しぶりに八ヶ岳に寄ってくれました。

百戦錬磨のステージは何を言うまでもなく素晴らしい音楽が次々と繰り広げられる訳ですが、この日は名古屋弁も飛び交う抱腹絶倒のライブになりました。

きっかけとなったのはオーダーの「熱々の焼酎お湯割り」。この熱々を名古屋では「ちんちこちん」と言うそうですが、何故か偶然にもこのTシャツを督さんが持って来ていたこともあって大盛り上がり。

その後も名古屋弁が飛び交い、もうなんだか普通の言葉もおかしくなって、みんな笑いが止まらなくなってしまいました。いつも督さんのステージは楽しいのですが、この日は更に変なテンションに。それでもいい歌沢山でビッチリと締めて頂きました。

終演後みんな写すのはTシャツの背中(笑)

来年はSCR関連でいろいろありそうなので楽しみです。Take it easy なノリで、いつまでも日本のロックの牽引車であって下さい!

小野一穂

IMG_1577

小野一穂 2ndアルバム「引力と奇跡」リリースツアー

以前の職場仲間ということもあって道中に小淵沢も参加させて頂きました。

7年ぶり?その頃はまだお互い20代と30代。
その尊敬するフォークシンガーの息子と初めて出会ったのはもう10年以上前。なかなか笑顔を見せない青年だった彼とはその数年後職場を共にすることになり、やがて自分がその職場を去る最後のパーティーでは僕の我がままで親父さんの歌を一緒に演奏してもらったのですが、彼はそれを嫌がるどころか最高の笑顔で送り出してくれたことが今も心に残っています。

その後30を越え彼はアコースティックギターを抱え、歌を歌い出す。
きっと恐らくフォークという言葉に抵抗を覚えながらも、培った仲間達とともに言葉を、メロディを紡いでいく道を歩き出しました。

と言う事で、遅咲きのシンガーソングライターのステージ。それを見るのは僕も初めてになります。久しぶりに言葉ひとつひとつを身体の中に吸い込んで、(勿論いい意味で)お腹もいっぱいの満足感。声も素敵ですねぇ。これからもどんな詩が歌われていくのか、非常に楽しみなアーチストです。

来て頂いた皆さん、有り難うございました。次回も宜しくお願いします。

いい天気の中、お別れも最高の笑顔で写真に収まりました。次の再会が楽しみです。

稲刈り

いよいよ農場では稲刈りがスタート。台風も近づいてきているのもあるし、今年は応援もあって急ピッチで作業が進みます。

今年も自分は稲架掛けが主な仕事。

これも圧巻の風景。これ全部掛けなきゃと思うとヒャーとなります。

それでも今年は子供たちが戦力になってきました。

新米をみんなで食べるのが楽しみです。

観音平まで歩いてみました

小淵沢の八ヶ岳の登山口、観音平まではいつも車で行ってしまうのですが、ずっと歩いたらどれぐらいかかるんだろう?と思っていました。ちょっと時間が空いた今日、走りたい気分もあって「そうだ!観音平まで行こう」と一応走る格好で家を出たのでした。

とは言え、ずっと登りなんですよね(笑)。LampsLodgeの標高が990m程、観音平が1570mほどなので600mも登り続けなければなりません(汗)。ちょっとした山登りです。

まずは馬術競技場の横を走りながら、競技場の端を左に。クロスカントリーのコース横を通りながら、「まきばの郷遊歩道」なる道に入ります。また更に奥の馬のクロスカントリーコースと並行して登るシングルトラック。ここは外乗の馬も通る道。自分も馬で駆け上がった時は楽しかったですが、今回はもうここまでの登りで余裕無しです。

一度舗装された公道に出てから、次は信玄棒道を目指して登ります。小淵沢カントリークラブを越え、棒道を横切りまた未舗装路へ。この道を真っすぐ登れば観音平入口の舗装路に出ます。

ジュースを買ったりしましたが、ここまでで出発から30分。準備も無しにいきなり走ったので既に足は棒。写真を撮りながら観音平への舗装路を1km近く歩くことにしました。やがて出てくる道標に沿って未舗装路へ右折。アップダウンを見るとまた走りたくなってしまうのでした。

ススキの中を抜けていくと牧草地の横に出ます。

また少しススキの中のシングルトラックを進むと、カラ松紅葉の頃には「黄金の道」と呼ばれる広々とした森の中の直線が見えてきました。この道はエンデュランスの為か、11月の100マイルレースの為か、奇麗に雑草が刈り取られていました。

あと一ヶ月ほどでここが黄金の並木道に変わります。想像してみて下さいね。

振り返れば小淵沢の町が眼下に。生憎、南アルプスには雲がかかっていましたが、気持ちのいい場所です。この気持ち良さを考えると観音平まで車で行ってしまうのは勿体無いと思いましたよ。

だんだん傾斜もきつくなってきて走り続けるにもしんどくなってきてまた歩いたり、走ったりの繰り返しに。後半は左右の傾斜までキツくなってきました。所々に「八ヶ岳山麓スーパートレイル」の指標がありました。

この広々とした道を登りきると、またシングルトラックに。笹も生い茂る中、編笠山らしい巨岩が転がっています。

標高1500Mの指標にゴールが見えて来た安堵。古びた看板には「岩石園」と書いてありました。その昔、武田信玄が観音平に戦勝祈願の為の矢の堂を建立した訳ですが、その前庭としてこの景色を楽しまれていた場所なのだそうです。この辺りから笹が道を覆い尽くし、どこが道だか見えません。

