八ヶ岳(天狗岳・硫黄岳)

今年の息子の誕生日登山、目指すは八ヶ岳を2分する夏沢峠を挟んだ天狗岳に硫黄岳。
先週は台風が近づき断念したので、一週間遅れで行って来ました。
今年のテーマは山小屋泊だったのですが、まだどこにしようか迷っていた春頃にLampsLodgeに泊まりに来てくれたオーレン小屋のスタッフの方がいて、流れに任せてそこに決定。そこからルートを考えました。

登山口は蓼科の三井の森別荘地を奥に、奥に。唐沢鉱泉との分岐を更に奥に進んだ桜平というところから始まります。日曜日の仕事を済ませて午後出発。いきなり始まる急坂を息を切らせてまずは硫黄臭漂う夏沢鉱泉へ。この辺りずっと奇麗な沢沿いを進み、またあちこちから沢が合流します。その流れがまた奇麗で、きつい上りを癒してくれました。
ひとまずオーレン小屋に着きましたが、怪しい雲や時間もあって、そのままスルーして夏沢峠へ。
目指す硫黄岳も霧の中に見え隠れ。夏沢峠も過ぎて硫黄岳山頂に向かう稜線に出ましたが、やはり午後。下からズンズン霧が上がって来ます。

最初のケルンが近づいた頃には辺りも真っ白に。
目当ての火口も見えません。もう少し火口をぐるっと廻る予定でしたが、気温も一気に下がって来たので、今日はここまで。
オーレン小屋に引き返しました。

オーレン小屋は夏沢峠の少し下。水力発電で電気も豊富で、お風呂も、水洗トイレもある快適な山小屋です。おまけに個室。ここまで何不自由無い山小屋は自分も初めてです。また、水も最高に旨い!ウィスキーを忘れたのが今回最大の失敗です。テントサイトにはどこかの大学生サークルが団体でテントを張っていて、思いのほか賑やかな山の中。ゆっくりお風呂に浸かり、ビールも飲んで、つかの間の休日を満喫しました。
夜はもう流石に寒い。数日前には気温も1度になって氷も張ったそう。一度薪ストーブの前に座ったら離れられなくなりました。ストーブを囲んで皆と話した後は子供と一緒に寝てしまいました。

翌朝は快晴。5時起きで朝食を頂いて、6時には天狗岳を目指して出発しました。
ウォーミングアップには最適のほどほどの登り。箕冠山の森を抜けるといきなり視界が広がりました。

まずは目の前の根石岳に上り、その向こうの天狗岳を目指します。
久しぶりの朝早い稜線は本当に気持ちが良かった最高の天気でした。

朝8時には天狗岳山頂に。

午後にはまた仕事なので、快晴の硫黄岳も目の前に見ながら下り始めました。
下山中にボッカで荷物を背負って上がってくるLampsLodgeに春来てくれた山小屋のスタッフにもまた会う事が出来ました。
快適な山行をありがとう。また今年も最高の天気で登ることが出来ました。

帰り道、八ヶ岳硫黄岳付近にはもう雲がかかっていました。泊まりで行けて良かった〜。
次は負けず嫌いの下の息子にまた山登りをせがまれると思います。山は沢山あるので行くところには困りませんが・・・。

今度は下のと山の上

「なんでおにいちゃんだけ?ボクも山いく〜」とさんざん愚図られて「まぁ天気もいいし行ってみるか?」と言ってみたら満面の笑み。中一日の筋肉痛も出てきた頃だったのでお気軽な入笠山に行ってきました。
歩き出して1分で「足が痛い。疲れたね〜」なんて言い出す始末でしたが、
「自分で言い出したんだから最後まで1人で頑張れ」などと言い続けながらではありますが、
結局すんなりと登りきりました。

御陰さまでいい景色を見る事が出来ました。この山のてっぺんもいつも気持ちいイイです。

瑞牆山(ミズガキヤマ)

今年の長男との誕生日登山は、北杜市では東端、奥秩父山系の花崗岩巨岩がそびえ立つ瑞牆山に決定。しかしまた8月末よりのぐずついた天気に延期に延期。大きな岩場に鎖場(ロープですが)もあるので慎重にならざるを得ず。

そして今日、もうこの日しか無い!という程のいい天気に迷わず決行。
雲ひとつない秋晴れの空の下、北杜市西端小淵沢から東端増富へ。
紅葉にはまだまだですが、多少色付いたヤマボウシ、昨日の冷えからかキノコもいろいろ顔を出してい出迎えてくれました。