何とかヒカリ苔の洞窟に。もうすぐです。残念ながら何も見えませんでした。
そして1時間20分かけて目的地観音平に到着。 曇りの平日というのに駐車場は何といっぱいでした。

展望台は相変わらず展望狭く、雲で甲斐駒も見えません。
今までこの石碑が矢の堂跡だと思っていましたが、間違いでした。 矢の堂跡はもっと奥にあるようです。

さあ、後は下るのみ。一休憩してから走り出したら止まりません(笑)
僅か10分で観音平入口からの舗装路まで辿り着きました。足はガクガクの上、今にも攣りそうです。

舗装路に出てからはまた歩くことにしました。馬や牛、牧草地を眺めながら小淵沢ならではの散策路が沢山あります。

結果、観音平までは歩いたり走ったりしながら登り1時間20分、下り40分かかりました。写真も沢山撮りながらでしたので参考までに。5kmぐらいかと思っていましたが、もう少しあるかもしれません(5kmだったらこの時間はショック!)。黄金に輝いた頃、また行きたいと思います。鍛え直して(笑)。

 

運動会

今年も小学校の運動会はまだたっぷり暑い中で行われました。

毎年お客様にはチェックイン時間などでご協力いただいております。お陰さまで今年も最後まで運動会を楽しむことが出来ました。本当に有難うございます。

 

金峰山(きんぷさん・きんぽうざん)

IMG_8640

金峰山山頂を望む。

さて、毎年この時期我が家では山登りの計画が立てられます。長男の誕生日(8/30)に男2人で山に登り始めてから早7年目。「小学校6年生で黒戸尾根から甲斐駒ケ岳」という目標は当初より決めていたので、前年となる今年は、その甲斐駒ケ岳が見える、仙丈ヶ岳や北岳、鳳凰三山などが早くより候補に挙げられていました。その計画中、いつも計画はしながらもなかなか家族での山行が難しいので「どうせなら家族で行こう」ということになり、今回お休みを頂き、妻や小学3年生の次男とも足並みを揃えられそうな仙丈ヶ岳に決定をしていました(昨年のリベンジになりますが)。
しかし前夜より天気が怪しくなり、当日朝の天気予報では南アルプス方面は一日雨の予報。後半雨ぐらいでは決行したのですが、登り始める前から雨というのはみんな一気にトーンダウン。しかも雷雨も予想されていたので別の山を探す事に。
幸い山梨の方が天気は午前中持ちそうだったので、いくつかの候補の中から金峰山に決定。急いで増富方面に車を走らせました。

金峰山は山梨県と長野県の県境、奥秩父の主脈に聳える古くより信仰を集める山。小淵沢からも「あの山何?」と聞かれる事の多い、遠くに形も奇麗で目立つ山です。ルートもいくつかありますが、今回は一番長い瑞牆山荘から登る事にしました。5年前に瑞牆山に登った場所と最初は同じルートです。

瑞牆山荘(標高1520m)前の無料駐車場から出発し、まずは40分かけて瑞牆山への分岐地点、富士見平小屋へ。そこから金峰山方面へ初めてのルートを歩きます。

大日小屋を経て大きな石の固まり大日岩。ここにある休憩所以外はずっと樹林帯のルートが続き、なかなか視界も開けません。歩き始めてから3時間経った所で疲れもあって朝食休憩。3時間で稜線には出る予定でしたがまだ森の中。しかしそこから出発する事10分程でやっと稜線上に出て見事な視界が開けました。ここからは岩稜ゴツゴツの稜線を歩きます。雲は出ているものの稜線上は晴れやか。しかし遠くに見えるピークはまだまだ先で気は緩められません。

瑞牆山も見えました。標高2230mの瑞牆山はもう見下ろす位置です。

岩登りのメッカ小川山等、この辺ならではの山岳風景。見えて良かった〜。

ここからまだ30分以上の登り。

やっと目前に迫った金峰山のシンボル五丈岩。ピークは更にその奥です。

IMG_8649

登ってみないと解らない五丈岩の反対側。思ってたよりも大きくて圧巻でした。
もう5分も歩けば山頂に到達です。

結局たっぷり4時間かかって山頂2599mに到達。下山も思ったより時間がかかって(子供の岩場下りはそれなりに時間がかかります)休憩時間入れて計8時間越え。標高差も距離もそれなりにあったので駐車場に戻る頃にはグッタリでした。何より雨に降られなかったのが幸い。今年もいい誕生日登山が出来ました。

山頂では家族でハッピーバースデー。風でロウソクに火は灯らず(笑)

さあ来年は甲斐駒です!

夏休み、有り難うございました。

あっという間の子供たちの夏休みも終わり。小淵沢の小学校は2学期が始まりました。

仕事柄、毎年どこにも連れて行けない夏休みですが、今年は更に近場にも遊びに行けず。それでもお客さんの子供たちとも近所の子供たちとも毎日遊びに大忙し。さて今年はどんな夏休みだったんでしょう。

最後の夜は近所の仲間たちと夏休み最後の花火。

前回の木工作はこんな感じに仕上がりました。ドアノッカーを作ってたのに、次男の作品はただの動くおもちゃになっていったのでした。

さて、我が家では夏休みが終わると遊びの計画に取りかかります!