瑞牆山は標高2230m、瑞牆山荘に車を置いて、往復5〜6時間の行程です。

昨年の編笠山よりは標高を落としましたが、今回は大きな岩の登りと下りという割と急な登攀の、身体のバランス感覚やロープの感じをお勉強。3年目ともなると登りに関しては慣れたもの。休憩も天鳥川でおいしい水を汲む為に休んだ一度ぐらいで、予定してた3時間を大幅に上回る2時間15分ほどで頂上に着いてしまいました。

真っ青な空、そこには360°大パノラマが広がった自然の楽園。金峰山、富士山、北岳、甲斐駒、八ヶ岳、普段目にする名峰に囲まれ、更に北アルプス、中央アルプス、浅間山までが浮かび上がる見事な頂上絶景。風もほとんどなく、最高の秋晴れの山日和。今日来て良かった〜。

下りはやはりどうしても苦戦しますが、まあこれは身体の成長を待つしかありません。
5歳から始めた誕生日登山。今年も無事、終了できました。いい山でした。

瑞牆山は紅葉も見事で、その時期にはまた登山客で賑わいます。
帰りには名湯増富温泉、お土産にはキノコと、北杜市ならではの秋の楽しみが広がりますね。みなさんもぜひ。

誕生日登山

息子との6歳の誕生日山登り。昨年から始めた誕生日登山です。
8月末の天気が良くなかったので、少し遅れた9月4日、前回の入笠山からかなりグレードアップして八ヶ岳最南端の編笠山に2人で行って来ました。
傾斜もきついし大きな岩も多くかなりの苦戦を覚悟しましたが、登りは以外とスムーズに。3時間かけて予定通りに頂上に到着できました。
ご褒美は小淵沢も一望の景色。権現岳、赤岳、阿弥陀岳も奇麗に見ることが出来ました。

苦戦したのが下り。子供の歩幅を大きく上回る段差や岩を降りるのに手間取り、4時間以上かかってやっと観音平に。

登り始めてから帰ってくるまで8時間。それでも楽しかったようで安心しました。
よく歩いたものです。来年は泊まりかな?

保存保存

八ヶ岳の大海原へ

まだまだ新緑の香りする木々に中を抜けると突然目映いばかりの白い砂地が視界いっぱいに広がり、驚嘆の声をあげずにはいられませんでした。

3月に当時まだ小淵沢に在住だったアルピニスト松原尚之さんに妻がインタビューした際に、「八ヶ岳周辺の大好きな山ベスト3」の中にただひとつ入ってた1000m峰日向山(ひなたやま)。その日からあっさり我が家での家族登山最初は日向山に、と決まっていたのでした。
日向山は市内白州町。小淵沢から見ると甲斐駒ケ岳の丁度手前に位置する標高1660mのハイキングコース。登山口「矢立岩」まで車で向かい、そこから標高差600m、頂上までおおよそ1時間30分の登山道です。ちょっと3歳の息子の山デビューにはキツイかな?とも思いましたが、よく踏み固められた登山道と上の息子が結構登りを楽しんでいたことに期待し、まあ最悪ずっとおぶって登る事も覚悟しながら快晴の中、4人でお弁当を持って山に向かいました。

登山口からはいきなり子供には大変そうな急勾配。しかしはしゃいだ子供達は急ピッチ。ハイキングコースと書かれていますが、これは立派な登山道。多少ハラハラしながら子供達のペースに巻き込まれるもその後はゆっくりとジグザグに登って行く感じになったので一安心。蝉(!)が鳴きしきる緑の林の中を気持良く歩いて行くことが出来ました。
1時間30分を少し過ぎ、明るくなった辺りで東陵に着き、ちょっとの下り、また登ってまだ林の中の山頂に到着。そこから少し先に雁ガ原はありました。

雁ガ原は花崗岩がそこだけ剥き出しになった砂礫地帯。小淵沢からも良く見える白い所。風化した花崗岩と、辺り一面の花崗岩砂はそこだけが異様な輝きで目を奪います。丁度日も出ていたので、林を抜けいきなり広がる展望と輝きに唖然。何か信じられないような景色に出くわした気分になります。目の前の雨乞岳や大岩山、そこから連なる南アルプス、右手には小淵沢の町が全て見下ろすことが出来、八ヶ岳も全てを手に取るように眺めることが出来ました。しかし眺めよりも何よりも、その白砂青松ぶりは山に登ったというより、海に出た!という感じ。いきなりの眩しさに目を細める感じとワッという感動は石垣島あたりで木々を抜けてビーチに出た感覚まさにそれ。新緑の山の緑と真っ青な空は頭の中で混じり合いエメラルドグリーンの海となり、その昔フォッサマグナのこの場所はやっぱり海だったんじゃないかと確信してしまう程の大海原。何とも不思議な感覚でした。

ま、子供は早速砂遊び。でも急斜面ですから皆さん本当気をつけて下さい。
下りは遊びながら子供達も疲れた顔せず歩ききりました。3歳の息子も5歳の息子も良く頑張りました。お薦めです。ヒナタヤマ。

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入笠山再訪

以前よりの約束、子供の5歳の誕生日を記念し2人で入笠山に登って来ました。今回は富士見パノラマリゾートのゴンドラを利用し、山頂駅から山頂までおよそ片道1時間30分の歩行です。
上りよりも平坦な道の方が飽きちゃうようで入笠湿原辺りではダラダラしてましたが、道が登りにさしかかると興味も深々。岩場が続く場所ではまるで大きなジャングルジムを楽しむようにスイスイと。色々な心配は無用だったようであっさり頂上まで到着。待ちこがれていたおにぎりをパクパクでした。
下りはちょっと足に来たようでちょっと疲れた様子。足湯でゆっくりしてから帰りました。
5歳の彼の感想は「今度はもうちょっとやさしい山登ろうね」でした。いやいや次は八ヶ岳だよ。

八ヶ岳・編笠山

来週来るお客さんに「編笠山はどう?」と聞かれ、「ちょっと見てきます!」のノリで行ってきました編笠山。
先日迄の豪雨も治まり晴れ間の覗いた7月最後の水曜日。
午前10時45分、カロリーメイトと水だけ詰めて標高1560mの観音平から勢い良く歩き出しましたが最初の30分で思ったよりきつい登りにゼイゼイ。と丁度いい所で「雲海」という休憩地。ここからは少しなだらかな道となりつかの間の休息。やがてまたどこまでも続く上り道に。根がむき出しになった松の上は多少滑りやすいけど登りやすい。木漏れ日とコケの付いた日本庭園風の景色はどうしてなかなか飽きない景色の変化を見せてくれました。
松がやがてハイマツに代わりいきなり視界が開けてくるともう頂上はすぐそこ。最後の岩場を上がり1時ちょっと前に頂上2524mに着。軽い山行のつもりで来ちゃいましたが一応標高差1000mあった訳で、最初の飛ばしすぎたペースに日頃の運動不足もたたり足もパンパン。だめだ〜とダラっとしてたら目の前には幼稚園児の団体に先生達が楽しそうにお弁当広げてて更に気が抜けちゃいました。
聞けば今日は山小屋に泊まって明日権現岳(ここよりもっと高いトコ)に登って西岳から降りると言うじゃありませんか。恐るべしこの辺の子供達です。
頂上からは小淵沢は勿論周辺南麓地域を一望。南アルプスには雲がかかり頂上までは見えませんでしたが富士山や周辺山々を眺めながら久しぶりの頂上の気持よさに浸りました。涼しい〜〜!
30分程休んだ後下山。青年小屋廻りで一気に下りました。
午後3時、観音平に到着。歩いてたのが4時間弱。ちょっと急ぎすぎたかな。
後日、青年小屋内に飲み屋があると言う情報。写真を見ると確かに赤提灯が、、、。
近々今度は飲みに行ってきます!!

入笠山へ

雨上がりの午前中、雲の切れ間を入笠山まで行ってきました。
入笠山は富士見パノラマスキー場のある山で、山頂近く迄ゴンドラで一気に行くことが出来ます。また春〜秋はこのゲレンデが日本屈指のMTBダウンヒルコースとなっていて、週末はレースやイベントに忙しい季節です。
が、今回は自転車では無く車でチョイと行ってきました。
車でも一気に山頂近く迄上がることが出来ます。駐車場から山頂(1955m)迄は30分弱。まだヤマツツジの咲く山道を息を切らして登ればその山頂は素晴らしい眺め。南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、北アルプス、諏訪湖、蓼科、富士見、小淵沢などが一望出来ました。雲があって山の上の方迄は見えない所もありましたが、それでも久しぶりの山岳風景に満足。
付近は牛の放牧や、入笠湿原もあって見所には飽きません。美しく気持ちのいい山の高原風景が続いていました。
群生とまでは言えませんが菖蒲も随所に咲き、スズランも今か今かと開花を待っているよう。
帰りにはやんちゃな牛が進路妨害(こっちが妨害ですが、、)。景色に目を奪われてると大変。気をつけてドライブです。
手ぶらでブラリと行ってしまいましたが、やはりこの景色、お弁当は必需品であります。